【感想・ネタバレ】卒業のレビュー

あらすじ

高校卒業の日、積年の怨みを自殺という形であてつけようと、伊豆山中に死に場を求めた神保康明は、そこで奇妙な老人と少女に会う。老人に「二十年後を待て」と言われ、死を思いとどまった康明は、やがて愛妻家で子ぼんのうな、よきパパとなる。そして迎えた二十年後の同じ日、平和に暮らしていた康明が突然復讐の鬼に――。

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Posted by ブクログ

目の前に現れた赤い文字に死なずに殺せと迫られ奇妙な老人と少女に二十年待てと言われ卒業式の日の自殺を思い止まった康明が時を経て突然導かれるように平然と復讐に目覚める。再会した幻覚のような老人と少女が語るSF的進化や意識の概念。幼い愛娘の異変に引き込まれる。続編があるらしく今作のみでは物足りない終わり方

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2018年10月14日

Posted by ブクログ

連作のようなので、これだけで終わってしまうと中途半端。
ただ、普通の人が簡単に残忍な殺人をしてしまう描写は空恐ろしい。
血のついた服をそのまま洗濯機に入れておく、なんて日常にあったら、とても怖い・・・

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2011年11月20日

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