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Posted by ブクログ 2019年02月14日
週刊文春でのコラムをまとめたUSA語録第1弾。2010年から2012年ぐらいのまとめです。
2019年2月の今読むと懐かしくなるような事柄ばかりであり、もう10年近く前のことがよくわかります(おそすぎる!)
町山智浩さんのコラムはアメリカの政治あり、事件あり、エンターテイメントありと様々なジャン...続きを読むルについての話題なのでアキずに、そしてためになることが書かれている印象です。
あと、フランクな文体が非常にとっつきやすく、政治など一見複雑な話題に関してもすぐに頭に入ってくる感覚。
昔のコラム集を読み返すのも良いですが、現在進行系で読んでいきたい著作です。英語の勉強にもどうぞ(役立つかは別の話ですが!)
Posted by ブクログ 2013年05月02日
購読している雑誌(イングリッシュジャーナル)にとても秀逸な記事を書かれているのですが、まー面白かった。アメリカもやっぱりどうしてももう少し理解したい国。特にアメリカの今について掴みにくいところを押さえてくださいます。
現地暮らしの強みを生かし、また実に分かりやすい論調と秀逸な切り込み方でいろいろと...続きを読むご報告・ご解説いただけて垂涎物です。英単語も増えるよ!
Posted by ブクログ 2013年03月24日
アメリカ在住の町山智浩さんが書いたコラム本。アメリカで流行っている新語や流行語をタイトルにコラムを書いている。
町山さんのコラムは面白いと思うものから考えさせられるものもあり、ご自身もアメリカではマイノリティなのでアメリカの現状を皮肉る事が出来る立場で痛快に書いている。
今回、一番面白かった...続きを読むコラムはサラ・ペイリン関連のもの。日本ではまだ共和党保守派で副大統領候補としての印象しかないが、このコラムを読むと、すでにネタ扱いされているようなバカ元政治家であるようだ。
一番考えさせられたコラムがRicher sexというタイトル。アメリカでは女性差別が根強く残っているというのは町山さんの著書で何度も紹介されている。
しかし、教育機会が均等であり、雇用側にも性差別がないよう徹底されている事から学位とスキルさえあれば、日本ではまだまだ考えられない主夫業というものがアメリカでは少なくないと言うこと。
その結果、男性が働き女性が家を守るという日本の従来の道徳観ではまだ社会的にも受け入れられないような現象がアメリカには確かにあると。
町山さんも渡米後すぐはその状態だった。しかし、自分自身のアイデンティティはこれでいいのかと夫婦ケンカになるほど切迫した思いがあったようで、そこから今の映画評論家の職につくきっかけになったようだ。
今の自分自身も似たような状態であり、まさに感銘を受けた。非常に質の高い本であった。
Posted by ブクログ 2013年01月19日
週刊文春の連載を一冊にまとめた書籍。いや、おもしろかった。LIkeとかlolとかSike!とかSextingとかLurzとか‥。言葉として走っていたけれど、アメリカでの使われ方を具体的に紹介してあって最高。そういう背景があるのね、と。挿入されているイラストもトピックを楽しませてくれる。
アメリカでは...続きを読むよくある(いまも?)ペーパーバックの日本版的な装丁です。
Posted by ブクログ 2012年11月20日
短いコラムだが的がぶれずにすっきりして楽しめる文章。で、密度もかなり濃いのがうれしい。マニアックさも程よく混ざり、まさにうんちくを得たい中年おやじの自分にぴったしの本。400pで1000円という安さもうれしいが、意外にこのごわごわ紙がめくりやすい。難点は書店購入時にカバーをつけてもらうときに、サイズ...続きを読むが合うものがないのか、派手にはみ出てしまう特殊版だということだろうか(そうでもないサイズにも思えるが)。
Posted by ブクログ 2012年11月17日
アメリカは『民主党のクリントンが赤字を解消し、共和党のブッシュが戦争しまくって借金をふくれあがらせ、民主党のオバマが借金を減らすために富裕層の増税などを打ち出すが、共和党の議員が「富裕層の増税なんてゆるさん!福祉を切れ!」と反対しまくって法案を通さない』という国であることがよく分かった。借金を半減で...続きを読むきなかったのは、ロムニーのお仲間のせいじゃん!
