平安寿子のレビュー一覧

  • 素晴らしい一日

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    映画「素晴らしい一日」を観てから読んだので、映画と違ってゲスと言うか俗世臭丸出しと言うか、突拍子もない設定の割りに中身はリアルでビックリした。
    世の中ドラマの様にそううまい事いかないんだけどそれなりに楽しくやれますよ、安心して気楽に生きましょう。
    そんな肩肘張らないメッセージを読んだ気がした。
    気のせいかもしれないが。

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    2011年07月19日
  • あなたにもできる悪いこと

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    つまんない!というほどではないし、いつもの軽妙洒脱なセリフ回しは安心して読める。

    ただ、どうもキレが悪くて。
    つながりがあったり悪党がちょっとかわいかったりリアリティも優しさもたっぷりなのに、
    うーん、どうも。

    悪くない。でも、勧められない。
    うーん。微妙な感じ。

    奥歯に物が挟まったような、って、こんな?

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    2011年07月14日
  • グッドラックららばい

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    それぞれ異なる個性を持った親子4人が、それぞれ勝手に自分の世界を生きていく不思議ワールド。
    それでも、それぞれ勝手であっても、どこかでお互いを認識し合って暮らす姿は、形だけ一緒に暮らす家族より実があるか。

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    2012年01月17日
  • グッドラックららばい

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    ちょっとしたはずみで家をでた母。でも戻るのは、あの家しかないと思っている。父親は一向に構わない様子。娘達のキャラは全く違い、家族でも求める幸せは違うのだ。それでもバラバラな感じがしないのが読んでいて幸せ。



           

      

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    2011年04月27日
  • グッドラックららばい

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     家出して戻らない母に対していいじゃないかという父と姉。それぞれ自分勝手に生きる変わった家族のようだけど、似たような家は結構あるんじゃないかと思う。それぞれが自分の思い通りに生きることができる世の中になったということだと思う。子どもを自分の思い通りにはできないというのは日々感じることです。

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    2011年03月06日
  • グッドラックららばい

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    ネタバレ

    なんともユニークな家族の話。
    ユニークっていうのは世間体から少しずれてるから?
    はっきり言って変わり者。変わり家族。
    でも「普通」っていう枠にとらわれてない、そんな彼らはちょっとおもしろい。
    そしてうらやましいとか思っちゃう。

    こういう家族もアリだなと思った。

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    2011年03月04日
  • 愛の保存法

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    ネタバレ

    「神様のすること」が良かったので読んでみたのですが・・・・・・
    これはちょっと微妙~・・・でした。
    途中放棄しちゃうくらいつまらないわけではないけれど、
    どの話もあまりグッとこないというか、登場人物たちがちょっと気持ち悪いというか・・・。(;´・_・)
    でもこれだけで合わない作家さんなのか判断はできないな、と思うのでもうちょっと読んでみようと思いました~。

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    2011年01月16日
  • なんにもうまくいかないわ

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    ハタ迷惑でもムカついても、結局なんだかんだと憎めない。
    だってよくよく見て見ると、あの人が“お幸せ”なのか
    可哀想なのか・・・良くわかんなくなっちゃうし。

    そんな独特の空気を持つ女性・志津子を中心軸とし、
    彼女と関わる事になってしまった人たちを語る連作?短編集。

    志津子タイプの人は平作品での出現比率がやや高めな気がする
    ・・・と思ったら、どうもモデルが実在しているらしい。

    なるほど。
    確かにこんなキョーレツな人が身近にいたら、想定していなくても
    物語の中に勝手に入ってきちゃうんだろうなぁ・・・と思った。

    「なんにもうまくいかないわ」と思っていてもいなくても、
    この短編集読んだら「なんだ

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    2010年12月13日
  • あなたにもできる悪いこと

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    連作短編なので、1つ1つを割りとサラッと読めました。
    今1つ、「おもしろい!!」と手放しでは言えず。

    トラブル・コーディネーターね、なるほどうまいこと言うな。
    実際にこんな仕事しようと企んでる人もいるかも。

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    2019年01月16日
  • グッドラックららばい

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    びっくりするくらいマイペースな家族4人の話。

    多かれ少なかれ人それぞれ価値観はあるし、自分の考え方を
    人に当て嵌めて考えたりもするわけだけど。

    それにしたって程度があるよねーという域を軽く超えている。
    平さんのキャラクターはその辺のズレ加減が絶妙。

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    2010年12月08日
  • もっと、わたしを

