あらすじ
古都・京都にまつわる怨念の研究に没頭した民俗学者市ノ瀬恵造は、築五十年の日本家屋で悲惨な病死体として見つかった。三年後、その娘・晴美と夫の和也が休暇でこの家を訪れると、ふたりはまったく同じ悪夢に苦しめられる。その中に登場するふたごの怨霊は、十三の夢を見終わるまで、この家から逃げられないと告げた。呪いの原点が父の研究にあると知った晴美と和也は脱出に向け、壮絶な戦いをはじめた!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
読みながら、やけに視覚に訴えてくるなぁと思ったのは、こういうわけか。
映像化を希望してるのかと思った。
けど、それだけ優れた状況描写をされてる本なんだ。
カラー写真なんか使わなくても、十分伝わる。
長く苦しめるために殺さないという呪いは恐ろしすぎる。
Posted by ブクログ
怖かったですよ。怖そうだと思ったので、電車の中で読んだ。1人でいる時に読むとキツイと思ったんで。京都にまつわる悪夢読んだ日:2004年5月3日
Posted by ブクログ
何と625ページの分厚い本。読み始めてから3分の2ぐらいまではなんて気持ち悪いホラー小説と思っていたが、そのあたりから登場人物の繋がりが出てきて読みやすくなってきた。相変わらずハッピーエンドとはならず。
Posted by ブクログ
ホラーを読むなんて久しぶり。
色鮮やかに情景を説明してくれるので、そこがゾゾーっとくるところかな?
あ〜、やっと解放されたと思ったのに、別の人物がまた同じような目に遭うなんてイヤダ・嫌だ。
Posted by ブクログ
ホラーのギャグ要素というか不条理な面ばかりが強調されていて、肝心な怖さをあまり感じない。メインのストーリーの中に直接関係のない短編を絡ませるのはいいんだけど、無理やりすぎ。