町山智浩のレビュー一覧

  • アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない
    アメリカの実態を映画を交えながら語っている本。
    2008年の本だが、正直ブッシュ政権がなんだったのか?とかアメリカ人にとってキリスト教とは?など
    深く考えたこともなかったけれども、町山さんの時にトゲのある言葉は、かなり刺激的で小気味良く、新たな視点を与えてくれる。
    片方からの主張もあるとは思うので、...続きを読む
  • ベスト・オブ・映画欠席裁判
    ボスの机の上から拝借した本。なるほどと思ったり、笑わせられたりもしたが、自分の観知って、分析もした作品数本については「うわ、この人たち浅っ」と思って途端に小物くさく感じたのも本当。スタイルの違いが大きいのだろうけど。
     
    そういうことがあったためか、単純に<寄せ集めした本>の宿命か、途中で飽きてきて...続きを読む
  • ベスト・オブ・映画欠席裁判
    悪口も博覧強記に支えられれば立派な芸になる。町山、柳下両氏で評価ポイントが分かれて、一本の映画が多面的に見えるのが面白い。
  • 結婚失格
    自身の離婚体験を綴った書評小説。男は物悲しくて女々しいもんだ。
    うん。女々しい。しかしそれが正しい。
  • アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない
    大変面白く読みました。
    日本版マイケル・ムーア的な感じでしょうか?
    いやー、未公開映画を観るTVで言ってることをそのまま本にした感じ?いや逆か。

    本当にアメリカに住んでなくて良かった・・・と思わされる。
    それでもアメリカの犬こと日本人としてはちょっとヒヤヒヤしちゃうよね。
    将来TPPで似たような状...続きを読む
  • ベスト・オブ・映画欠席裁判
    膨大な映画の知識のある2人が、その知識をフル回転させた結果、すべて下ネタに話題が決着しているという映画評論でした。
    あれ?読み返すと、ほぼ下ネタで映画の事あまり話してない気が…映画の内容の話:役者のスキャンダル=3:7。この本から学べた事は、「2人の対話形式という方法を取ると、『1人が落として1人が...続きを読む
  • アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない
     タイトルからして衝撃的な、しかしそれはれっきとした事実であるという前書きから始まるアメリカ在住の筆者によるコラム集。

     いつもいつもの事ながら、筆者の視点が素晴らしい。市井の人間としてのアメリカ観、貴重。
  • ベスト・オブ・映画欠席裁判
    町山智浩と柳下穀一郎の映画駄話本。文庫本なので挙げられている映画が古い。そして、タイムリーなら面白かっただろうけれど、今にしてみればなんだかな~と思える駄作映画の数々に脱力してしまった。でも『ファイト・クラブ』とか今にも通じる傑作は読み応えあるかな。『映画芸術』と『キネ旬』のランキング比較は面白かっ...続きを読む
  • アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない
     福音派、というものを初めて知りました。どんな所にも至上主義が存在するのですね。こわい、こわい。
     こんな問題山積なのに、どっこい国としての成り立ちを失わないアメリカという国は、逆にすごいと思います。
  • アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない
    この人のエッセイはおもしろくて好き
    誰にも媚びてない

    やっぱりパイで襲撃しちゃう人は違うぜ!

    映画好きな方には、ガース柳下(柳下毅一郎)との共著
    『映画欠席裁判』
    もオススメいたします
  • オバマ・ショック
    やっぱり本は読まなきゃダメですね、
    テレビだけではないことがいっぱい。

    どっちが正しいってことではなく、
    その判断は自分の知恵で
    まず土台の知識を増やす本です。

    アメリカへの理解が広がります、
    深まりはまだしないかな。
  • 結婚失格
    突然別れを切り出される方って、とかく「自分は何も変わってないのに・・・」とか「自分は悪くないのに・・・」って思いがちだよね。
    それをしつこく相手に詰め寄ると、うっとうしがられる・・・。
    そういうことを久しぶりに思い出させてくれた本でした。

    枡野さんの現在を知りたいなぁ。
  • 結婚失格
    自伝的小説、短歌、エッセイ。
    不思議な形態の本。
    漫画家の妻との離婚が男性の目線で生々しく書かれている。

    あとがきが説明口調でちょっと冗長的かなと感じたが町山智浩の解説が的確で面白い。
  • 結婚失格
    あとがきこそ本編の、リアル離婚調停自伝小説。

    もともと南Q太が好きで、元旦那の視点を読んでみたくなり
    手に取ったのだが、本書は思った以上に主観だらけで根っこの部分がよくわからなかった
    他人がわかる必要がないのか?とも思うが読む限りはもう少し、わかりたかった。

    著者の枡野さんは、よくもわる...続きを読む
  • 結婚失格
    南Q太さんの元夫である枡野さんの本を読んだのは書評の中に銀色夏生さんの元夫であるイカちんが登場するからです。2人の離婚に至る経緯が似ていて面白い。妻もタイプ的に似ているのだろうな。
  • 結婚失格
    枡野さんの描く小説が好きで、
    短歌は、買って読もうと思う自分ではないので読まないだけで、
    何かの拍子に目にするものはおもしろいな、と思っていて、
    そういうわけで枡野さんの本を漁っていたときにこの本の存在を知った。
    うわ、そんなこと書いちゃうんだーと、読んでみたくなったのは、興味本位というか、噂好きの...続きを読む
  • 結婚失格
    うーん。この人、生きづらいだろうなあ。痛々しい。
    せめて仕事がうまくいってほしい、と切に思いました。
    でも、小説としてはどうでしょう。そっちに行くのでしょうか。

    コントはものすごくすばらしいのに、芝居を書いたらもう全然魅力的じゃなかった人のことを思い出して、あの残念さがよみがえった。
    その人の芝居...続きを読む
  • アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない
    物事の表面しか見ない人間を論破するのは容易いが、裏まで見極めたうえで、その状況を利用する連中はやっかいであると思いました。
    右に偏りすぎの人々や、政治と宗教を一緒にする恐ろしさが分かります。
  • オバマ・ショック
    越智さんという大学の名誉教授の方と町山さんというアメリカ在住の映画評論家の方のオバマ談義。お二人ともアメリカにとても詳しく
    ブッシュの駄目さだとかオバマの魅力の源だとかが熱く語られていておもしろかったです。
  • オバマ・ショック
    オバマ大統領というより、アメリカという国の背景・性質について語らえてる大学の教授とコラムニストの対談。
    アメリカ人の人種ごとの国民性や歴代の大統領・政権を出自・世代という面で分析している。
    オバマが当選した一因として、彼が奴隷制を経験した先祖を持たないから、白人も安心して投票できたことにあるという考...続きを読む