吉村達也のレビュー一覧

  • [会社を休みましょう]殺人事件

    Posted by ブクログ

    ほとんど私の今の願望がそのまんまタイトルになっているなと思えるエバーグリーンな名作サラリーマン小説です。吉村達也さんは初読みなのですが、現代に生きる社会人が永遠に抱え続ける深いテーマの大人の寓話だなと思えましたね。ミステリ自体は飾りと言って良い水準作ですが、作中作「プロメテウスの休日」は行き止まりの袋小路から脱出する素晴らしい発想でしたね。会社人間の性が引き起こした夫婦の諍いの残念無念な結末には悲哀の涙を誘われましたが著者はきっと同様の悩みを抱える夫婦を救おうという願いを込めて本書を書かれたのでしょうね。

    0
    2019年09月14日
  • OL捜査網

    Posted by ブクログ

    ずいぶん過去の話だなと思ったら実際に過去に書かれた話だった。
    横浜から磯子あたりが舞台になっていて、作中の時代に自分のそのあたりにいたので、描かれる風景を懐かしく感じながら読みました。タイトルほどOLが実際に捜査するわけではないです。あと、ミスディレクションを狙いすぎて却って犯人が浮き上がってきます。でもまぁ面白かった。

    0
    2019年08月11日
  • ヒマラヤの風にのって 進行がん、余命3週間の作家が伝えたかったこと

    Posted by ブクログ

    吉村さんの作品はどういう理由で読み始めたか記憶が定かじゃないんだけど、なぜか大学院に入った頃から、つまり十数年前から読んでいる。

    小説作品について言えば、正直ここ数年は惰性で読んでいた感もあるんだけど、それでも今年の春先の吉村さんの訃報には心を痛めた。始まったばかりの新しいシリーズにはそれなりに期待もしていたし。

    吉村さんは自分が死んだという blogエントリをアップしたことで一時ちょっとした話題になったけれど、その裏にあった背景と流れを本書で知ることができました。個人的には吉村さんの死生観自体に完全にアグリーできるわけではないけど、このドキュメントは非常に稀有だしリビング・ウィルの一形態

    0
    2019年01月20日
  • セカンド・ワイフ

    Posted by ブクログ

    離婚歴のある十三歳年上の雄一と結婚した二十五歳の奈緒美が、控え目に見える美貌に反し苦手な家事を代わりにこなしてくれる雄一の手帳にセカンドワイフという謎めいた言葉を発見し、その正体を調べる為に前妻に会う。すっきりと纏まっているからあっという間で、それでいて真相は意外で、結末もゾッとして引き込まれた。

    0
    2018年10月14日
  • 生きてるうちに、さよならを

    Posted by ブクログ

    最後のそうだったのか!感が気持ちよかった。
    たふん気づく人は少なくないような定石どんでんがえしなのだろうが、私は全く気づかなかった。

    主人公がハッとするシーンの書き方、ネタあかしの書き方がスパッと一言で終える気持ちの良い文体で読み進める目が止まらなかった。
    このテンポの良さ、いい!

    最後のおわりに、 は息子目線のあとがき。
    成長と皮肉を込めて一件落着というのがリアルだった。

    ところでミステリー的要素を外すと、人に歴史ありなんだなと思った。
    夫の本当の姿…私も知らないんだろう。

    0
    2018年09月20日
  • ついてくる

    Posted by ブクログ

    読みながら、やけに視覚に訴えてくるなぁと思ったのは、こういうわけか。
    映像化を希望してるのかと思った。
    けど、それだけ優れた状況描写をされてる本なんだ。
    カラー写真なんか使わなくても、十分伝わる。
    長く苦しめるために殺さないという呪いは恐ろしすぎる。

    0
    2018年02月20日
  • それは経費で落とそう

    Posted by ブクログ

    タイトルに親近感を覚え購入。
    サラリーマンであれば誰しもがあるあると思うことが題材となっている。文章が非常に読みやすくサッと読めた。

    0
    2017年09月24日
  • その日本語が毒になる!

