中野好夫のレビュー一覧
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あとがき、引用。
アラビアンナイト…千夜一夜物語
シャフラザートという名のお姫様が、世の中の女達に恨みを持つ
シャフリヤール王に死刑を宣告されます。
刑罰を逃れるために、毎夜、毎夜お姫様は王様に
面白い話しを聞かせ続けます。
千一夜も続いたとされる、その長い長い物語の中には
異なる多数の物語がつぎつぎに繋がって収まっています。
その物語の中の一部分が、このアラビアンナイト(上)、(下)
にまとめられているみたい。
一話一話、改編されてるやろうかもしれんし、
短編なんやけどそれぞれ味があって面白い。
(下)も怠れてくるかな?!と思いきや
シナの王女とかアリババと40人の盗 -
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アラビアンナイトって童話?
じゃないよな。一応対象年齢が12歳以上だから
短編の物語小説になるのかな。
字間も広いし、短編なのでだいたい
50ページ〜70ページくらいで
1話しが終わります。登場人物とかだいたい決まって
パターン化されてるんだけど、良くまあ、
少ない登場人物と短い文章で巧みに話しが作れる事
感心しました。中高生向けかもしれませんが
大人が読んでも楽しめる内容です。
勝手にシンドバッドとアラジンと魔法のランプ
は鉄板に面白いな、アラジンと魔法のランプとかは
ディズニーに取り入れられるくらいだもの
そりゃ面白いよ〜、ディズニーの方は見たことがあるので
こ -
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19世紀,諸西洋籍の船舶(作品ではフランス)が“未開の地”アフリカへ渡り起こった『象牙』に纏わる出来事たち.
教科書に載った「事実」とは別の観点から眺めることで,当世の彼ら西洋人の高慢,貪婪,凶暴,盲目さが何より現実味を帯びて感じられる.
語り部のマーロウの口上は情緒に溢れ,一人の人間の感情と自意識が鮮やかに伝わってくる.彼の言動,苦悩は――私たちにはまず経験しえない,世にも哀しい侵略に向かう船上での物語だとしても――純然たる現実として,感情の深淵に強く訴えかけてくる.その愚かな高慢さまでも,我々に共感を呼ぶ不思議.
つまり私たちは誰でもマーロウになりうる.アフリカという原始の闇の世界,そ -
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あーー面白いわー!
タイトルもきいたことなかった岩波少年文庫(知らないのだらけ!)
チェコの作家さんの、童話がたくさん入ってます。
お話の中でお話をするお話がたくさん(何これわかりにくい)
宮崎さんおすすめの本です。
「長い長いおまわりさんの話」の挿絵だけ見たことあって
びっくりしました。
お話の中で、いろんなひとがお話をしていく形態が多くて、
元は(出だしは)どんな話だったのか読んでるうちに忘れちゃいます。笑
宛名と差出人が不明の手紙を1年かけて届ける「郵便屋さんの話」や
大金の入ったカバンをいきなり預けられて誤解で投獄されて死刑にまでなりそうになる「宿なしルンペンくんの話」や
最後 -
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カレルチャペックは犬モノと園芸モノしか読んだことがありませんでした。実は「ロボット」という単語の生みの親であり、SF小説の開拓者だったってことすら、後で知りました。
ある日たまたま行った鎌倉の美術館で、彼の作品と挿絵の展示会がありまして、そこでこの本のような童話も手がけていることを知りまして。帰宅後早速さがし求めたわけです。
表題作は、弟子を怒鳴る最中にウメの実が喉につまり、呼吸困難に陥った魔法使いと、その治療に駆けつけるお医者さんたちの物語。治療に長い時間がかかっているわけではなく、医者の応援を次々に呼んでいる間、手持ち無沙汰になったお医者さんたちが順々に語りだす世間話が「長い長い」のです。 -
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19世紀の海外文学ということで難づらいかもと身構えていたけれど、思っていたより文章は読みやすい。
訳者によってかなり読みやすさ変わりそう。
でも内容はやっぱりちょっと難しかった。
労働力として一緒に働いていた黒人に対しては少なからず言動の規制が緩かったり、命を落とした黒人にマーロウは悲しんだりと人間として扱う様子もあったけれど、それ以外の黒人に対しては「敵」とすら表現して支配し、搾取する。
この時代の白人は自分たちを文明人、黒人を野蛮人と差別しているけれど、黒人には黒人の「文明」があるわけで…
それをなんで理解しようとしないんだろう、なんで支配しようなんて考えるんだろうとも思うけれど、今私が生 -
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7篇の短編集
それぞれの短編の最初の発表年代が1839年〜1845年。
ということは、今から約180年前の作品ってことかぁ〜。
人間のどうしょうもない心理って変わらないものだなぁと感じた。
訳の古さで難解なところが多く、ギブアップしようかと思いながらも、四苦八苦しながら読み進めると、話の先が気になって、読みきってしまった。
うろ覚えですが、、、
昔読んだ本に、本を読むと、その題名を聞くだけで、その本を読んだ者同士は、本一冊分の内容をお互いが理解し、説明を省いて会話ができるという、濃密な共通言語が得られる。とあった。(気がする)
史上初の推理小説「モルグ街の殺人」という共通言語を手に入れ -
Posted by ブクログ
ネタバレマーク・トウェインといえば、『トム・ソーヤーの冒険』などの少年文学の巨匠という印象しかなかったのですが、本作のようなパンチの効いた論評本も書かれていたんですね。
対話形式で書かれた作品で、とても読みやすく面白かったです。
内容は、「人間とは機械であると主張する老人」vs「人間の良心を信じる若者」の問答集となっています。
老人が、「人間、それは単なる機械である!なぜなら・・・。」と主張していき、若者が、「いやいや、そうはいうものの人間には良心や愛が・・・。」と反問していくカタチです。
作品からの例証や実体験をいくつか挙げたりして論じていく老人に、半ば若者はたじたじです(笑)