あらすじ
新婚まもない華子は、古びた借家で夫の亮介を電動工具で殺害した! 華子は弁護士に「あの家には鬼がいたの」と語り、事件の背景には壮絶なDVがあったことを示唆する。それを知った華子の父は、夫こそ加害者で、娘は被害者だと訴え、罪の軽減に奔走する。だが、やがて父親は「鬼」の真の正体を知り愕然となる! 家族から殺人者を出した一家の崩壊する心理を描く、戦慄の新感覚ミステリー!
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Posted by ブクログ
DVって本当に怖いと思った。
暴力を振るわれていて、尚且つ今住んでいる家に同じような状況があったという事実を知れば、華子でなくても鬼の存在を信じてしまうと思う。
Posted by ブクログ
サクッと読めた。
人間のいや~な忘却機能が垣間見える小説。
娘の為に奔走していた父が、実は鬼だったとは。
面白い。
でも華子という人物がイマイチ、ピンとこないし、
色々と消化しきれてない点もあった気がする。