平安寿子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレいやー、軽いね。森絵都も軽いけどこの人も負けてない。
お姉ちゃんとお母さんが人生に悩んでなくて好き。傍目から満たされているわけではなくて、本人が満ちている感じ。そういう人になりたい。
お母さんは家出して奔放な生活を送り、お姉ちゃんはナチュラルに奔放に生きて、お父さんは流されて生きて、妹ちゃんは悩んで生きて。いろんな生き方がありますね。僕はどれかな。
うちのかあちゃんがこれを勧めたってのは家出したいってことかしら?それもまたアリだと思います。家族、とか、義務、とか、権利、とか、義理、とか、投げ捨てるも投げ捨てないも人生ですもんね。つまんないことにこだわっててもしょうがないと思いますよね。一方で、人生にこだわってもしょうがないとも思いますけどね。人生一度きりとかいうけどさ、そんなこと分かんないんだしさ、そうだとしても死んだらみんな一緒だしさ。まあそれはべつのはなし。
自分が居なかったら居なかったで、居ないなりに問題なく社会は回るわけで、それだったらしたいことをすればいいじゃないですかね。あなたが居なければうんたらかんたらは欺瞞だと思います。人に存在価値はあっても、存在義務はない、というか、居なくてはいけない人ってのはいないわけですよね。ダーウィンが居なくても進化論はあったと思うんです。じゃぁ何したって良いじゃないですか。
限りなく奔放に、生きてみたい。ムリだけどね。 -
Posted by ブクログ
求人誌の副編集長を務める莉緒。
酔っ払った勢いで建築現場へ入り、足場を上っていきます。
足がすくんで動けなくなったところを助けてくれた男性を好きになり、
家を建てる仕事に魅せられ……と、それまでの生活が大きく変わっていきます。
失敗しながらもいきいき仕事をしている女性の姿は、いいなぁと思いました。
“家は大きな買い物で、一生分の価値がある。そこには夢がある”
というところを読んでいると、実家のことを思い出しました。
古くていやだ、狭くていやだ、なくなっても困らないと思っていたけど、
どんな想いで建てられたのかを想像してみると大切な場所かもしれません。
あと、季節の変わり目を感じる風の匂いって、どんな匂いか気になります。