曽野綾子のレビュー一覧

  • 結局、人生の最後にほしいもの
    1188

    曽野綾子さんの本読むたびにほんと大好きでファンになる。ほんと会いたいからファンイベやらないかな。書籍サイン会とか。

    曽野綾子
    東京生れ。1954(昭和29)年聖心女子大学英文科卒業。同年発表の「遠来の客たち」が芥川賞候補となる。『木枯しの庭』『天上の青』『哀歌』『アバノの再会』『二月三...続きを読む
  • ただ一人の個性を創るために
    570

    色んな国に旅したいと思ったきっかけが高校生の時に曽野綾子さんが新疆ウイグル自治区とか中国大陸を20日間旅したり、アラブ世界をたくさん旅したりしてるのを読んだことがきっかけだったの思い出した。曽野綾子さんのサイン会とか行きたい。

    曽野綾子
    東京生れ。1954(昭和29)年聖心女子大学英文科...続きを読む
  • 少し嫌われるくらいがちょうどいい
    沢山の人の生き方から学べるのが、本の良いところの一つ。
    自分の無知を知り、好奇心を持って、感謝を口にして生きていこう。
    そうなれないとしても、この人生の最後まで足掻いて全力で生きていきたい。
  • 死という最後の未来
    私と50歳ぐらい違う両名の対談。このような話が聞けるのが読書のいいところ。死も言うことに対して、感謝の考え方を踏まえたものの捉え方、日常の誰にでもある物事の捉え方、両者違うが、その中での会話が面白い
  • 人生は、日々の当たり前の積み重ね
    曽野さんの本は数冊読んだけど、どれも隣にいそうでありながらも前向きで頑張りすぎない…素敵な心持ちを説いていらっしゃる。
    この本の中で特に前向きな曽野さんの生活は、二匹の猫との暮らしぶりであろう。
    ご主人のいなくなった家で幸せに生活されながらも、たくさんの想い出と共に将来も見据えている。
    改めて曽野さ...続きを読む
  • 少し嫌われるくらいがちょうどいい
    曽野綾子さんのエッセイ

    核心をついてくる。自分が気づいていたのに逃げていたものや、分かっていてもそうは言えない事、ズバリ言う所が痛快である。
    できないことの傷の舐め合いに黒い下心があるように、そんなところかな生まれるマウントが人生の鬱積になる。

    最後の、人間になし得るのは魂を生きること、にある
    ...続きを読む
  • 失敗という人生はない
    本書は、著者のいろいろな本からさわりの部分だけを集めてきたものであると語っている。
    忙しい人が、限りある時間で読書するということは大変なことだとしみじみと思うようになった。

    気になった言葉は次の通りです。

    ・生命を賭けさせられることと、生命を自発的に賭けることとは、全く別ものである。

    ・人間は...続きを読む
  • コロナという「非日常」を生きる
    B29の空襲から、コロナの恐怖まで 「死」に直面した時、人は何かを学ぶ とある。

    地に足をつけた、著者のひとこと、ひとことは、理屈ではなく、感情であり、考え、経験し、行動をともなった氏の事実なのである。

    気になったことは、次です。

    ・子供の時から、私の中では「世間は予想された筋書き通りにはなら...続きを読む
  • 少し嫌われるくらいがちょうどいい
    本書は、人間関係についての書である。
    帯:今すぐ「いい人」をやめなさい。人間関係の煩わしさほど、人生を豊かにするものはない

    気になった言葉は次の通りです。

    ・昔から、私には、奇妙な確信がある。それは、私がこうだと思い込んだことは、実にまちがっていることが多い、ということである。
    ・「人々の中の私...続きを読む
  • 地球の片隅の物語
    帯に、「貧困、争い、災い、そして喜びと誇りが世界には満ち溢れている」
    日本人には知らない「世界の真実」とあります。