内田樹さんの「街場のアメリカ論」の解説を書いていらっしゃる町山さんが、日本の報道では垣間見えないアメリカの今を語る。内田さんの語る“アメリカ的なもの”が実態として動き出すとこういうひずみを生んでいくんだなーということが、この2冊を続けて読むとよく分かる気がする。
Posted by ブクログ 2014年06月18日
時代の俗語を通してアメリカの政治時事問題やゴシップまで色々を読み解くといった感じ。
sagging= たるませる= 日本で言うところの腰パン あれはアメリカの囚人が自殺しないようにベルトを与えられずズボンが下がってる様子をチンピラがそのままやってるファッションらしい。これを伝えたら日本の若者...続きを読むもあの履き方止めるんじゃないだろうか。
俗語なので覚えてもあまり英会話に使えないどころか、口にしちゃいけない語も入ってると筆者は言っています。
が、やっぱり町山さんの文面白いし読みやすい。
数年前の本なので少々情報が古い感じなので今年出た最新版が読みたいな!
Posted by ブクログ 2014年06月04日
ボリュームたっぷり。TMIってまさにイマドキ。
ウディ・アレンとミア・ファローの息子の件、ちょっと前に最新情報をラジオで話されてたような…新刊に載ってるかな。
自分の米国情報は町山さんほぼ発信のもの。それでええのんか…とにかく異国の話はなんでもおもろい。
Posted by ブクログ 2014年05月24日
最近出た第2集を読む前にこちらを購入。
ケッサク。
英語の勉強というより、USAの社会勉強になる。
2009~2012年に週刊文春に掲載されたものなので、時事ネタとしてはさすがに古くなっているけど、懐かし面白い。
トホホな話がほとんどだけど、逆にこの大国に親しみを持つ。
ちょっとお下品な話題もOKな...続きを読む人向け。
電車の中で読んではいけません。(笑ってしまうから)
Posted by ブクログ 2013年09月06日
著者は米国在住のコラム二スト。現地で流行ってたり話題になったりしている単語や一文を題材に米国社会について語っています。日本では報道されないここ数年の向こうの空気みたいなものがわりと生々しく伝わってきます。一話数ページの短いコラム。電車で読むのに丁度良かった。
Posted by ブクログ 2016年06月06日
2012年の出版なので若干古い情報だが、現時点でも話題になるトピックスも多くアメリカの世相を理解する上で参考になった。
著者はアメリカに在住の映画評論家であり、アメリカの世相を(アメリカ人的に)的確に、且つ(日本人的な視点で)面白い切り口で捉えている。文章もウイットを織り交ぜながらで読んでいて楽しい...続きを読む。
雑学ではありながらも、芸能、社会、政治と幅広い話題に接することでアメリカの実像を知ることもできるし、このような情報の接し方も必要なのだろう。
病めるアメリカは8年間のオバマ政権で変わったのか?
共和党が支配する議会の下、思った以上変わっていないのだとしたら、次政権に期待するしかないのか。
Posted by ブクログ 2014年02月05日
町山さんのバイアスがかかっているとはいえ、アメリカにも差別が未だあり、在特会のような発言をする政治かもいるし、キリスト教の影響が大きいということが改めて理解できた。オバマレベルでも社会主義者と言われるなんて、生きていくのは大変な国だと思う。
Posted by ブクログ 2013年07月07日
アメリカの現状が垣間見ることができて、楽しく読めた。へ〜、こう言うんだ。というものや、何これ?というものも多く、ためにもなる。覚えていられるかどうか?という話はあるけどね。イラストが楽しい。
Posted by ブクログ 2013年04月27日
多少の鮮度の古さには目をつぶっても、アメリカの実情が下世話に率直に伝わる氏の文章は貴重。
出来ればこういう人が複数いてくれたほうが比較出来て有難いのだが。