平安寿子のレビュー一覧

  • 素晴らしい一日

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    平安寿子さん「素晴らしい一日」、2005.2発行(文庫)。短編6話が収録されています。タイトルの素晴らしい一日と商店街のかぐや姫が印象深かったです!だらしない男の生き方を見事に描いてる感じがしました。私は大嫌いですが~(^-^)

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    2018年03月22日
  • くうねるところすむところ

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    私にとってビジネス本かな。
    仕事をする意義って、人それぞれなのだと理解できる。
    そして、ただ漠然と仕事をしていると続かないと思える。
    会社であれば方針を確たるもので示しているのか、個人であれば信念なのかなー…。
    そして社長、社員、職人、バイトの思考回路が参考になった。立場をどう理解していけば良いのか灌漑深く考えてしまった。話は違えど仕事とは別に恋愛は難しいと思うのと同時に家族を持つのも色々と大変なんだと思った。私は徹男の気持ちが凄くわかるが…ちょっと残念笑逆に梨央と同じで笑ってしまった。

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    2018年03月20日
  • こんなわたしで、ごめんなさい

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    日常に悩む女の話を綴った短編集。結婚を申し込まれて躊躇して破局し、新しい自分探しを始めた成美(婚活の外へ)。巨乳に悩む東子(どうか小さな幸せを)。婚活を始めた気の回らない泉が自分改造に挑む(イガイガにチョコがけするのも年の功)。元恋人の浮気相手の世津子から紹介されたいい人と結婚した未和(自然の法則に従って)。ブスの洋子と引っ込み思案な美女の睦美(じれったい美女)。デコデコのフリフリの五十女の道子とその義姉・梢(カワイイ・イズ・グレート!)。友人の美苗に謝罪する早弓(こんなわたしで、ごめんなさい)。

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    2018年03月17日
  • 神様のすること

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    ネタバレ

    親の介護という関心から読み始めたが小説というよりエッセイで著者の体験と幼少時のことなどが語られている。自分より少し上の世代で理解することは出来たが途中、ダラダラとなかなか進まない展開に飽きてきてしまった。ラストはタイトルに繋げて神様のすることは…と締めくくられていて著者のバックグラウンドを知ることはできたから今後他の著書を読んでも思い出してしまうだろう。

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    2018年02月16日
  • 言い訳だらけの人生

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    ガンダムになぞらえた男3人の物語。
    「うる星やつら」や「エバンゲリオン」も引き合いにだされて、懐かしく感じた。

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    2018年02月16日
  • Bランクの恋人

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    平安寿子さんの「Bランクの恋人」、2009.6発行(文庫)です。軽い感覚の恋物語7編が収録されています。「Bランクの恋人」、男性としては、いろいろ考えさせられる物語でしたw。「モテる」ということの本質、深いですね(^-^) 「軽さ」であり、「優しさ」であり、「優柔不断」であり、「嘘つき」なのかもしれませんね(^-^) 「いい男」というのは、決して(自分のために)嘘はつかないと思っています!(^-^)

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    2018年01月23日
  • もっと、わたしを

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    一方的に話す女性の会話を聞いているような感じ。
    ゆえにスピード感があって面白いが、下手に相槌を返すと怒られそうだ。

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    2017年12月30日
  • 素晴らしい一日

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    作者デビュー作の短編集。キャラクターの描き方が独特でダメ男でさえ憎めない。脇役のキャラクターも想像ができる。

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    2017年11月13日
  • 恋愛嫌い

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    ネタバレ

    年齢も職業もバラバラ、でもランチ仲間として親しくしている女性3人組。
    だけど3人とも、こぞって恋愛が苦手で…――。

    いやー、面白かった!
    とくに、日課のブログ更新でしか自分を解放できない女・翔子のエピソード(↓)が色々と考えさせられた。

    「一人で生きちゃ、ダメですか」
    ネット上ではうまくコミュニケーションとれる相手でも、リアルではちょっと…っていうのが、このSNS時代において大いに共感を得そうだなと思った。笑
    作家・永井荷風の生き様についての話は、現代の孤独死問題について考える上でも、なかなか興味深い逸話だった。
    「キャント・バイ・ミー・ラブ」
    お金持ちに見初められるシンデレラストーリーは

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    2017年10月30日
  • 愛にもいろいろありまして

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    正に「愛の種類・形はいろいろなんだなぁ」という感じでした。一般的な「愛」とはちょっと違うから共感度はいまいちだけど(というか、お話によってはモヤモヤが残る)、これはこれで。

    この中では『利息つきの愛』が一番好きだったかな。

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    2017年08月23日
  • こんなわたしで、ごめんなさい

