吉村達也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
続きを読みたい。
東京駅〜名古屋駅間は知っている駅が出てきて楽しかったけど、その後は知らない地名ばかり。
それでも鳥取五郎・春野モカ・判沢一平、瞳・高森、そして美のキャラクターが濃すぎてそれをカバー。
《あせらない、グチらない、怒らない、落ち込まない、あきらめない》五郎の五つの戒めのようなものを、私自身も見つけられるだろうか。
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ガケっぷち男は癒しを求め各駅停車の旅に出た
美人妻と二人の娘。ちょっとメタボなサラリーマン鳥取五郎は充実した日々を送っていた……つもりだった。だが、夏休みの家族旅行で妻の不満が爆発!おまけにまさかのリストラ宣言にキレてクビ! 翌朝起きると妻子は姿を消していた。激 -
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ネタバレ思った感じとは違った。
悪くはない。
お葬式でのひどい振る舞いには心底腹が立った。
でも途中から方向性が変わってきて。
涼子の若い頃の恋まで含めて息子の目についてしまった。
でもこれは、息子にとっては知っておいてもよい事実だったのか。
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「あなたが天国へ行った瞬間を知ってたわ。だって真夜中にきたわよね、私の部屋に。ごめんねって泣きながら…」「兄弟、おれに黙って、なぜ先に逝った。バカヤロー!」親友の葬式で、勝手に死者との絆を強調する自己陶酔型の弔事に嫌気がさした会社社長の本宮は、自分自身の生前葬を企画する。だが彼は知らなかった。妻の良子が重い病に冒されて、余命幾ばくもないのを隠していること -
Posted by ブクログ
ビジネス書かと思ったら、相当ブラックな小説。サラリーマンを主人公にした5編を収載しています。各タイトルは、「ま、いいじゃないですか一杯くらい」、「あなた、浮気したでしょ」、「それは経費で落とそう」、「どうだ、メシでも食わんか」、「専務、おはようございます」。さもありなんなフレーズばかり。
先輩を差し置いて昇任が決まる。祝う会を企画されて飲みに行くと、先輩はべろんべろんに酔っぱらう。それでも自分の車で帰るという先輩と運転を代わったら、通行人を轢いてしまう。上手く先輩を犯人に仕立て上げたつもり。
単身赴任中に行きつけの店のウェイトレスを連れ込んでいたら、妻から突然の来訪を告げる連絡。慌てて部屋 -
Posted by ブクログ
ネタバレ評価は3。
内容(BOOKデーターベース)
元刑事の春日は、自称「透視捜査官」千石健志郎がテレビの番組でコールドケース(=未解決事件)を超能力で解明する様子を見て愕然とした。彼こそ30年前に女性焼死事件の容疑者として春日が逮捕を目指していた男だったからだ。一方、ノンフィクション作家の長谷川美枝子も千石の透視捜査に疑念を抱く。元刑事の執念は時効成立となった迷宮入り事件の真実にたどり着くか?本格心理ミステリー。
わずか154ページの小説なので偶然の繰り返しじゃ無ければ話が終わらない・・・のは分かる。
彼が犯人なのは鈍い私でも分かったが、若い頃笑いながら女性に振られたのでその後ロリコンになって幼 -
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ネタバレどの物語も当事者ならば「えっ、あの人が?」と思うような立ち位置にいる人が犯人だった。
それは母親だったり妻だったり、信頼すべき大家だったりおとなしそうな家政婦だったり。
「月光仮面を知ってるかい」は、母親の愛情の凄まじさを描いた物語。
人目を気にしつつ、文字を刻んでいる姿を想像すると切なさと狂気を感じてしまう。
「ラヴァーズ・レーンの恋人たち」の空気感がけっこう好きだった。
絶対に知られてはならない秘密。罪の意識に押し潰されそうな日々。
それでも笑顔で過ごしてきた時間。
年に一度だけの悔恨の花束。
これからこの二人はこれまでとおりの生活が続けられるのだろうか。
何も知らなかったときには戻れない