平安寿子のレビュー一覧

  • コーヒーもう一杯

    Posted by ブクログ

    自分で新たなる道で改めて開眼してゆく姿がよかった。私も失敗してもいいから何かを始めたい気持ちがふつふつとわいてきた。失敗から学ぶことは本当にたくさんある。

    0
    2013年10月20日
  • 恋愛嫌い

    Posted by ブクログ

    恋愛が苦手な女の人たちの短編集。

    恋愛って、「しなきゃいけない」ってかんじがとても嫌だ。いいじゃん、別に。

    0
    2013年08月13日
  • コーヒーもう一杯

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    予想とは大きく舵を切った結末だった。
    でも、仕事というのはこれが本当でもあるのだと思う。
    一緒にいる人も、一緒に喜びながら、内面では舌を出すというのは
    よくあることで、それがわかった時、本人がそれをどう飲み込んでいくかで
    いろんなことが変わったり、成長できたりするのだろうと思う。
    最後にはきらりと光が。

    0
    2013年04月23日
  • あなたにもできる悪いこと

    Posted by ブクログ

    タイトルとこの表紙にひかれ、読んでみることに。
    ん、このタイトルは大げさすぎないか。
    もっと身近ないたずらや悪さの短編集かと思いきや、詐欺師の話し。
    さすが、女性著者はテンポ良くリズムがある。

    0
    2013年04月16日
  • グッドラックららばい

    Posted by 読むコレ

    500Pを超える長い作品でしたが...人間ドックの待ち時間で
    読了してしまった...。人間ドック...長いっつーのw。
    一見平凡に見える4人の家族だが、その4人ともに唯我独尊というか
    自分勝手、マイペースな生き方をてんでバラバラに描いてますが、
    言うほど嫌悪感や、暗さや陰湿さを感じない描き方に救われる
    作品なのでしょうね。本当にここまで勝手な人たちに見えないのに
    その腹の中や、一歩きっかけ次第で家族ってバラバラになって
    いくものなんですかね...。そういう自分も人のことを言えた
    義理ではないですが...。

    長い作品ですがそれなりに作中でも時間はゆるゆると
    流れているし、

    0
    2013年02月27日
  • あなたにもできる悪いこと

    Posted by 読むコレ

    初読。勝手な思い込みで今まで読んでいなかった
    いつものパターン。かなりテンポよく軽快な
    ライトピカレスク小説で面白いっ!
    まんま、小悪党って感じの詐欺、カツアゲを
    調子よく口先だけで次々と登場する一癖も二癖も
    ある人物達と対決。しかも買ったり負けたりしてるしw。
    彼等コンビが奪取する金額も数十万とかで
    妙にリアルな金額つーのも面白いですね。

    小市民感覚な小悪党ってのがなんとも
    憎めないし、とにかく主人公の「金」に対する
    生々しい執着心があまりにも人間クサくて
    醜くも切なかったり...。

    ラストのちょっとしたドンデン返しもいい
    アクセントになっていて読後感も爽快

    0
    2013年02月23日
  • コーヒーもう一杯

    Posted by ブクログ

    本作品は帯にもあったが、
    カフェを始めたい人には参考になるが、小説的には普通であった。

    本著者の作品では、「素晴らしい一日」「くうねるところすむところ」を読んだが、仕事や恋愛で挫折し、くよくよしていた女性が元気に前向きに生きていくようになるというスタイルは
    いつもと同じ。

    業界をちょっと知ってみたいという意味で、ついつい買ってしまう作家さんである。

    0
    2012年12月13日
  • 恋愛嫌い

    Posted by ブクログ

    賛否両論ありそうな結末。
    でも、中盤までは主人公3人にそれぞれ共感できる部分もたくさんあって、楽しめると思います。
    私も映画が好きなので、翔子のジム・キャリー(=お気に入りの俳優)に萌えるところは「わかる、わかる」と思いながら読んでました。笑

    0
    2012年09月29日
  • 恋愛嫌い

    Posted by ブクログ

    三人の女性が主人公。一人ずつ短編になっていてこういう書き方はやっぱり著者は上手だなと思う。本に登場する人と似ているような、逆に共感がもてないような。でも読んでいるうちにもしかして自分にもこういう感情はあるのかも、と思ってみたり。そんな一冊です。

    0
    2012年08月22日
  • くうねるところすむところ

    Posted by ブクログ

    ひとめぼれから転職してしまう主人公に、最初嫌悪感をもったけれど、努力で成長していく姿に次第に共感した。

    くうねるところすむところ
    家ってスゴい。

    0
    2012年08月21日
  • コーヒーもう一杯

    Posted by ブクログ

    世の中は常に再スタートからはじまる。
    経験して学ぶことの多さに
    翻弄されながらもわくわくしている。



    女子は老いも若きもなにかとたくましい。



    フィクションなのにリアルにとても近い小説。
    カフェをするのはたいていの女子の憧れだろうけど
    この本を読んでもそう思える?