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    短編7作品。

    結婚したいと思えない女性、どうしても結婚したい女性、美人の悩み、個性的衣装で人生貫いてきた女性などなど。

    「カワイイ・イズ・グレート! 」は良かったです。

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    2017年02月23日
  • Bランクの恋人

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    短編集。
    「利息つきの愛」感想
    見返りを期待することはそんな悪いこと?
    もちろん、見返りだけを求めるのは間違ってるとわかってる。
    でも、ほんの少しくらい期待するのは許されるんじゃ・・・と思う。
    友情も信頼も、愛情だって見返りを期待する。
    愛した分だけ愛してほしいって思わない人、いるんだろうか?
    無償の愛ってどこかにあるかもしれないけれど、今の自分には家族以外には該当する人がいるとは思えない。
    他人に対して「完全な無償の愛」なんてやっぱり無理。
    出し惜しみはしないけど、ほんの少しでもいいから利息はやっぱり受け取りたい。

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    2017年02月23日
  • コーヒーもう一杯

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    ネタバレ

    結婚を考えていた彼氏に振られたアラサー営業ウーマンが結婚資金を注ぎ込んで心機一転、カフェ経営に挑む話。OLから個人事業主になり、自分の理想を実現しようと奮闘するが一筋縄にはいかず…。”お洒落なカフェを営む女性”のように夢物語ではなく、現実の厳しさを描いた作品で好感が持てました。最終的に主人公は自分の役割に気づくわけですがこんな良いご縁ってあるのかなと疑問に思い、評価は低めにしました。

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    2016年09月12日
  • 心配しないで、モンスター

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    ネタバレ

    平のしょうがなさというか諦めの良さとは違う感じ。もやーっとポジティブなのはほんとにもやーっとする。締めるならはっきりしてって感じ。。

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    2016年09月05日
  • こんなわたしで、ごめんなさい

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    表紙絵を見てコメディかとおもったのだけど、読んでみると結構奥深い。女性ならではの話がとても興味深かった。
    あらすじ(背表紙より)
    人も羨むキャリアウーマンのはずが、仕事も家庭も雲行きが怪しくなって―表題作ほか、結婚願望がないのに求婚されたOL、男性不信の巨乳女、対人恐怖症の美女など、いろんな「わたし」が主人公。欠点やコンプレックスに囚われて悪あがきする女たちをめぐる悲喜交々を、ユーモラスに、ちょっとビターに描き出す。名手の痛快コメディ7編。

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    2016年08月20日
  • 心配しないで、モンスター

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    Tぬオススメの短編集。
    各話で一曲差し込まれているのが、知ってる曲では面白かった。知らない曲もちょこっと聴いてみるか?とも思ったけど、結局聴かず仕舞い。
    気持ち的には入りやすかったかな?

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    2016年05月07日
  • グッドラックららばい

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    普通では考えられない事や女性の嫌な部分が淡々と描かれているようで、あまりいい気はしませんでした。
    でも読み進めるうちに、思いのまま生きる女性たちが清々しく思えた。(共感はしませんが)
    頷ける部分もあったりで、興味深い一冊でした。

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    2016年03月06日
  • グッドラックららばい

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    軽くて痛快!笑っちゃうほど各々が好き勝手に生きる家族の話。全員が自由だから成り立つ、空気の良さ。最高だな。

    個人的には自分の周りの人々も皆、この本の登場人物ぐらい他人に興味を持たないで生きてくれたらラクだなぁ…と。

    何で実害がない他人のことで怒れるのか分からない。むしろ面白い話として話す以外に、他人の行動とか考えに興味を持てることがすごいと思ってしまう。私って人に指摘されるほど人に興味ないんだなぁ…と改めて思った。

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    2016年02月18日
  • グッドラックららばい

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    ネタバレ

    いやー、軽いね。森絵都も軽いけどこの人も負けてない。

    お姉ちゃんとお母さんが人生に悩んでなくて好き。傍目から満たされているわけではなくて、本人が満ちている感じ。そういう人になりたい。

    お母さんは家出して奔放な生活を送り、お姉ちゃんはナチュラルに奔放に生きて、お父さんは流されて生きて、妹ちゃんは悩んで生きて。いろんな生き方がありますね。僕はどれかな。

    うちのかあちゃんがこれを勧めたってのは家出したいってことかしら?それもまたアリだと思います。家族、とか、義務、とか、権利、とか、義理、とか、投げ捨てるも投げ捨てないも人生ですもんね。つまんないことにこだわっててもしょうがないと思いますよね。一

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    2016年01月18日
  • コーヒーもう一杯

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    失恋して、勢いでカフェを開くことになった32歳の女主人公。
    小説なので、どこまで事実に近いのかはわからない。
    が、私の中になんとなくあったカフェ経営という甘い夢をズバッと切り捨ててくれた。
    当たり前だが、どんな世界でも基本は大事。

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    2016年01月03日