町山智浩のレビュー一覧

  • トランピストはマスクをしない コロナとデモでカオスのアメリカ現地報告
    すごい。今回はすごい。毎回楽しみにしているシリーズだけど今回は本当にすごい。一つ一つのエピソードが映画化可能なぐらい内容が濃い上に、断片化しているように見えて全てがつながっている。しかもどのエピソードも何一つ終わっていない。コロナ禍、BLM、大統領選・・・・。
    今まで遠い国の出来事として、それでも興...続きを読む
  • 映画には「動機」がある 「最前線の映画」を読む Vol.2(インターナショナル新書)
    特に「アンダーザシルバーレイク」と「ララランド」の対比、「パターソン」とパターソニズム、「マザー!」と母なる大地とアダムとイブの評論は見事。
  • 映画には「動機」がある 「最前線の映画」を読む Vol.2(インターナショナル新書)
    いやはやいつも以上に細かい。データが積もり積もって吹き出すタイミングがなかったんだろうな。ラジオや雑誌の連載などで出されていた情報が一つにまとまっているのは非常にありがたい。
    解説の途中でこれは必然性なのだろうけど、細かな解釈は原作に脚色に飛び、寄り道をしがち。誰のどんな感情を解説してるのかを確認し...続きを読む
  • 町山智浩・春日太一の日本映画講義 戦争・パニック映画編
    前巻は時代劇映画について語った本で、今回は戦争アクションとパニック映画について語った本。内容は言うこと無いくらい面白い=その映画を見たくなる仕上がりだが、少し思うこともある。

    時代の流れとともに「戦争」がアンタッチャブルなものとなり、「エンタテインメント」とのハイブリッドが困難なものになってしまっ...続きを読む
  • 町山智浩・春日太一の日本映画講義 時代劇編
    世代的な問題もあるんだろうけど、話題が多くなる引っかかりのある映画となったときに、古き良き東映時代劇はお呼びではないのね。
    で、東映から選ばれるのは、工藤栄一ではなく内田吐夢だと。
    で、その内田吐夢の「宮本武蔵」の章で最後に語られるのが息子の内田一作さんの仮面ライダー第1クールの話。

    春日 画面暗...続きを読む
  • 町山智浩・春日太一の日本映画講義 戦争・パニック映画編
    実際には、「日本沈没」の章だけ読んだところ。

    爆発の昭ちゃんへのリスペクトが嬉しい(笑)

    黒澤組+円谷組って、そういえばそうか、と今更ながら納得。
  • さらば白人国家アメリカ
    トランプ大統領が選ばれるまでの背景が、この1冊で恐らく理解できると思います。
    雑誌等へのコラムを中心に時系列にまとめたものなので、1回あたりのテーマがコンパクトでとても読みやすいです。
    著者はアメリカ在住の映画評論家です。他にも同様の書籍を出していますが、本当に氏の著書だけでアメリカ現代史を理解する...続きを読む
  • 「最前線の映画」を読む(インターナショナル新書)
    【スクリーンの裏側へ】映画評論家として活躍する町山智浩が、『ラ・ラ・ランド』や『インターステラー』など、近年話題となった作品に焦点を当て、隠されたメッセージの読み解きに迫った一冊。映画作品に絡めた時事知識の紹介も豊富に盛り込まれています。

    紹介される映画について詳しくなれることはもちろん、町山氏の...続きを読む
  • 教科書に載ってないUSA語録
    週刊文春でのコラムをまとめたUSA語録第1弾。2010年から2012年ぐらいのまとめです。

    2019年2月の今読むと懐かしくなるような事柄ばかりであり、もう10年近く前のことがよくわかります(おそすぎる!)

