ある神話の背景 沖縄・渡嘉敷島の集団自決

ある神話の背景 沖縄・渡嘉敷島の集団自決

540円 (税込)

2pt

4.5

沖縄戦史の「神話的悪人」として記録される赤松大尉。太平洋戦争末期、彼は渡嘉敷島の村民から食糧を強制的に徴発し、さらに三百数十名の住民に集団自決を命じた、とされる。果たしてそうした事実は本当に存在したのか? 極限的状況に立たされた「人間」とは一体何なのか? 本書では、膨大な資料と現地踏査、そして真実をあくまでも理性的に追究しようとする著者の真摯な思いが、惨劇の核心を白日の下にさらしていく。迫真の長編ノンフィクション。

...続きを読む

ある神話の背景 沖縄・渡嘉敷島の集団自決 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2012年01月11日

    曾野さんごめんなさい。
    わたしは名前のイメージだけで、あなたのことをめそめそ感たっぷりの自分可哀想系キリスト教文学者だとばかり思ってました。
    あなたは人の罪に直面しようとするタイプの弱き者であって、ドキュン魂の持ち主というかそそっかしい人でもありました。
    まじでごめんなさい。

    以下、ひとまずおぼえ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年09月19日

    「生贄の島」に続いて1971年に発表された曽野綾子氏の渾身の沖縄ルポですが、今回は渡嘉敷島で起きた集団自決は、果たして定説通り赤松大尉の命令だったのかという真相に迫る内容です。

    著者は赤松犯人説の根拠となる残された資料に当たるうちに、不思議なことに気づきます。

    根拠の資料とされる3種類の文献の肝...続きを読む

    0

ある神話の背景 沖縄・渡嘉敷島の集団自決 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

PHP文庫 の最新刊

無料で読める 歴史・時代

歴史・時代 ランキング

曽野綾子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す