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「貧困も病気も動乱も、決して個人を育てる上でマイナスになるとは限らない。平和、豊かさ、いい環境が、必ずしも個人にとって願わしいものともなりえない。個性は自分で創るものだ。どこででも、いかなる環境ででも、その気さえあれば……」。教育改革国民会議などの委員を歴任してきた作家が、「自由と強制」「知育と徳育」「正義と邪悪」といった教育の本質について、思いの丈を綴る。各章の見出しを拾うと、「知識は学校に任せて身につくものではない」「人は教会からも女郎屋からも学ぶ」「うちはうちだ! と言える親」など、きれいごとを並べるだけで子供は育たない、という著者の教育観がうかがえる。また、「若者にタリバンの生活をさせよ!」「アラブ世界で学んだ生きる厳しさ」など、世界中を歩いてきた著者だからこそ指摘できる、日本人の視野の狭さにハッとさせられる。この国の大人たちはどこで間違ってしまったのか。迷える親と教師に指針を与えてくれる好著である。
...続きを読むPosted by ブクログ 2024年02月19日
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色んな国に旅したいと思ったきっかけが高校生の時に曽野綾子さんが新疆ウイグル自治区とか中国大陸を20日間旅したり、アラブ世界をたくさん旅したりしてるのを読んだことがきっかけだったの思い出した。曽野綾子さんのサイン会とか行きたい。
曽野綾子
東京生れ。1954(昭和29)年聖心女子大学英文科...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年09月05日
教育の最終責任者は、自分である。その次が親である、教師は三番目である。
自分と親たちは、その責任を果たしてきたか。この問題は、誰かを詰問すれば、済むことではない。静かに、継続的に、客観的に自問し、自分の美学と哲学で自分を教育し直すほかはない。
人は皆、善人ではなく、はたまた、悪人でもなく、人はさま...続きを読む
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