【感想・ネタバレ】鬼の棲む家のレビュー

あらすじ

新婚まもない華子は、古びた借家で夫の亮介を電動工具で殺害した! 華子は弁護士に「あの家には鬼がいたの」と語り、事件の背景には壮絶なDVがあったことを示唆する。それを知った華子の父は、夫こそ加害者で、娘は被害者だと訴え、罪の軽減に奔走する。だが、やがて父親は「鬼」の真の正体を知り愕然となる! 家族から殺人者を出した一家の崩壊する心理を描く、戦慄の新感覚ミステリー!

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Posted by ブクログ

初めての作家さんです。
この作品はとても面白かった。
題材はDV。
華子は新婚早々から夫から暴力を振るわれるようになり、追い詰められた華子が夫を殺害してしまう。
読んでいる途中までは、私的にはノンフィクションライターの美枝子が協力のフリをして自分の利益の為に何か悪知恵を働かすようような展開に進むのかと思っていた…

でも、実は。。
華子が夫を殺したのには深い深い理由があった!
話の展開が面白く重い題材だったけど、引き込まれるように一気読みしてしまった。
この作家さんの別の作品もぜひ読んでみたいと思う!

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2025年06月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

序盤の方で鬼の正体を当ててしまったのですが、話に引き込まれてサクサクと読めました。

和葉には幸せになってほしい。

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2023年01月19日

Posted by ブクログ

2014.7.16ー52
夫からのDVから逃れる為にやむなく行ったと思われた夫殺しに絡む虐待の真実。虐待の連鎖は恐ろしい問題。その辺りをもう少し突っ込んでも良かったかと・・。

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2014年07月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

DVって本当に怖いと思った。
暴力を振るわれていて、尚且つ今住んでいる家に同じような状況があったという事実を知れば、華子でなくても鬼の存在を信じてしまうと思う。

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2012年12月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

サクッと読めた。
人間のいや~な忘却機能が垣間見える小説。
娘の為に奔走していた父が、実は鬼だったとは。
面白い。

でも華子という人物がイマイチ、ピンとこないし、
色々と消化しきれてない点もあった気がする。

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2011年07月03日

Posted by ブクログ

お決まり?の「結婚したら不幸になるぞサスペンス」シリーズ。今回のテーマはDVでした。非常に現代社会に即したテーマだよなあ。なので怖さもより一層。一応超自然的なものは出てこない心理サスペンスなのだけれど。幽霊とか出てくるよりもかなり怖いです。押入れのメッセージなんて特に。
心理的なじわじわ恐怖もさながら、事件の背景に潜んだ「真相」には驚きでした。まさかまさかの展開ですが、これもまた現実に話題になるような事象ですね。ぞっとすると同時に、このラストは哀切でした。でも希望もあるのかな。

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2010年01月29日

Posted by ブクログ

誰だって鬼になる可能性があるんだってことを知った。
だけど、鬼もいつかやり直そうとすれば、心からの反省があれば
いつか絶対にやり直せる。そう信じたいと思える作品でした。

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2010年01月07日

Posted by ブクログ

ホラーミステリ。悲惨な事件のあった家に住んでいる新婚夫婦に起こった悲劇。妻が夫を殺す。夫のDVが原因か?それとも「家」に残る「鬼」の恨みか?徐々に明かされる「理由」そして驚愕の「原因」鬼 は いったい 誰だったのか?コワいのに読む手が止められない。

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2011年08月01日

Posted by ブクログ

DVのダンナを殺した妻を中心とした家族のミステリー話。
最初から犯人も分かっていて、特に謎もないのに引き込まれ、最後まで読んだ。
最後の、お父さんへの言葉には泣いた。まさかあの行動にそんな意味が。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

初めて読む作家さんでした
グロい感じかな~と思い読むも、そんな事はなくサラっと読めてしまう内容
途中まで旦那の酷いDVにイラっとしながら読み進めるも最後は意外な鬼の正体にビックリ
なるほど・・・と、怖いのグロいのが苦手な私には丁度いい感じの笑ミステリーでした
面白かったですよ

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2015年06月13日

Posted by ブクログ

本屋さんの追悼コーナーで目にしたので購入。
多分、結構前に読んだことがある作家さんだと思う。

この手のサスペンスは久しぶりに読んだけど、精神的にジワジワ来る話。
DV夫の亮介もさることながら、煮え切らない華子にもイラっとする。その辺りがDVの夫婦関係を表しているのかな。

何というか、出てくる人物みんな敵になるんじゃ…というような不気味さみたいなものがあった。
正義の味方のいないお話。

最後にはちょっとびっくり。

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2012年07月02日

Posted by ブクログ

2008/10/18 ジュンク堂住吉シーア店にて購入。
2012/8/30~8/31

先日亡くなった吉村さんの作品。何時もながらサクサク読める。吉村作品に良くあるある意味反則の説明口調も今となっては感慨深い。長谷川・向井シリーズの第一弾なのに。あと何冊吉村さんの作品を読めるのだろうか。

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2012年08月31日

Posted by ブクログ

船橋の本屋さんのオススメ(^ ^

一気に読める。結構怖い(^ ^;

ストーリー運びにちょいとご都合主義的な
感じがしなくもないが、充分読ませます。

この本で語られる「鬼とは何か」、
確かに意外な結末ではあるが、
本屋さんのアオリ文で「この鬼は分かるまい」
みたいなことを書き過ぎてたので、
「一番『らしくない』のが鬼かな」と
予想してたら当たってしまった(^ ^;

その分だけちょっと損した気が(^ ^;

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2010年05月26日

Posted by ブクログ

新婚まもなく幸せであるはずの家庭で起こった惨殺事件。
妻が夫を殺害した裏には、その家に潜む鬼の存在があった。

どんなに償いをしようとも、一度の過ちをなかったことにはできない。
それどころか、その過ちは、気づかないうちに着実に根をはり、
いつか芽を出すその日を、密やかに待ち構えている。
そんな、目には見えないけれど確実に存在する鬼の正体とは。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

新妻がDVに耐え切れず夫を殺害し、妻の実家やその周辺の人物関係が壊れていく様を描いた作品。
2時間ドラマっぽかった。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

最後がびっくり!そして読みやすい1冊でした★
想像がつかない結末で最後までドキドキしながら読めた
でも2日間のタイムラグはどうなったのかしら?

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2009年10月04日

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