    Voice に掲載されていたエッセイを集めたものです。
    氏の期待しないでありのままの人間を見つめる姿が映しだされます。

    気になったことばは次の通りです。

    ・アフリカでまだ大きな問...続きを読む
  • 続 夫の後始末  今も一つ屋根の下で
    物語は夫の死の直後から始まる。夫が残しておいたへそくりを何に使おうかと思案しているときに、彼女の目にとまったものは、子猫であった。
    子猫はやがて二匹となり、彼女の心の中で、しだいに、家族になっていくのである。

    気になったことばは以下です。

    ・いつも思うことだが、書くのは作家だが、本を創るのは編集...続きを読む
  • 夫の後始末
    夫・三浦朱門と過ごした夫婦の「最後の日々」を描く書です。

    気になったことは次です。

    ・しかし私はその時から、一応覚悟を決めたのである。夫にはできれば死ぬまで自宅で普通の暮らしをしてもらう。そのために私が介護人になる、ということだった。
    ・高齢の親たちを見るのは私たち夫婦しかない、という事を覚悟し...続きを読む
  • 人生の値打ち
    女と男に区別はあっても、差別はない。帯には、女も男もなく、人間として「孤高」を愉しむための21話とあります。「身のほど」を知る人こそ厄介な世の中の「骨頂」を味わえるとも。

    気になったことばは以下です。

    ・イジメはなくなることはない、なぜなら、イジメは人間にとって楽しい行為だから。
    ・でも楽しくて...続きを読む
  • 人生を整える 距離感の作法(マガジンハウス新書)
    大好きな作家、曽野綾子氏が、昨今のコロナ禍でのソーシャル・デスタンスから、距離感を扱ったエッセイです。
    さっぱりしていて、感じたことを、感じたままで表現する。そんな小気味よさを持った書でした。
    160頁あまりの分量で、読みやすく、分かりやすい。

    気になったことは以下です。

    ・私は、世の中はすべて...続きを読む
  • 老いの才覚
    老いの才覚で得られる事は、自立した老人という高齢者になってもしっかり考え心身共に健康に生き抜く7つの力

    他人に依存せず自分で考え選択して自分の事は自分でやる。単純だかとても勇気のいる事を説いている。

    この本を手に取る方は、それなりに経験を積み努力を重ねたけれどこの歳になりこれで良かったのだろうか...続きを読む
  • 老いの才覚
    「老人よ。人に頼らないで、自立しよう」が、メッセージ

    心に残った言葉は次です。

    ・若者に席を譲ることを要求している老人がいるが、要求される前に若者が席を立つのが望ましい。とは思いますが、老人だからといって譲ってもらう権利があるとふんぞり返っていいものでもありません。
    ・最近は機転の利かない老人で...続きを読む
  • 夫の後始末
    実母、義理の両親、そして夫と4人の家族を看取ったひとの説得力のある言葉の数々。心にしみる内容だった。
    奉仕とは排泄物の世話をすることーー納得。
  • 新しい生活
    言葉が寄り添い、心をラクにしてくれる、生き方の指針になる一冊。「答えを出すのは人間ではなく常に時間である」 心に響く言葉です。
  • 新しい生活
     夫亡き後、二匹の猫のおかげで日常生活に戻れた。猫たちによって生活のリズムを与えられたと仰る曽野綾子さん、今年89歳、「新しい生活」、2020.9発行。出だしは自伝的な感じもしましたが、多くの示唆をいただきました。一番の示唆といいますか、気が楽になったのは: ①ほとんどのことは「たかが」②人は必ず誰...続きを読む
  • 至福の境地
    曽野綾子さんのエッセイはいつも産経新聞で読んでおります。宗教や本当の貧困についても書かれており視野が広くて読みがいがあります。
    曽野さんは常に世界的な視点から日本の問題も論じられているので、勉強になります。
    海外旅行が趣味だという日本人の知り合いは結構いますが、結局は電力が安定した紛争のない地域を選...続きを読む