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Posted by ブクログ
【スクリーンの裏側へ】映画評論家として活躍する町山智浩が、『ラ・ラ・ランド』や『インターステラー』など、近年話題となった作品に焦点を当て、隠されたメッセージの読み解きに迫った一冊。映画作品に絡めた時事知識の紹介も豊富に盛り込まれています。
紹介される映画について詳しくなれることはもちろん、町山氏の紹介を通して映画の一つの見方を学ぶことができるのも本書の魅力。映画は娯楽と知的探求が同時に楽しめるメディアなんだと再確認させられました。
〜「本当に深い感情は時空も現実も物理法則も超える」ミュージカルで人が突然踊り出すのはそれなんだと彼は言う。「気持ちが心にあふれた時、天国から九十人編成のオーケストラが降りてきて演奏してくれるんだ。それはバカバカしいかもしれないけど、真実なんだ。少なくとも僕にとって」〜
映画熱にさらに火が付く☆5つ
Posted by ブクログ
町山さんが、最新の映画を語る。
惹きこまれるエッセイ、もしくは短編小説を読んでいるような気分になる。
私は紹介されている映画1本も観ていなかったが、読んでいて非常にワクワクした。
それは町山さんの豊富な知識をベースに映画を多面的にとらえ、そして本質をはずさない語り口。
スコセッシの沈黙。
原作が語りたかったカトリックと弱さの関係が見事に二重写しになる。
ワンダーウーマン。
ただのアクションものかと思っていた。思い込み、偏見は禁止ですね。女性監督の深い思いの詰まった、画期的傑作。
どんな映画も映画製作側の思いが多くちりばめられている。それを感じ取れるか否かで、映画の楽しみも何倍にもなるのだなーと。町山さんがうらやましくなった。
Posted by ブクログ
鑑賞後に該当作品を拾って読んだり、作品ガイドとして上映や配信を追いかけたりした。ラジオやネットでの解説とかぶる部分は当然あれど、データや裏話の博覧強記は映画の印象を覆すも促すも、深くしてくれる貴重な本。
もちろん意見として譲れない章もあって、ワンダーウーマンなどは主義主張よりも歴史的な正義の欠落がどうしても納得できなかったりしたものだが、本書ではその監督の主張を手放しで称賛していたりする。ただ鑑賞後に居酒屋で戦わせる議論のような読書感であるため、だから楽しいのだ。
是非年刊でいいのでレギュラー化してほしい。町山師匠の解説する作品はとにもかくにも面白いから。蓮賀なんちゃらとはそこが圧倒的に違う。
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