    私は2:8くらいです。
    どっちがとはいわないけど。笑

    0
    2012年08月18日
  • Bランクの恋人

    Posted by ブクログ

    平安寿子はすごく感動する、とか共感する、というわけではないけれど、ドキッとする表現が多い。身に覚えのあるところが。視点が鋭い。

    0
    2012年08月05日
  • グッドラックららばい

    Posted by ブクログ

    信金に勤め「文鎮」とあだ名される夫の信也、長女の卒業式後に家出して旅芸人の一座について行く妻の鷹子、ソックスの折り目にコンドームを隠して高校に通う長女の積子、常に怒っている次女の立子。どこにでもいるようで個性的な4人で構成される片岡家の20年に渡る物語。この家族を見ていると、お金がなくても親に愛されなくても、大した事ないさと笑い飛ばせるような気がしてくる。姉妹の名前は積立貯金からとったのだそうだ。最後は竜巻で自宅の屋根が吹っ飛び、ニュースを見た鷹子が戻って来て大団円。立子の成長ぶりが眩しかった。家は疲れたときに帰ればいい。なるほどね。

    0
    2012年05月25日
  • グッドラックららばい

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ばらばらな家族の変な絆を描いてる小説。
    登場人物それぞれの個性が強くておもしろいんだけど、全然共感できないからその絆の理由がわからない。
    初めて読んだ時はもうちょっと面白かったはずなので、自分のテンションに由るのかもしれない。

    0
    2012年01月25日
  • 恋愛嫌い

    Posted by ブクログ

    表紙とタイトルに惹かれて購入。

    「恋愛嫌い」と謳っているだけあって、恋愛に対してどちらかというとネガティブなイメージを持っている3人の女性の話。
    読み進めていくと「嫌い」なんじゃなくて「苦手」なんだということが分かってきます。苦手でできないんじゃなくて、嫌いだからしないんだって言っちゃえばラクだったりするよね、みたいな。そんな彼女たちの強がりも、少し透けて見えます。

    私は「恋愛嫌い」ではないので、3人のうち誰にも強く共感することはなかったけど、ところどころ同じ女性として納得できる部分があったので、素直に読み進められたように思います。あと反面教師ではないけれど、3人を見ていて、やはり素直さは

    0
    2012年03月21日
  • パートタイム・パートナー

    Posted by ブクログ

    うむむむ。

    平さんの作品は男性がみんな似てる?
    穏やかで人が良くてしみるような人柄。
    多分そんなにいい男じゃなくて、でも愛されるタイプ?

    ただ、今回はもうひとつその男性の魅力が薄っぺらかった。
    その場限りの癒しデートでチェンジなしってのは、
    ある意味ホストクラブ以上に高いと思う・・

    しかも明らかにトークが薄っぺら。
    高みから眺めて、問題点がわかっているような顔しておだてるだけって、
    なんか気持ち悪い。


    タッチがやわらかいから読後感は悪くないけど、
    あたしはこの男性、絶対に嫌いだな~

    0
    2012年01月01日
  • 恋愛嫌い

    Posted by ブクログ

    単行本ですでに読んでいたことを忘れて購入。
    平安寿子だけど、そこまで「好き!」ではない。もちろん面白いけど。ちょっと主人公たちに共感しきれなかった。

    ただ、考え方には相変わらず共感。

    自由には責任がついてくる。
    自分の幸せを誰にも決められたくない。

    ただ、毎日を一生懸命生きてきただけなのに、「今流行りの◯◯ね。」とカテゴライズされる、という感覚も面白い。確かに。

    誰にも、自分の幸せを、決められたくない。自分の人生を自分でコントロールしたい。

    はい。わたしもです。

    0
    2011年12月30日
  • 恋愛嫌い

    Posted by ブクログ

    タイトルに引かれて読んでみたら、もぅ…。
    共感できることが多くって!!びっくり!!
    でも、私は恋愛嫌いじゃない。苦手なだけなんです。
    苦手は苦手なりにトライしないとね。

    0
    2011年12月22日
  • 素晴らしい一日

    Posted by ブクログ

    友達から貸してもらいました。イ・ユンギ監督による映画がとてもよかったようで。
    個人的には、最後に収録されている「商店街のかぐや姫」が一番好き。
    あとがきを読んだら、作者は田辺聖子を愛読しているようで、成程、「仕方ないなぁ」と苦笑してしまうような登場人物たちの描き方には、近いものがあるかも。

    0
    2011年10月16日
  • グッドラックららばい

    Posted by ブクログ

    それぞれが自分勝手に生きてて、まあそれもひとつの家族のカタチかもしれないけれど、やっぱり私はよくホームドラマにありがちなほんわかした一体となった家庭を目指したい。

    ・・と思うのは、時代についていけてないのか!?

    0
    2011年07月26日