平安寿子のレビュー一覧

  • なんにもうまくいかないわ

    Posted by ブクログ

    女のいろいろをおもしろおかしく連絡短編にしてあるので、とにかくなにも考えずに読むのには最適。

    疲れている時に読むとすっきりする。

    0
    2015年12月29日
  • センチメンタル・サバイバル

    Posted by ブクログ

    フリーターのるかとキャリアウーマンの叔母が同居することに。叔母の影響を受けて少しずつ変わっていくるか。

    シンプルにおもしろいかな。
    深い意味はなくとも、少しずつ変わっていくるかを見ているのはおもしろいかな。

    0
    2015年12月29日
  • くうねるところすむところ

    Posted by ブクログ

     工務店で働く女性二人のお話。自分なりの指針を見つけて突き進む梨央と、暴力的な単純さと揶揄されることはあれど思いきった決断力のある郷子。タイプは違えどどちらも行動力に溢れる女性で、私もこの人たちのように前向きに仕事ができるようになりたいと思った。そのためには参考書から得る知識だけでなく、自分の足で現場へ赴き、自分の目で見ることによって得る何かが必要なんだと感じる。

    0
    2015年12月17日
  • くうねるところすむところ

    Posted by ブクログ

    「私にはコレがある」というものを見つけた女性はたくましくて、美しい。はじめは恋愛目的で飛び込んだ世界の中で、恋愛ではないところに夢や目標、やりがいを見出す主人公がまぶしい。20代後半~30代前半という、独身女性が何かと焦る時期、コレを読むと元気がでるかも。

    0
    2015年09月24日
  • 素晴らしい一日

    Posted by ブクログ

    作者ご自身によれば「クスッと笑えてちょっぴり身につまされるビタースィートな大人のコメディー。」ということですが確かにそのとおりでした。えー何でこうなるの?と思わず嫌になってしまいそうな重い出来事の中にも吹いてしまいそうな笑いが隠されている、そんなお話を集めた短編集でした。
    『おいしい水の隠し場所』で学校の体育や部活が終わったあとの水道の水が一番美味しいというエピソードはそうかも、と思えました。その時その場所でしか味わえないものってありますよね。

    0
    2015年01月31日
  • グッドラックららばい

    Posted by ブクログ

    「でも、いいんじゃない」(ダイナマイトbySMAP)ってことなのかな。女性の視点が印象的な平安寿子さんですが、この作品の中では、私はお父さんがしなやかでたくましい感じがしました。
    すごくたくさんの人物が登場してきます。中には、ほかの作品でも見かけたことがあるような設定もあって、にやり…でした。

    0
    2014年12月27日
  • 恋愛嫌い

    Posted by ブクログ

    確かに、寝ても覚めても「恋愛」のことばかり考えているわけではないのですよね~。いろいろやらなきゃいけないこととか、やりたいこととかあって。うんうん。…それでもやっぱり、魚の小骨のようにチクリと不安になるのか「恋愛嫌いのままでいいのだろうか…」と。
    この3人の女性が、男性だったら物語はどうなるんだろう?なんて思いました。男性が主人公の恋愛小説って???

    0
    2014年11月21日
  • コーヒーもう一杯

    Posted by ブクログ

    内装会社に勤める女性が、思い付きでカフェを開くことにしてうまくいかなくて・・・という話。レトルト食品を出すだけのお店が人気が出るはずもないのですが、開業してうまくいかず借金を残して廃業しても、次にお店を開店させるために一度おしまいにするという前向きな考えはいいなと思った。
    廃業し飲食店のアルバイト店員になった後で、そのつてでオーナーではなくお金の心配も借金もしなくてよいのに自由に采配のできるカフェのような事につけるのは、できすぎでご都合主義だと思う。
    最後でしらけた。

    0
    2014年11月09日
  • 恋愛嫌い

    Posted by ブクログ

    タイトルに惹かれて読みました。「恋が苦手で」「前向き嫌い」「あきらめ上手」等々、各章のタイトルもうまいなと。 鈴枝と翔子を足して割ったのが自分のような気もしてきたのは、私も恋愛苦手な質だからなのかも。

    0
    2014年10月01日
  • コーヒーもう一杯

    Posted by ブクログ

    コーヒーが好き、という理由だけで手にとった1冊。

    人生はままならない、という感じ。
    出来すぎ感が溢れているストーリーもどこか落ち着かないけれど、
    上手くいかない現実をひしひしと感じさせられるストーリーも、ちょっと辛い。

    0
    2014年09月14日
  • くうねるところすむところ

    Posted by ブクログ

    求人誌の副編集長を務める莉緒。
    酔っ払った勢いで建築現場へ入り、足場を上っていきます。
    足がすくんで動けなくなったところを助けてくれた男性を好きになり、
    家を建てる仕事に魅せられ……と、それまでの生活が大きく変わっていきます。


