平安寿子のレビュー一覧

  • センチメンタル・サバイバル
    いちいちお勉強になります。4章「エッチは禁句」が面白過ぎて。アダルトのパソコンゲームとかもそうだよな、設定萌えだ。可哀想に、と言い切るのは理解なのか憐れみなのか(笑
    アベサダ崇拝とチャタレイコンプレックスも面白い。二次創作界にも思い当たるとこが多いのはなんにせよ同じ人間だからかな。
  • 恋愛嫌い
    わたしにとって自虐本なのか自慰本なのか微妙なとこ。作者さんはどうなのかな(-。-;
    とにかくもう頷き過ぎて首がもげるかと思った。恋愛嫌い女子も反恋愛嫌い女子にもぜひに読んで頂きたい。
    あ、タイトルは「嫌い」でも「苦手」なかんじに読めた。ますます首がもげる。くそう。やられる。
    ひとりでいることを肩...続きを読む
  • 恋愛嫌い
    三人の女性のお話が入っているが、わりと鈴枝さんがメインっぽい感じ。
    この鈴枝さんによく似たタイプの友人がいるが、やはり恋愛沙汰は苦手だと言っていた。
    喜世美のロマンチック嫌いにはものすごく共感した。「うっとり」する自分って気持ち悪いと思うから。でもサバサバしているわけじゃないんだな。意識しすぎて行動...続きを読む
  • 愛の保存法
    この人の本、外れないな〜。

    上手な表現、意外なシチュエーション、登場人物もおしゃれでなかなか。
    短編ひとつひとつがまったく別の流れで、飽きさせない。

    大注目です!
  • グッドラックららばい
    いやいや、面白かった。

    登場人物がもう、これでもかこれでもかのクセのある人たちなんだけど、
    まったく行動は気に入らないのに長女のキャラに惹かれて、
    そうして妹のむかつき具合も気になって気になって、
    かなり分厚いのに寸暇を惜しんで読みまくり。

    理想的な家族でもなんでもないし、
    まったくひいきできな...続きを読む
  • Bランクの恋人
    こりゃいい。

    正直タイトルを見て、なんだか昼ドラみたい‥って、少しためらった。
    他に欲しい本がなかったらいいかなーなんて思ったけど、
    105円だし他にも欲しい本もあったので、勢いで購入!

    さくさく。軽く読める。
    しかもなんだか表現がうまい。
    あたしだけかな、かなり耳に痛い!

    「俺は、いつか運命...続きを読む
  • センチメンタル・サバイバル
    最近の女子はぼーっとしているように見えてもちゃんと考えているんですよ!みたいな本(笑)。この本読むと応援されているような、毎日は結構楽しいんじゃないかと思えてくる。この作家さんの作品は全部好きです。
  • パートタイム・パートナー
    パートタイムで彼氏やります。
    設定が面白い。軽い主人公かとおもいきや、ちゃんと考えてる。
    小説のラストがすごく好き。
  • 素晴らしい一日
    初めて入った本屋さんで、サイン入り初版本を購入。
    文庫とはいえ、ちょっと得した気分。

    そして内容もよかった。
    物語にどっぷり できれば長く浸かりたいので、めったに短編集は読まない。
    が、人物描写が見事で、一気に物語りに入り込め、そしてとても魅力的だった。

    ダメ男から魅力を引き出す手腕は...続きを読む
  • 幸せ嫌い
    結婚したい主人公が、結婚指導側にまわるという新鮮な設定。
    婚活中の人間にとってぐさぐさ刺さるかなり厳しい言葉の連続だが、
    確かに…本当だ…と頷けてしまった!
    目次の時点でもうリアル。プライドは捨てよ、頭を下げよ、、、
    上から目線の婚活女性をバッサリ!
    キャッチーな文章なので読みやすく、くすりと笑える...続きを読む
  • 神様のすること
    親を介護する、ということをどこか他人事のように思っている私。

    もし自分に降りかかる出来事だとしても、それはきっと遠い未来のことだと思い込むことで、目に見えて老いていく両親から目を背けいる。

    両親にはいつまでも元気でいて欲しい。というのは実は、介護なんてまだしたくないよ。という言葉の裏返しなのかも...続きを読む
  • こんなわたしで、ごめんなさい
    大好きな平さんの痛快コメディ7編。
    今回も、「いるいる、こんな奴!」ってリアリティをとことん攻めてくれる話ばかりで嬉しい☆
    とくに気に入った話は以下↓

    『婚活の外へ』
    もはや(私の中限定で)共感の嵐!笑

    「そんなおとなしそうな顔してるけど、あなただって、計算してるでしょ。小宮山さんの条件のよさは...続きを読む
  • コーヒーもう一杯
    脱サラ・サクセスストーリーかと思ったら、失敗ストーリーだった。
    失敗からの、再出発。

    「失敗したからって、それが何?経験値が増えて、語りぐさもできて、人生が豊かになる。それのどこが悪いの」

    今まさに人生の岐路に立っている自分に、元気と勇気をくれました。
  • コーヒーもう一杯
    人が失敗して悲しむ姿を読みたくない、という気持ちから(暗い話は読みたくないのだ、現実は見たくない)、遅々として読み進めた。
    が、さすがは信頼のおける平安寿子。
    最後には、失敗しつつもそれが良かった、これから楽しみ、という姿を出してくれて、そんな失敗もしてないくせに、勇気をもらって、挑戦したいと思わせ...続きを読む
  • グッドラックららばい
    人間の印象って見る人によって変わるなと思った。
    あと家族は個々の集合体だなって思ったけど、一緒にずっと暮らしていることが家族が家族たる愛着を生むのだろうと思った。
  • もっと、わたしを

    ユーモラスな語り口

    この著者のユーモラスで平明な語り口を好んでいる。
    内容的にも人間心理をよく描けていると思う。
    この著者の世間的な評価があまり高くないのはなぜだろうか?
  • コーヒーもう一杯
    予想した結末を裏切られてほっとした。ありがちな最後はハッピーエンドに終わらないハッピーエンド。心が軽くなった。カフェ経営はほんと大変だ。しばらくは客に支持されてもいつか嗜好は変わっていくし、成功例はすぐにまねされる。自分も経験しただけに固唾をのんで読んだ。満足!
  • 神様のすること
    人生の半分を過ぎて、死を意識するようになった時に読むといいと思いました。

    付き添い天使の話しや、潜在意識がメッセージを発する話しなど、ユニークに感じました。

    最近夢を見ないのは、潜在意識が何も発するメッセージがないからか…ただ、覚えてないだけか…

  • しょうがない人
    中年女性の生き様がまざまざと描かれており、定年後も介護の問題や姑・親戚との関係や子育てと、悩みは尽きないものだと思い知った。今後の人生こわい。笑
  • こんなわたしで、ごめんなさい
    わたしは、自分のこれからの人生に恋をする。

    このフレーズを読みたくて、わたしはきっと何回もこの本を読み返すだろう!