    町山智浩さんのコラムはアメリカの政治あり、事件あり、エンターテイメントありと様々なジャン...続きを読む
  • 「最前線の映画」を読む(インターナショナル新書)
    ブレードランナー2049やララランドなどを映画の背後にある文化や影響を与えた文学作品から読み解くエッセイ。かなり面白い。
  • 「最前線の映画」を読む(インターナショナル新書)
    "映画を深読みすると・・・・という本。
    例えば、猿の惑星は人種開放の物語と重ねてみると・・・のように、映画で語られる物語は、何かのたとえとしてとらえると映画の見方も変わってくる。

    ワンダーウーマンは、女性の独立について語られていて、セリフから構成含めてとても良くねられた作品ということに気が付く。
    ...続きを読む
  • 映画と本の意外な関係!(インターナショナル新書)
    "映画に登場する本棚の本であったり、原作本と映画の違いや、映画の中で語られる詩であったり、映画の冒頭に本の一節が語られることもある。
    そんな映画と書物の関係を探ってくれているのが本書。
    007のボンドガールの名前解説が印象に残る。
    古典的名作や聖書をよく知っているだけで、映画を見る時に、また違った視...続きを読む
  • 「最前線の映画」を読む(インターナショナル新書)
    町山さんが、最新の映画を語る。
    惹きこまれるエッセイ、もしくは短編小説を読んでいるような気分になる。

    私は紹介されている映画1本も観ていなかったが、読んでいて非常にワクワクした。

    それは町山さんの豊富な知識をベースに映画を多面的にとらえ、そして本質をはずさない語り口。

    スコセッシの沈黙。
    原作...続きを読む
  • ベスト・オブ・映画欠席裁判
    町山智浩さんと柳下毅一郎さんとの対談で映画作品を語ったもの。過去の出版されたものを再編集したものとのこと。映画への愛と、少年の心、そして両氏の視点、切り口のおもしろさにあふれている。
  • アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない
    私の愛読雑誌映画秘宝でもコラムを寄せている町山智浩さんの本。丸善本店に行ったときにレジに行く寸前に目に入って購入。アメリカの今を感じることができた。彼の本で、とてもすっきりしたことがある。アメリカの共和党と民主党の立ち位置。共和党=自由主義、民主党=平等。アメリカの大統領は、オバマさんに決まった。世...続きを読む
  • 激震! セクハラ帝国アメリカ 言霊USA2018
    激震!セクハラ帝国アメリカ。町山智浩先生の著書。現在アメリカが抱える社会問題を面白おかしくわかりやすくまとめた良書です。アメリカは、女性蔑視発言が多くて男女平等主義とは程遠い人間がトップにいるのだもの、セクハラ帝国になってしまうのも無理はないです。ヒラリーさんが大統領になっていたら、アメリカはどんな...続きを読む
  • 「最前線の映画」を読む(インターナショナル新書)
    見てない映画の批評を読むとたいてい面白くないのですが、町山さんのは毎度面白い。それをどどどっとまとめた新書。これ、お勧めです。
    映画評というのではなく、そういう映画がなぜ作られたのかという文化や社会について語られているのがいいのでしょう。映像の文法の話もちらっと出ますが、そこに眼目がないところがいい...続きを読む
  • さらば白人国家アメリカ
    クーリエ・ジャポン掲載時から好きだったコラムを一気読みできてなんたる充実感!(発売されてたの知らなくて読むの遅くなってしまった~)
    町山氏は漠然としたお国や政党批判じゃなくて政治家の個人名を挙げた上でその発言や来歴を紹介して説明してくれるので、なんというか掴みやすいんだなぁ。
    トランプが大統領になる...続きを読む
  • 映画と本の意外な関係!(インターナショナル新書)
    みたい映画と読みたい本が増えた。色々つながっていくのが面白くて、さくさく読めた。『インターステラー』はみたのにボルヘス気がつかなかったし。やっぱり映画は面白い。
  • 映画と本の意外な関係!(インターナショナル新書)
    町山智浩さんは、観たくなる批評する。
    「観せる批評」と表現すれば、すごく気が利いていてスマートだろうか。
    何をかというと映画を、である。
    これまでの著作もそうであった。初めて読んだ「映画の見方がわかる本」から一貫している。

    この本において紹介されている、作品群についても同様であり、映画好きだと自負...続きを読む