吉村達也のレビュー一覧
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ショートショート集
新しい文庫だけに文字も大きくて読みやすい。うれしい。ホラーかなと思ったら、いろんな作品が12編。非常に楽しめたファンタジックな短編集だ。作者さんはすでに亡くなっておられるが、ほかの作品も読んでみようと思う
作品は以下の通り
ホラーだが、そんな美女なら幽霊でもいいと思う「オニキスのチョーカー」、ショートホラーが続く「危険なふたり」「HEY!TAXI!」「YES,WE’RE OPEN」「晩秋のクラヴィア」「恋するジェラート」。
味わいある「着陸」、ユーモアたっぷりの「大原不断桜の誓い」、ほろりとくる人情話「宇治川花散らしの霧」、楽しめるショートミステリー「「敵は本能 -
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ネタバレ古代史学者新藤英二郎教授の苦悩。
日本古代史研究が玉石混合で諸説乱れる原因は、古代遺跡の発掘が宮内庁により制限されており、仮説を裏付ける証拠がなかなか発掘されない事、日本の成立背景を詳らかにする事に対する政治的、感情的な反発により議論そのものがタブーとされている事が挙げられる。そんな古代史研究のもつ閉塞感に絶望した教授の批難と自説の展開にほとんどが費やされている。ついていけない人は全くついていけないだろう。個人的には新しい発見もあって面白かった。
邪馬台国と言えば魏志倭人伝。その日数、戸数の記述については中華帝国対抗のために日本側が行った水増し報告によるものという説、また神武東征も中国から