    Posted by ブクログ

    現代社会で使う場合の日本語が抱える問題を指摘。
    誤解と曲解。正解は幻想。
    自分も相手も言葉は全てが正しいのではなくいろんな要素を持っていて瞬時に変わることがある。
    だから相手を傷つけず自分を守ることを忘れないことが大切。

    0
    2017年07月15日
  • それは経費で落とそう

    Posted by ブクログ

    いずれもサラリーマンを主人公にした短編推理。
    誰もが遭遇するかもしれない、と思わせるような作品群。

    0
    2017年04月05日
  • 生きてるうちに、さよならを

    Posted by ブクログ

    帯に惹かれて購入しました。
    どんでん返しというほどではなかったかなとも思いますがスラスラ読めるのが気持ちよかったです。

    0
    2016年09月26日
  • 丸の内殺人物語

    Posted by ブクログ

    久々の投稿。
    読書時間があまり取れてないし初めて読む作家さんだし、ということで、読みやすそうな短編集をセレクト。すごいトリックとかではないんだけど、読みやすくて◎。言い回しも相性よさそう。他の作品も読んでみよう!と思えた一冊でした。

    0
    2016年07月21日
  • 生きてるうちに、さよならを

    Posted by ブクログ

    サクサク読める。1日で可。
    無駄な描写が少ない。
    1文1文が短い。
    分かりやすい一人称。
    適度な行間。
    マメ知識的な余計な情報が少ない。

    0
    2016年05月04日
  • 生きてるうちに、さよならを

    Posted by ブクログ

    これは、ホッコリ系のフィクションかと思いきや、サスペンス!?

    半日で読み切ってしまった。
    誰にでも、言わないだけで大きな秘密ってあるんですよね。

    0
    2016年02月04日
  • しあわせな結婚

    Posted by ブクログ

    結婚と本(本屋の店頭で初めて出会った新人作家の本を買う)の共通点、なるほど。軽いタッチでさくさく読めた。

    0
    2016年01月28日
  • 生きてるうちに、さよならを

    Posted by ブクログ

    タイトル見て、涙もの?と思ったが、後半からサスペンスになった。最後はそうくるかって感じ。意外とあっさり。初めて吉村達也さんの本を読んだ。他の本も面白そうなので読んでみたくなった。

    0
    2016年01月24日
  • 鬼の棲む家

    Posted by ブクログ

    2014.7.16ー52
    夫からのDVから逃れる為にやむなく行ったと思われた夫殺しに絡む虐待の真実。虐待の連鎖は恐ろしい問題。その辺りをもう少し突っ込んでも良かったかと・・。

    0
    2014年07月17日
  • 禁じられた遊び

    Posted by ブクログ

    再読。
    30歳にして家庭生活に絶望した綾は、出会い系サイトで知り合った男性の言うがままに・・・。
    と、なぜこんな男にひっかかるのかは置いといて、単純に面白かった。
    ラストは予想外。

    0
    2014年11月08日
  • かげろう日記

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    完全にオカルトものにしないこわさがいい。

    彼の声が殺した女のものだったら
    追い討ちとしてとても大きいと納得。

    0
    2014年01月03日
  • ついてくる

    Posted by ブクログ

    私が読書にハマった頃読んだのでその頃は怖かったです。

    怖さに耐性のある方にはお勧め出来ませんが、怖いのを読んで見たい人にお勧めです。

    0
    2013年08月14日
  • ふたご

    Posted by ブクログ

    スケール大きい!
    遺伝子の話が、こんなに面白いとは思わなかったー(*´∀`*)

    ただの双子じゃなく、パーフェクト・ツインズ。そして、遺伝子で決まる全ての事柄。
    これが本当だとしたら、見てる世界がガラッと変わりそう。

    遺伝子の話が長いとか、くどいとか、きっと思う人も多いだろうけど、うちには楽しく読めた!すごいなー。

    遺伝子レベルで物事を見ていったら、うちがこの本を読むことも生まれた時から決まってたのかも知れないなww

    0
    2013年07月05日