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    だからなに?と言っちゃえばおしまいなんだけど、
    それでいーじゃん、とかしかたないじゃん、とか
    そんな雰囲気の連作短編。

    あー、このヌルい読後感が幸せだー。

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    2010年11月29日
  • Bランクの恋人

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    初読の作家さん。

    短編の恋愛話がつまった本。
    くうちゃんみたいな、優しいけどビシッとつきつけてくれる
    おネエさんが欲しいな。

    好みは色々。
    シアワセの形は人それぞれ。
    仕事できるキャリアウーマン(プライドが高くて彼氏ゼロ)
    夢見る太め元バンドマン(周りが見えてない)

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    2010年11月23日
  • あなたにもできる悪いこと

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    最後が微妙に恋愛に
    発展w!
    びっくり

    世の中にいそうな
    ほんと恐喝屋?
    でもそこまで悪くない
    人で面白いほうかと

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    2010年08月19日
  • Bランクの恋人

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    信頼してます。やっぱり面白い。
    軽い!けど。

    全然恋愛気分にはならなかったけど。

    キャリアウーマンが若い女の子と暮らし始める話(サイドバイサイド)が良かった。
    まー恋愛だけが人生じゃなし。

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    2010年05月05日
  • あなたにもできる悪いこと

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    口先一つで世間を渡り歩く男と、掴めない無愛想な女の二人組が、ちょっと後ろ暗いものを抱えた人間をゆすって小遣い稼ぎするお話。登場人物の全てが小憎らしいんだけど、どこか愛嬌があるんですよね。不思議だなぁ

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    2010年03月15日
  • くうねるところすむところ

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     この本は、なにかで紹介されていたので読んでみた。
     最初タイトルをみた時に全部ひらがなだったので「くうねる、ところ、すむところ」と区切って読んだ。
    くうねるって・・・と思ったら、「食う寝る所、住む所」だと読んでわかった。頭悪し・・・自分。

    ※2006年8月11日

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    2010年03月09日
  • 素晴らしい一日

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     著者のあとがきが面白い。
    「 生きていくのは楽じゃない。世の中イヤなヤツばっかりだし、夢や希望は北極星みたいに遠くで光っているだけ。
     わたしは七歳のときから、そう思っていた。・・・」そんな作者が繰り広げる短編集。

     それぞれの話の主人公が女性なので、登場人物に共感するのは、女性が多いであろうという感じは受けるが、男性諸君にも読んでいただきたい作品である。女性心理と登場する相対する男性を味わっていただきたい。

     この作品は、人生のどん底にありながら、そこからささやかな幸福を見出せる・・・そんな気がしてくる作品である。私としては、表題作に出てくる登場人物、友朗の<最高にハッピー>な笑顔が自

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    2010年02月15日
  • センチメンタル・サバイバル

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    「人生のターニングポイントになにしたらいいの?」
    という疑問を、ときにけなして、ときに熱く語る龍子叔母と暮らすうちに、出会ったり別れたりしつつ学んでゆく、るか。
    足並みのそろわなくなった両親、腐れ縁の彼氏、しっかりもののバイト、ちょっと芸術肌の常連客。
    それぞれの会話に、だいじな、あたりまえの人生に必要なヒントがちりばめられた一冊。
    迷ったら、まず会話を楽しんでみるべし。

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    2010年02月01日
  • なんにもうまくいかないわ

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    むかし負け犬、いまアラフォー。そのまっただなかの並河志津子。子なしシングル、恋多きプチ・ゴージャスな独身生活を楽しみつつ、“女のタイムリミット” におびえる迷える女。「なんにもうまくいかない、それが人生なのよ」とうそぶいてはみたものの、揺れる想いはかくせない。怒って泣いて、ため息ついてアハハと笑って…。Ah~どうなるあたし—。

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    2010年05月23日
  • あなたにもできる悪いこと

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    親愛なる小説家。平安寿子。
    信頼が置けるので、旅には必需です。

    しかし、やっぱり女性が主役の小説がいいなぁ。
    思っていたほどすっきりする、共感できるものではなかった。
    もちろんそれなりに面白くはあったけど。

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    2010年01月16日