吉村達也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ身体の変化は恐怖と不安だ。
鼓動する、
血液が流れる、
消化している身体を感じるコトは出来てもどうするコトも出来ない。
筋肉が、
細胞が、
そう細胞の奴隷でしかない。
ホラーシリーズの吉村作品としては珍しく
誰かを殺したり恨んだりしません。
最終的にめちゃくちゃイイ話で。
ボクシングって、そうかもしれない。
いや、ボクシングだけじゃなくて、ナニカに夢中にナルって、
欠けてるんだろうなぁ。
昨今過去は関係ない、今と未来を見なきゃダメと、
自分を愛さなきゃダメと、
生きてく為にはそこを強調するけどやはり、
過去は拭いきれないし、
だからこそ今があるんだと認めるのも大事だと思う。それは
他人に -
Posted by ブクログ
主人公はテレビ、ラジオで活躍する評論家。刺殺後に顔面をスプレーで真っ青にされる殺人事件が連続で起こっている中、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組の電話相談コーナーで、とんでもない相談者が現れる。その相談とは『次の殺人の衝動を抑えられない』というものだった。果たして真犯人からの電話なのか。。
犯人と思われる人物が二転三転、四転五転していって、終始次はどうなるんだと思わせるストーリーでした。またミステリーの部分だけでなく登場人物たちの心の苦痛、鬱状態の説明が細かくて(こっちが主眼の物語だと思います)感情移入してしまいました。少し短いかなとも思いましたが、展開が速くすっきり読めたのでよかった -
Posted by ブクログ
謎解きチームと犯人側が接触しないのが新しいなと思いました。つぅか事件解決にもほとんど関与してないよね…読者に解説するためだけに存在しているようだ。
思わせぶりな表現が多用されていて、どんどんページを繰ってしまうので、それなりに厚みがあるのに2時間弱で読めました。その思わせぶりったら、「女子から見たらバレバレなのに、男子には可愛く見えて評判のいい『人工天然』の女の子」レベルです(笑)どうでしょう伝わりましたか?
このひとの本は、ホラーよりもサイエンスよりで、肝心なところが怖くないなあという印象です。これも後半の色の三原色云々は読み飛ばしてしまった。要はアレだろ、目をつぶったらダメなんだろ?( -
Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
本格的なネット時代を迎え、ますます過激化する一方の「言葉の暴力とウソ」。
食品だけでなく、何気ない日常会話にも、偽装と毒はひそんでいる。
「何様のつもりだ」「おまえが言うな」「いかがなものか」「だから日本人は」「生理的にキライ」「不正はなかったと信じたい」―言っても言われても、心が傷つく不用意な言葉の数々。
ミステリー作家の著者が日本語特有の落とし穴を鋭く指摘し、人格急変のトリックも浮き彫りにしながら綴る、殺伐とした世の中で自分の心を守るための目からウロコの精神衛生本。
[ 目次 ]
第1章 人は言葉で病気になる―ネットの病理は昔からある人間の本質だ
第2章 人間性を疑われる日 -
Posted by ブクログ
女子大生の夕紀は姪のベビーシッターを受けたことから、駅ビルに寄りバイトをすでにしているにも関わらず不思議にも家庭教師のバイトを請けることにしてしまう。姪と遊んでいるとき不可思議な光景――昼間に少年が野犬に襲われるのを見たことで、夕紀は自身の精神を疑い始める。家庭教師をする相手は高校一年レベルの学習をしたがっている女の子、だがその姿は家の中でも真っ赤なずきんを被り常軌を逸していた。
赤ずきんの少女の死に関わった人たちが次々と呪い殺されていきます。どうして夕紀が、という謎は徐々に解決され最後の終わり方もなかなか良かったです。ホラー小説はあまり読まない方ですが、最後まで飽きさせない話でした。