曽野綾子のレビュー一覧

  • 夫の後始末

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    淡々としている著者がうらやましいような、さみしいような、納得するような、反論するような、いろいろ考えさせられます。 信念をもって生きているところはすごいかな。いろいろな情報やまわりとのしがらみに流されがちなので。。。

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    2018年07月26日
  • 夫の後始末

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    長い夫婦生活の終末をどう過ごすか?
    夫にとっても、自分にとっても心地良い終末の過ごし方は?
    何十年後かに訪れるであろう「その日」を、少しでも楽しんで過ごせますように。
    何十年後かでありましように。

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    2018年06月05日
  • 夫の後始末

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    ネタバレ

     曽野綾子さん「夫の後始末」、2017.10発行です。63年一緒に暮らした伴侶(三浦朱門)への深い愛が伝わってまいります。第一部変わりゆく夫を引き受ける 第二部看取りと見送りの日々 の二部構成です。現在は650gのスコティッシュフォールドと暮らしてるそうです。直助と名付けられた律儀な子猫だそうです。
     曽野綾子さん、ナショナルジオグラフィック、アニマルプラネット、ヒストリーチャンネルなどの衛星テレビをご覧になるそうです。私と一緒ですw。「夫の後始末」、2017.10発行、再読。お疲れ様でした。①夫が執着するのは本と雑誌だけ。 ②会話は、老化を測る一つの目安。自分の、相手の生きる姿に興味があるか

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    2018年03月13日
  • 夫の後始末

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    長い待ち時間があった時にたまたま手に取ったのが出会い。介護に対する考え方やその状況は十人十色だと思うけれど、彼女の綴る日常や家族についての考え方、痛みや大変さもユーモアに紛らせて笑い飛ばしてしまう強さのようなものは新鮮で魅力的だった。そこに彼女の人生哲学が現れているようで面白かった。
    どんな人かと読後に調べたら、ネットでは保守派だとか、過激な発言で問題になったといった記事が数多く出てきて少し驚いた。月並みな考え方の持ち主はそもそも作家になどなれないのでは、とも思うし、たとえ誤解を招くような言い回しがあったとしても、よしんば実際に偏った考えの持ち主だったとしても、前後の文脈を無視して発言の一部だ

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    2018年03月12日
  • 老いの身辺をさわやかに生きるための言葉

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    曽野綾子さん「老いの身辺をさわやかに生きるための言葉」、2008.12発行です。もっともな言葉、曽野綾子さんの箴言がたくさん収録されています。「分相応」とは生きてきた者の知恵の一つ。逆の言い方をすると、すべてしたいことをして生きて来た人など、一人もいないということ。「人が幸福になる道」は、失ったものやないものを数えず、残っているものを喜ぶこと。ーーーなるほど、考え方によって、気持ちは随分変わり、また楽になるものですね!ーーー

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    2016年12月10日
  • 復興の精神

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    この本の企画がいいなと思った。
    有事のあとに、我々は何をするべきか、どう考えるか、、、ということを、新潮新書編集部が発したいというに対して著名人が正面から応えた…ものとなっています。

    養老孟司氏の著書は何冊か読んできていますが、この原稿だけでも氏の集大成のような感じさえしてしまうほど、明確で深みのある言葉だと感じました。

    また、普段のモヤモヤを南直哉さんの言葉によってスッキリできました。
    この両名が個人的にはとても面白かった。

    軽い気持ちで借りたけどすごく重みのある書だった。
    本当に、悩める学生たちに読んでほしい。

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    2015年11月17日
  • 老いの才覚

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    34歳で読んだ本であるが、この先自分がどのように年を重ねて過ごして行くべきか、とても勉強させられる点が多かった。
    また高齢者になる前に再度読みなおしたい一冊。

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    2015年01月25日
  • 人間の基本(新潮新書)

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    著者が残り少ない人生の中で、残したいメッセージの一部だと感じ伝わってきました。ありがたい内容であり、教育として受け継いでいくべきものだと思います。少し突っ込み過ぎの内容もありましたが枝葉であり、幹としては良書だと思います。

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    2015年01月03日
  • 老いの才覚

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    実家にあったのを拝借してきた。
    高齢者に手厳しいと感じたが、明日は我が身でもある。
    自分もいつか必ず死ぬ。
    高齢になるまで生きていられるなら、これは今の自分にも必要な本なのかもしれない。


    思想的に全てを受け入れられたわけではないが、記憶にとどめておこうと思った箇所は、多数あった。

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    2014年10月01日
  • この世の偽善 人生の基本を忘れた日本人

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    対談集。よくここまで書いて出版できたなぁと感心するほど、ズバッと言ってる。
    言論の自由が憲法に書かれているにも関わらず、やれ人種差別だの、なんだのとやいのやいのあるこの時代にズバッと言える言葉の重み、人生の厚みを噛み締められる1冊。

