吉村達也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
出版社/著者からの内容紹介
寝ている間に、わたしが変換(スイッチ)してしまう――
最初は寝言のような呟き。やがて大声の独りしゃべりとなり、しまいには目を開けてうらみの言葉をまくし立てる。だが、その記憶がない。その寝姿を恋人に指摘され、作り話だと笑い飛ばしたけれど、3年前の恐怖が甦る
ねえ、ゆうべ 私 どうしていたの―
怨念の遺書をいたため自殺をはかった八木沢菜美絵は、予定外の火災に巻き込まれ黒焦げの死体となって発見された。遺書も燃え尽き、彼女の糾弾は失敗したかにみえたが、浮かばれぬ死霊となった菜美絵は、憎き女、杉浦茉莉に再び報復しようと、睡眠中に彼女の身体を乗っ取ってしまう。 深夜、別人に -
Posted by ブクログ
夏のホラー3作目。
読後に思いました。
怖いってなんだろうか?
今回読んだ”夜市”、”壊れるもの”に比べると格段に純粋なホラーなのですが、それほどゾクっとはこない。
“リング”や”黒い家”を読んだときのような、体の芯までこたえる恐怖ではないのです。
教室の座席表をビンゴに見立て、一列そろうごとにその一列の生徒がみな死んでいくというストーリー。
幽霊とビンゴという言葉に違和感があるのか、幽霊にビンゴ!といわれても妙にコミカルに思えてしまいます。
また、「幻想」という言葉だけで過去の事実が帳消しにされてしまうところが、ホラー小説のちょっと安易なところであり、肩すかしを覚えるところか。
学生