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Posted by ブクログ
これもまた、共感しづらい主人公であった。
たぶん、世間並みの評価だと進藤晶生はどうしようもない奴ということになるだろう。どうして米屋の仕事を本業にしないのか。そっちのほうがよほど実のある仕事ではないか、と。
でも晶生は自分がやりたいと思ったことをやり続ける。たとえそれが世間的にみてナンセンスだったりバカバカしかったりするようなことでも、あるいは自分の身が危険に晒されたとしても、それでも「いいこと」を見つけることができるのだ。
晶生に会ってみたいか、一日デートしてみたいか、と自問してみると、ちょっと躊躇する。言葉だけでいい気持ちになることはできるけど、たぶんそのあとで倍以上の虚しさに襲われるだろうから。
それでもいい、と思ってしまう時があるだろうことは容易に想像がつく。一時の慰め、やすらぎ。それを提供することを仕事にしようという晶生がだんだん好きになる。前途はまったく洋々としていないのに、ラストはちょっと微笑んでしまう。
Posted by ブクログ
二時間一万円、一時間延長ごとに追加で五千円+交通費・各種施設利用料・飲食代金はお客持ち。健全なボーイフレンド。通称 デート屋、正式名称 パートタイム・パートナー。28歳の昌生はどの会社に入っても続かず、ただ女性の扱いだけが得意。そんな彼の現在の職業がデート屋である。
一条ゆかりさんの「正しい恋愛のススメ」のパクリっぽい設定。あれは高校生だったが。
好きな人が相手でもなく、初対面の相手にお金を払ってデートするなんて虚しくなるだけの気がする。個人的にはそれなら気心の知れたお友達とランチする方がよほど救われる。
しかもこの昌生が薄っぺらくて、結局クライアントに向かい合っている気もしない。後半は徐々に変化していく部分もあるが…
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