作品一覧

  • アラビアン・ナイト 上
    3.8
    1~2巻880~924円 (税込)
    ゆたかな空想に色どられたお話の宝庫『千一夜物語』。長短あわせて264編もあるふしぎな話、こわい話、おもしろい話の中から、とりわけ名高い16編を選びました。上巻には「船乗りシンドバットの航海」「アラジンの魔法のランプ」など、下巻には「アリ・ババと40人の盗賊」「魔法の馬」などを収めました。[解説 西江雅之]

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ユーザーレビュー

  • アラビアン・ナイト 下

    Posted by ブクログ

    一番おもしろかったのは、「アリババと盗賊」だった。前に絵本で読んだことがあるけど、忘れちゃってた。賢い家臣が、主君のアリババを何度も救うのがかっこいい。
    ほかのお話でも、主君より家臣が賢くてかっこいいというのが結構あると思うんだけど、ぼくはそういうお話が好き(上杉謙信以外)。最終的に(主君が死んだ後も)、みんなが幸せになるお話が多い気がする。
    絵は、昔風なんだけど、迫力があってわりとこわい。キラキラの絵より、昔っぽい感じが伝わってきていい。(小6)

    0
    2023年09月03日
  • アラビアン・ナイト 上

    Posted by ブクログ

    すっごくおもしろかった!
    シンドバットが、後悔してもつい航海しちゃうっていうのがますますおもしろい。
    絵本とか絵の多い本とは、お話とか登場人物とかが結構ちがっていて、うんとくわしく書かれている感じ。でも、読みやすくてたくさん想像できて、こっちの方が断然よかった。(小6)

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    2023年08月13日
  • アラビアン・ナイト 上

    Posted by ブクログ

    ファンタジック。きらびやか。

    アラビアの気候が生んだ世界なのね~。

    盗賊も裏切りもあまり残酷なこととしてとらえられていない気がする。
    誤解を恐れずいうと、ISがやって見せることも一部の人にとっては本当に残酷だと思われていないのかもしれない。)とても人間臭いのか?
    そうかと思うと’立派な人’も出てくるけど。
    人間が一番わからない。
    立派でもあり、残酷でもあり。
    その分からないものを存在させるために魔人というものが生まれてきたのかな~。

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    2016年12月21日
  • アラビアン・ナイト 下

    Posted by ブクログ

    下巻に収録されているお話は「アリ・ババと40人の盗賊」と「漁師と魔物」以外は多分初読みの物語ばかりのような気がするんだけど、物語のプロット的には同じような物語を西洋もので読んだことがあるような気がしたり、「シナの女王」のシナはおよそシナ(中国)的じゃなかったりして、こちらも結構楽しめました。  個人的には「初読み」の感動も手伝ってか、結構好きだなぁ、この下巻。  物語としての完成度は結構高い!  そんな印象です。  でね、この物語が成立した時代のペルシアでは、インドぐらいまではそこそこの精度の情報があったような雰囲気ですね~。  で、「インドから向こうはみ~んなシナ」っていう感覚だったんじゃな

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    2009年11月13日
  • アラビアン・ナイト 上

    Posted by ブクログ

    シンドバッドの物語は漠然とは覚えていたんだけど、都合7回も航海したことはすっかり忘れていました。  強烈に覚えていたのはダイヤモンドがゴロゴロ(ついでに大蛇もウヨウヨ)している山にロックに置き去りにされたシーンとか、ヘビと人食い族のダブル責め苦を味わうシーンとか、人の背中に乗ったきりの迷惑じいさんとか だったんだけど、久々に読んでみると「あれ?  こんな冒険もあったんだっけ?」と童心に帰ってのめりこんで読む耽ってしまいました。  さすが女に恨みをもったシャフリヤール王が「次の物語を聞くまではシャフラザードを殺すまい」「次も」「次も」と思っただけのことはあってやっぱり面白いなぁ!

    (全文はブロ

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    2009年11月13日

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