吉村達也のレビュー一覧

  • 生きてるうちに、さよならを

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    ちょっと気になって手に取った一冊、ちゃんと読むには初?の吉村達也。
    親友の葬儀で見た自己陶酔型弔辞に嫌気がさし、自身の生前葬を企画した会社社長が、妻の余命を知り、それを機に様々な事に悩む姿を描いています。
    文庫帯書きの「感情揺さぶる禁断のどんでん返し」に惹かれて読みましたが・・・どんでん返し?
    正直、全体に軽い感じで、読み応えも読後感も・・・でした。

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    2020年10月10日
  • 文通

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    片桐瑞穂はいつも行く書店で、ふと見慣れない雑誌を見つけた。どうやら、昔流行った文通相手を募集するための物のようである。雑誌を見た彼女は不意に熱に浮かされた様な気分になり、その雑誌に文通仲間を募集する記事を掲載してしまう。 読んでる最中、鳥肌がたちっぱなりしなるのではないかと思うぐらいに作中の文通相手に嫌悪感を覚えた。あらすじに、四人の文通相手は実は一人だったというネタバレに近いことが書いてあったが、それすらもはやどうでもいいぐらい気持ち悪い。作中に出てくる、主人公が受け取った手紙そのものを表したイラストもその気持ちに拍車をかけた。暴走する相手に徐々に追い詰められる主人公がいつ救われるのだろうか

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    2020年09月22日
  • ふたご

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     自分の思考や行動などが全て最初からプログラムされて仕組まれているとしたらどう思うか。意志とは何か、そもそも人間の存在意義とは何か、そのような究極なところまで考えてしまうような作品。
     ただ、DNAの配列がどうのとか、RNAがどうのといった生物学的な細かい記述も多く、難しい印象を受けた。

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    2020年08月20日
  • 生きてるうちに、さよならを

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    友人から貸して頂いたので読んでみました‼️

    作品としてはとても読みやすかった作品ですね。
    ストーリー構造もわかりやすくてイメージもしやすいし
    何より、スラスラと物語が進んでいくので
    ストレスなく読むことが出来ました‼️

    主人公の本宮さんの傲慢っぷりな性格はあまり共感を
    持てませんでした、、妻の事を何も知らないし
    影響を受けて生前葬をしようとするし、コロコロと
    考え方も変わるし周りに迷惑しかかけない行動だったので
    好きにはなれませんでしたね

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    2020年07月30日
  • 悪魔の手紙 ヨコハマOL探偵団

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    このシリーズはこれで終わりなようです。今回は前回のようにOL感が感じられませんでしたが、操子お母さんは健在でした。

    美帆と万梨子は恋人たちとはどうなったのか気になりました。

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    2020年07月11日
  • 生きてるうちに、さよならを

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    地元の見慣れた地名が出てきたところで
    急な親近感。

    しかしこんな終わり方とは。
    なんとも言えない読後感。

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    2020年07月08日
  • 完全リメイク版 黒白の十字架

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    事態が二転三転として予測が付かず、とにかく読み進めてしまったのだけど、
    だからこそ動機のそんなもんか感が拭えなくて、なんか残念な感じの印象が残ってしまった。

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    2019年12月31日
  • [会社を休みましょう]殺人事件

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    帯に有栖川有栖の言葉が載ってたので衝動買い。
    ミステリーというより、サラリーマンの悲しさが詰まってた。
    こういう過去があって、今の働き方改革なんだろうけど、今もモーレツ社員は一定数いて、会社にいいように使われてる。

    会社がなくなったとき、家族を大事にしていないとツケがくるよね。

    妻の悦子の、自分のために頑張ってるんでしょっていう台詞が刺さる。
    これを忘れないように生きていこう。

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    2019年09月09日
  • 赤ずきん

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    ホラーで良くある復讐劇の話だった。終わり方は素晴らしいけど、所々、突っ込みたくなるような場面があったので残念。特に黄金の回路の場面はギャグとして秀逸…

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    2019年09月03日
  • かげろう日記

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    コンパクトにまとめられていて、サクッと読み終えることができた。
    この時期にピッタリのヒエッとさせられる一冊。

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    2019年07月04日
  • かげろう日記

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    ネタバレ

    怖かったには怖かったですね。短くすべきか長くすべきかの判断が難しいアイデアだったのかなあ。不覚にも宮本宅に仁美が居る場面で一番ドキドキしてしまったよ。

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    2019年06月29日
  • アインシュタインの不在証明

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    面白い!推理小説はこうでなくっちゃの王道推理小説!笑笑

    ありえないような内容にしてますよー気を付けてー伏線いっぱいはったからねーよく見てー

    って冒頭に出てきて、随分親切な本だな。自信あんだなーと思いながら読んでたら、っていう本を書いてるひとがいてさ!みたいな流れになってきて、本の中と実際と、事実と本の中とを行ったり来たり。

    そして、まさか本の通りに殺人しようとしてる?

