あらすじ
逆転、逆転、また逆転! ゴリラを演じた犯人は誰? ゴリラが人を殺した? 惨劇の現場に残された獣の足跡。被害者が記した日記は、なぜかその日に限って横書き。さらに連続殺人を示唆するクロスワードパズルの出現。数々の謎に満ちた事件に挑むのは、夏目親子捜査官。オリジナルとは謎解きプロセスも結末も違う完全リメイク版!(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
夏目親子シリーズ
殺害された劇団の団長。残された日記は縦書きが横書きに。劇団員全員と関係を持つ女。クロスワードに隠された予告状。
2009年9月9日再読
Posted by ブクログ
赤・黒・青・白が登場。クロスワードパズルがなんとも気味が悪い。犯人を解く鍵は『僕』かな。誰が犯人だか、最後の方までわからなかった・・・。あとがきは、この作品に関する悲惨なストーリーを知ることができておもしろい。
Posted by ブクログ
事態が二転三転として予測が付かず、とにかく読み進めてしまったのだけど、
だからこそ動機のそんなもんか感が拭えなくて、なんか残念な感じの印象が残ってしまった。
Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
ゴリラが人を殺した?惨劇の現場に残された獣の足跡。被害者が記した日記は、なぜかその日に限って横書き。さらに連続殺人を示唆するクロスワードパズルの出現。数々の謎に満ちた事件に挑むのは、息子が上司で親が部下という夏目親子捜査官。オリジナルとは謎解きプロセスも結末も違う完全リメイク版。
Posted by ブクログ
表題の黒白の十字架は、クロスワードパズルにも当てはめてあるのだろうと思いますが、登場人物も色がキーワードになっています。
この作品は「完全リメイク版」と副題があるように、従来発表した作品から謎までも変わっているということです。例によって、自殺に仕向けるというのは、ちょっと心理的に納得行かない点もあったけど、ラストは、「太陽がいっぱい」を思わせるような感じでした。
作品の中で犯行を予言するクロスワードパズルがいくつか出てくるのだけど、これを考えるのはなかなか大変じゃないかって別のところで感心していました。
夏目親子刑事のコンビは生き生きしていて、面白く映画にしたいくらいですが、3番目の殺人(自殺に見せかける)が・・・それ以外は大変楽しめました。2003.8.30