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「映画は、何も知らずに観ても面白い。でも、知ってから観ると100倍面白い。観てから知っても100倍面白い!」(町山智浩)お待たせしました! 大好評『「最前線の映画」を読む』第2弾がいよいよリリースです。 今回も、町山智浩氏ならではの「深掘り映画レビュー」が炸裂! 【本書で採り上げられている映画たち】『シェイプ・オブ・ウォーター』──「アザーズ」たちへの捧げ物/『スリー・ビルボード』──善人はなかなかいない/『パターソン』──芸術とは誰のためのものなのか?/『ファントム・スレッド』──「僕の映画はどれも自分自身の個人的な話だよ」/『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』──「これはメタファーなんだ」/『君の名前で僕を呼んで』──なぜ監督は、蠅が飛び回るシーンを撮ったのか/『ラブレス』──ズビャギンツェフの愛なきロシア/『アンダー・ザ・シルバーレイク』──ハリウッドへの扉を開く「鍵」とは/『ROMA/ローマ』──大いなる「贖罪」の物語/『マザー!』──アロノフスキーが映画を撮り続ける「動機」/『魂のゆくえ』──「絶望はうぬぼれだ」/『ツイン・ピークス シーズン3 The Return』──遅さ、夢、ノイズ、夜道、電気、機械、絶叫
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Posted by ブクログ
『Twin Peaks』と『聖なる鹿殺し』のみ未視聴でしたが、楽しく読めました。いわゆるネタバレ的な内容に踏み込んだ形で書かれていることが大半ですが、映画の全てがオチや結末で語られるものでもないと思いますし、そこに隠された意図や意味を紐解く役割も持つ本書。
現代はネットの記事も優れたものが多く、メイキングの映像やインタビューも国内向けにシェアされるものも少なくありません。なので、知っている情報もあれば、本書を通して初めて知ったこともあります。特に『Loveless』を観た時のあの救いようのなさ、不毛さ、虚無感の底に隠された意味を知り、観かえしたくもなりました。作り手のこだわり、細部に宿る神を盗み見るような気分。
『Roma』のNetflix のメイキング。配置するエキストラの話で『男女が何人ずつだけでなく どの社会階級から何人かもです 階級の中でも各民族から何人かもです 先住民もいれば混血もいます 白人のメキシコ人もです』と話しているシーンがありました。
語られることのないところにも意味があるように、ストーリーのなかには歴史があり、数々の引用がしのばされ、作り手の想いやある種の執着があり、うまく言葉には出来ないけれど惹きつけられる作品になるのだと思いました。
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