    って気がついたときには物事がどんどん動き出してる。そんな推理小説です。

    アニメのように、ありえない設定でありえないよーっていう内容なんだけど、なんか面白い。コナン見てるみたいなそんな軽い気持ちで読みすすめられます!ザた

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    2019年03月19日
  • 原爆ドーム 0磁場の殺人

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    吉村さんは先日亡くなってしまったので、氏の作品を読むのは本書が最後な気がする。

    良くも悪くも吉村さんらしい作品だったと思う。。。正直近年はかなり惰性で作者買いしてはいたのですが、もう読めないってのはやっぱり寂しいもんですね。

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    2019年01月20日
  • その日本語が毒になる!

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    何気ない日常会話の中にも多くの問題ある日本語が潜んでいる。そうした毒になる言葉から人間の本質や日本文化の特性まで見えてくる。作家というある意味日本語のプロによる日本語についてのエッセイ。

    「人は言葉で病気になる」という第一章から始まり、現代社会における日本語に関わるさまざまな問題点を挙げ、よく使われるおかしなフレーズとその背景にある意識や文化などを取り上げている。一方で、最終章では「人は言葉で健康になる」として、「クスリになる日本語」を紹介している。

    紹介されているフレーズが実際にありがちなもので、日頃違和感を覚えているものだったりして、共感・納得できるところが多かった。

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    2019年01月03日
  • [会社を休みましょう]殺人事件

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    帯に、有栖川有栖氏の
    「色々な感情が同時に押し寄せてきて、不思議な感動に襲われる」と書かれており、手に取りました。
    感動なんてあるのかな、と。

    結果、感動はありませんでした。苦笑
    凝ったトリックも謎解きもありませんが、
    でも、なんか迫ってくる部分がありました。
    たぶん私もいまの会社で残業だらけで、馬車馬みたいな気持ちになるときがあるからかも。

    会社に殺される。

    一気に読みきりました。

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    2018年12月21日
  • 文通

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    何だかすっきりしない(- -

    前半のじわじわした怖さはなかなか好き。
    だが、裏表紙の「あらすじ」で
    結構「肝心なこと」をネタばらししてるので(^ ^;
    残念ながら「想定の範囲内」で(^ ^;

    ホラー映画のお約束っぽくはあるが、
    主人公の行動がアホすぎ(^ ^;
    クラスメイトも家族も大アホ(^ ^;

    中盤の「異常さ」がにじみ出てくる辺りも好き(^ ^
    が、最後の最後がどうもいただけない(^ ^;

    終盤に向かうに従って、説明くさくなってくる(^ ^;
    文通相手の「過去」を色々ほのめかしているのに、
    全て明らかになることはなく(^ ^;

    最後の最後、主人公の感情も言動もナゾ過ぎ。
    ばぁちゃ

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    2018年12月19日
  • それは経費で落とそう

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    サラリーマンの悲哀を描いた短編集。
    この作品が発表されたのは90年代初頭だったけれど、リーマンの苦悩は平成の今も変わらず。いつの時代も同じなんだなぁと感じた。
    何気ない日常が一歩間違えれば地獄に変わる。運命に飲み込まれてしまわないようにしっかり地に足つけて生きて行きたいものだ。

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    2018年11月03日
  • それは経費で落とそう

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    吉村達也著「それは経費で落とそう」

    この著者の作品は初めてでした。
    サラリーマン経験のある方には身近に起こり得る恐怖を共感できると思います。
    軽すぎず重すぎないこういった作品はちょっと出かけるときにバッグに入れておくと何処でも手に取って読める。丁度良い。

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    2018年10月28日
  • マジックの心理トリック ──推理作家による謎解き学

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    最初は、確かに心理トリックの解説が主であり、結構楽しめたが、やはりトリックのタネ証をせずに、真理的な問題にのみフォーカスを当てること自体に無理があり、だんだんと「タネはどうなってるんだよー」という感じになってきた。そこに来て、最後のほうはマジックを見るための心得がだらだら。龍頭陀尾とはこの本のことだろう。

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    2018年10月23日
  • 時計

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    「樹海」から六年後、体内に赤子を宿したまま事故死した康明が献体となったり、透と結婚しているルイが胎内の子を義父かと思わせられ慄いたりする。「卒業」や「樹海」と繋がりのある展開も多かったけれど、三部作の完結編というには不完全燃焼。大人の顔をして動き回る赤子等不気味な筈なのにむしろ何だかシュールだった。

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    2018年10月14日