平川克美のレビュー一覧
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エッセーみたいな語り口なので、スラスラ読むことができます。
特に印象的だったのは、P179の「教育をビジネスで語るな」という内容です。
自分達の言葉遣いには、時代の影響が色濃く反映されています。
最近だとコスパという言葉が、時代を象徴していると感じます。
コスパは、コストパフォーマンスの略語ですが、今、社会のいたる所で、
この表現を見聞きします。
コスパは、ある商品が、その価格に見合うだけの価値が「自分にとって」あるORないかという判断基準のことです。
自分にとって、価値があるのか、ないのかをシビアに判断することが、当たり前になりました。
教育の世界にも、
投資、リターン、効率といった言葉 -
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ネタバレ平川克美さん、1950年生まれ、初読みの方です。「路地裏人生論」(2015.6)を読みました。戦後の昭和を生きた者には懐かしく、そして納得のエッセイです。戦後の荒廃から「効率と生産性」で繁栄を得た一方で、そうでないものは時代の背後に押しやられ忘れ去られ・・・。私たちが失ってしまったものへの著者の落ち着いたまなざしです。また、不便、不潔、粗野だが野性味と人情の溢れた時代が東京オリンピック(昭39)を契機に一変した。同感です。著者が住みたい町の条件は、旨いそば屋、落ち着いた喫茶店、本好きが経営してる書店とかw
向田邦子は生活の微細なところを丹念に見つめるところから小説の世界を作り出した。人生の -
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内田樹『身体に訊く』-言葉を伝えるということはどういういことか
加藤典洋『僕の夢』-中高生のための「戦後入門」
高橋源一郎『表と裏と表』-政治の言葉について考える
平川克美『人口減少社会について根源的に考えてみる』
小田嶋隆『13歳のハードワーク』
岡田憲治『空気ではなく言葉を読み、書き残すことについて』
仲野徹『科学者の考え方』-生命科学からの私見
白井聡『消費社会とは何か』-「お買い物」の論理を超えて
山崎雅弘『「国を愛する」ってなんだろう?』
想田和弘『「中年の危機」にある国で生き延びるために』
鷲田清一『社会に力がついたと言えるとき』
以上11人の寄稿文
内田樹氏の以下の呼びかけに対応 -
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ネタバレこの三人の鼎談とあらば読まずにいられないと手に取り。
最初にこの本を読むに当たって押さえておくべき場所についての解説がありますが、確かにそれを踏まえて読みだした方が入りはスムースかと。
とはいえ正直言うと私は、最初の方「おっさんの内輪話」にしか感じられず(失礼)中々お三人の語りのペースに馴染めませんでした。
しかし何気ない話をしているようであっても自ずと深い話になってゆくのはさすがです。三人とも全然違うようでどこか通じるものがあるというか似ているところがあるように見受けられました。
「政治やメディアの劣化を野放しにしておくことは危険である」とか、「生きる上で当たり前のこと(常識)だから法文 -
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とてもいい内容の本だったと思います。
著者の第1作である『反戦略的ビジネスのすすめ』の
改訂版的な内容です。
2004年の本だそうですが、今の課題や世間的な
問題もそのままあたっているし、なんといっても
ビジネスマンとして、リーダーとして非常に大事な
矜持がかかれてあると思います。
私自身もしんどくなると、流されてしまうようなことがら
に対して、丁寧に反論が書かれてあって、反省するところが多くあります。
これから会社に勤める人、リーダになる人、部課長、
仕事を勘違いしているような人たちにとって、
とてもためになる内容だと思います。
新入社員や新任リーダーに読んでほしい内容でした。
私としては、 -
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グローバリズムとグローバリゼーションの違い、などということ、今まで考えたことありませんでした。
グローバリズムは収奪のハイブリッドシステム…なるほどなぁと。
何だか結局よくわからなかった安倍総理が、どこを見て経済政策をしていたのかよぉくわかりました。国民生活などに目を全く向けてなかったんですね。そりゃ、税金が!福祉が!とピープルが叫んでもカケラも届きませんよね。
いい言葉がたくさん出てきます。引用にも記載しましたが、あと二つほど。
(引用)わたしたちは、ロジカルであるということは言葉の整合性があるかどうかであると思いがちだが、どんなに言葉が整合的であったとしても 、それが部分的なものであれ