平安寿子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
求人誌の副編集長を務める莉緒。
酔っ払った勢いで建築現場へ入り、足場を上っていきます。
足がすくんで動けなくなったところを助けてくれた男性を好きになり、
家を建てる仕事に魅せられ……と、それまでの生活が大きく変わっていきます。
失敗しながらもいきいき仕事をしている女性の姿は、いいなぁと思いました。
“家は大きな買い物で、一生分の価値がある。そこには夢がある”
というところを読んでいると、実家のことを思い出しました。
古くていやだ、狭くていやだ、なくなっても困らないと思っていたけど、
どんな想いで建てられたのかを想像してみると大切な場所かもしれません。
あと、季節の変わり目を感じ -
Posted by ブクログ
二時間一万円、一時間延長ごとに追加で五千円+交通費・各種施設利用料・飲食代金はお客持ち。健全なボーイフレンド。通称 デート屋、正式名称 パートタイム・パートナー。28歳の昌生はどの会社に入っても続かず、ただ女性の扱いだけが得意。そんな彼の現在の職業がデート屋である。
一条ゆかりさんの「正しい恋愛のススメ」のパクリっぽい設定。あれは高校生だったが。
好きな人が相手でもなく、初対面の相手にお金を払ってデートするなんて虚しくなるだけの気がする。個人的にはそれなら気心の知れたお友達とランチする方がよほど救われる。
しかもこの昌生が薄っぺらくて、結局クライアントに向かい合っている気もしない。後半は