    失敗しながらもいきいき仕事をしている女性の姿は、いいなぁと思いました。


    “家は大きな買い物で、一生分の価値がある。そこには夢がある”
    というところを読んでいると、実家のことを思い出しました。


    古くていやだ、狭くていやだ、なくなっても困らないと思っていたけど、
    どんな想いで建てられたのかを想像してみると大切な場所かもしれません。


    あと、季節の変わり目を感じ

    0
    2017年09月05日
  • グッドラックららばい

    Posted by ブクログ

    長いけど、意味なく長いわけじゃない。
    なかなか壮大なお話。

    うまくいってるのかいないのか、
    とにもかくにも波瀾万丈。

    ややこしいのは好きですか?

    0
    2014年05月15日
  • センチメンタル・サバイバル

    Posted by ブクログ

    処分

    学生時代、就職先がなかなか決まらなかったときに読んだ
    時間が解決するのかもしれないけど、それじゃあもう遅いじゃないかと思ったことを覚えている

    0
    2014年03月27日
  • コーヒーもう一杯

    Posted by ブクログ

    世間の個人経営な喫茶店を経営するのって想像以上に大変な事なんだなぁと教えられた。言い方を変えるなれば作者が思う個人経営な喫茶店の経営に関するうんちく本じゃないかと言えなくもない作風だよね。ただ主人公が脱サラして喫茶店を始めたが、ひとつもパッとせずに店をたたむという成功話しじゃ無いところがこの作品を最後まで読む気になった所かな。単純に脱サラして成功しましたーっ。って話だったら途中で止めてただろうな。そんなこんなでまぁ面白かったですよw

    0
    2014年02月21日
  • コーヒーもう一杯

    Posted by ブクログ

    居抜き、内装、仕入れ、食品衛生責任者、人件費。
    カフェを夢見る人には役立ちます。
    色々な意味で・・・

    0
    2014年02月03日
  • コーヒーもう一杯

    Posted by ブクログ

    もっと、ふわふわしている小説かと思ったらそうでもなかった。途中、小説の形を借りた、カフェ経営の為の本かなとも思ったけど、そうでもないようで、小説としては可もなく不可もないような気がします。

    0
    2014年02月01日
  • コーヒーもう一杯

    Posted by ブクログ

    サクセストーリーなのかと思いきや現実感に満ち溢れた作品だった。現実そううまくはいかないもんよね、やっぱり。アルコールを提供したお客さんに絡まれて友だち呼んで撃退してたけどそりゃないぜと思った。カフェ作りに対して真剣に向き合ってない自分が引き起こした問題なのに。この人がなんやかんや文句付けながら主人公が成長していって最後に認められるんじゃないかという展開を期待していただけにただのかませ犬に過ぎなかったのが非常に残念。2012/240

    0
    2013年11月17日
  • 恋愛嫌い

    Posted by ブクログ

    恋愛に対して抵抗を持つ、独り身の女性たちの連作短編。
    それぞれの思考やライフスタイルは、独身を謳歌していて、その状況に悲哀は感じられない。
    自分のペースや考えに沿って突き進む彼女たちのあり方が勇ましく、楽しそう。人の恋愛なんて十人十色で構わない。

    0
    2013年10月31日
  • 恋愛嫌い

    Posted by ブクログ

    恋愛が面倒くさい女たち3人の心模様が時にユーモラスに、時にほろ苦く描かれている。主人公たち以外の登場人物も「ああ、こういう人いるいる」と思わせるリアルさがにじみ出ていてよかった。文体やノリに若干の古さを感じたけれど、読後に胃もたれしないさらっとした味わいで総合的には面白かった。

    0
    2013年10月30日
  • パートタイム・パートナー

    Posted by ブクログ

    二時間一万円、一時間延長ごとに追加で五千円+交通費・各種施設利用料・飲食代金はお客持ち。健全なボーイフレンド。通称 デート屋、正式名称 パートタイム・パートナー。28歳の昌生はどの会社に入っても続かず、ただ女性の扱いだけが得意。そんな彼の現在の職業がデート屋である。

    一条ゆかりさんの「正しい恋愛のススメ」のパクリっぽい設定。あれは高校生だったが。

    好きな人が相手でもなく、初対面の相手にお金を払ってデートするなんて虚しくなるだけの気がする。個人的にはそれなら気心の知れたお友達とランチする方がよほど救われる。

    しかもこの昌生が薄っぺらくて、結局クライアントに向かい合っている気もしない。後半は

    0
    2013年10月23日