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    2014年04月09日
  • 人間の基本(新潮新書)

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    人間には両面性がありどちらも受け入れて生きて行くことが、必要。

    結論として強い主張があるわけではないが、著者の考え方はよくわかった。

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    2013年10月07日
  • 老いの才覚

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    数々の発言には賛否両論ありの方だが、一読に値する書物を出すかただと思う。
    自分の経験と知識と良心をもとに、発言を受け入れる、受け入れない
    を取捨選別すればいい。

    老いを感じ始めるだろう年齢層を念頭に書かれているが、
    人は皆死ぬことが絶対確実のものだとすれば、
    死へまた老いへ向かう心を整えるのに
    本書は一助になると思う。

    老いの途中にある人は経験的に説教くさくなる。
    でも、それは含蓄ある言葉も中にある。聞いておくに損はしない。
    自分が老いの途中にあると気づいたとき、
    先を歩く人は少なくなり、元気もなく、もはや説教など
    後進に垂れる余力がないことが多いのだから。

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    2013年09月28日
  • 夫婦口論 二人で「老い」を生きる知恵

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    とっても ためになる本。子供の親として 耳が痛い内容もあるが、もっと 早くに出会いたかった本、子供が 小さかったときに。。。
    子育てしている親に プレゼントしたい本だ。

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    2013年09月07日
  • この世の偽善 人生の基本を忘れた日本人

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    歴史、教育、ボランティア、仕事、社会福祉、文化、戦争、生と死、、、日本社会の様々な側面に焦点をあてた、「人生の基本」についての著者二人による対談です。

    世界とは人生とは、不条理であることが当然であり、それを与えられたものとして、自らの勇気と覚悟をたのみに生きていく。
    この当たり前のことが、今失われている、と、著者二人の経験や思想、現代社会の現実を具体的に紐解き、愛する祖国への警鐘を鳴らしています。

    人は、意識せず、偽善を行なってしまう場合がある、と私は考えます。
    しかし、著者達が本書で伝えたかったのは、「意識せず」ではないよ、根本の考え方が、甘っちょろくなってるよ、ということです。

    ここ

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    2013年05月11日
  • 人間の基本(新潮新書)

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    若輩者の私には、理屈はわかるが感情的にはわかりたくない老人の戯言としか思えない部分も多かった。年をとって読み返せばもっと素直に受け入れられる気がする。しっかりした自分を持って、自分で考えて生きていく事や、人間は神でも悪魔でもないので絶対的な悪人も善人もいない、といったことは心に残った。

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    2013年02月03日
  • 人間の基本(新潮新書)

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    女性の人生訓的な本は、歯切れが良くて
    とても良いのだけど。
    なんだか、育ちの良さが出ているバックグラウンドが
    感じられてしまってね。

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    2012年11月07日
  • 人間の基本(新潮新書)

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    ネタバレ

    著者の人間味のある語り口がまさしく「人間の基本」なのかと感じた。
    最後の
    「常時ばかりではなく、非常時にも対応できる人間であるために、その基本となるのは一人ひとりの人生体験しかありません。強烈で濃厚で濃密な体験、それを支える道徳という名の人間性の基本、やはりそれらがその人間を作り上げるのです。」
    は最後まで読むと言わんとしていることが良く伝わってくる。

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    2012年11月02日
  • 人間の基本(新潮新書)

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    面と向かって言われたらグサグサと突き刺さりそうな言葉が多いけれど、それだけ説得力のある書き方だから読んでいて気持ちがいい。「宇宙の法則が...」とか言われる自己啓発書よりかはよっぽど好きだ。

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    2012年10月21日
  • 人間の基本(新潮新書)

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    人間の基本とは、どのような状況でも自ら考え、想像し、工夫していきることであるという主張に賛同を覚えた。自分の同じことを考えていると思いつつ、本を読み進めたが、筆者は更に上位レベルで物事を考えていることに気が付かされた。

    特に身にしみたのは、人間という本質を的確に捉えていることである。
    人は親切に、優しく、礼儀正しく生きてくべきという教育や躾を通して大人になる。しかし、あるとき、自分の裏の面に気が付き嫌悪感を覚え、自分はまだまだな人間だという劣等感に苛まされることがある。
    だが、筆者は人間は表もあれば裏もある、それを含めてすべて人間であると主張している点に、安心感を覚える。
    様々なボランティア

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    2012年10月02日
  • 人間の基本(新潮新書)

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    たまに大量に購入して街頭で配りたくなるほど読んで欲しくなるような本と出逢うことがある。本書はそういう本。
    養老孟司ふうに言うとすれば、つべこべ言わずに読んでみろ、と。

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    2012年09月24日