黒猫・モルグ街の殺人事件 他五篇

黒猫・モルグ街の殺人事件 他五篇

小説・文芸
924円 (税込)

4pt

美の錬金術師ポオ(一八〇九―四九)。その美への情熱は精確無比な計算と設計にもとづいてあらゆる作品に発揮されており、読者を怪奇な幻想世界、異常心理の世界へと抗いがたく引きずり込む。ポオの作に傾倒した若きヴァレリはあの「数学的アヘン」を決して忘れることはできぬ、と言った。表題作のほかに「裏切る心臓」「盗まれた手紙」など。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外文学
  • 出版社
    :
    岩波書店
  • 掲載誌・レーベル
    :
    岩波文庫
  • タイトル
    :
    黒猫・モルグ街の殺人事件 他五篇
  • タイトルID
    :
    172638
  • ページ数
    :
    309ページ
  • 電子版発売日
    :
    2012年04月27日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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黒猫・モルグ街の殺人事件 他五篇 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    クルーチは「病的」「黄昏」などを悪い意味に使用しているが、貝殻の病気から真珠が生まれることを信じている私は、例によって、この点には同意出来ない。むしろ逆に、私などはドイルの白昼的平俗にあきたらず、ポオの夜の夢(黄昏ではなくて夜だ)の「架空のリアル」に心酔するものである。私のもっとも愛するポオの言葉「この世の現実の出来事は、私にとっては単なる幻影にすぎない。これに反して、夢の国の物狂わしき影像こそ、私の日々の生命の糧であり、さらに強く、かかる夢の国のみが、私にとっての全実在である」

    江戸川乱歩『探偵作家としてのエドガー・ポオ』

    0
    2026年02月21日

    Posted by ブクログ

    「モルグ街の殺人」は推理小説のさきがけとして知られるが、「黒猫」での「私」の使い方はまるで叙述トリックの萌芽のようだった。
    それにもしても日本での化政文化(直後)期の作品とは思えないほど今読んでも前衛的。まだ推理小説というジャンルが確立する前の作品だからでしょうか、まるでアンチミステリの雰囲気がある。

    0
    2014年11月25日

    Posted by ブクログ

    元祖推理小説といわれる本。
    動機や設定が若干弱いが、推理展開は論理的で説得力がある。
    前半の何篇かは怪奇小説。

    0
    2010年05月14日

    Posted by ブクログ

    ほとんどの作品は別の本で読んだことがあるのですが、『天邪鬼』は初めてでした。
    やっちゃいけないけど、やりたくなるみたいなことって本当にありますよね。ただ、それが悪い方向に転がると…という作品でした。

    0
    2023年12月11日

    Posted by ブクログ

    数学的阿片という評が素敵。モチーフが好みだったのは「ウィリアム・ウィルソン」です。良心というか、スーパーエゴというか、ああいう存在は実体を持つと怖い。「黒猫」をはじめとする彼の作品には良心やら顕示欲やら怯えやらが良く描かれています。

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    7篇の短編集

    それぞれの短編の最初の発表年代が1839年〜1845年。
    ということは、今から約180年前の作品ってことかぁ〜。
    人間のどうしょうもない心理って変わらないものだなぁと感じた。

    訳の古さで難解なところが多く、ギブアップしようかと思いながらも、四苦八苦しながら読み進めると、話の先が気になって、読みきってしまった。

    うろ覚えですが、、、
    昔読んだ本に、本を読むと、その題名を聞くだけで、その本を読んだ者同士は、本一冊分の内容をお互いが理解し、説明を省いて会話ができるという、濃密な共通言語が得られる。とあった。(気がする)

    史上初の推理小説「モルグ街の殺人」という共通言語を手に入れたのが嬉しい。
    そして話したい「犯人、まじかー」と。

    0
    2025年07月13日

    Posted by ブクログ

    黒猫
    ウィリアム・ウィルソン
    裏切る心臓
    天邪鬼
    モルグ街の殺人事件
    マリロジェエの迷宮事件
    盗まれた手紙

    みんな大好きポーの作品を初めて読んだがなんだか予想とは違う作風。もっとガッツリエンタメを予想していたのだがジワリと徐々に湿ってくるような面白さだった
    そして翻訳の古めかしい文体がまたいい塩梅で美しさと不気味さが出ていて心地よい
    個人的お気に入りはウィリアム・ウィルソン、裏切る心臓、モルグ街の殺人事件だ

    0
    2025年01月14日

    Posted by ブクログ

    世界で初めて推理小説の定義として書かれた作品。再読。今読むと少しずるいところとかあるけど、デュポンとその友人の設定と同居するところ、デュポンが相手を考察するところなど、緋色の研究のホームズを思わせるようなコンビオマージュはこれが、起源ではないかと思う。

    0
    2021年01月17日

    Posted by ブクログ

    なにぶんにも訳が古い。。。。特に漢字で表現されているものが実際何なのかさっぱり分からないものが一つや二つだけでない。

    ただその古さが幸いにして、「黒猫」、「ウイリアム・ウィルソン」、「裏切る心臓」、「天邪鬼」において、つまり殺人の独白作品では、却ってその狂気が増幅されるというプラス面もある。

    「モルグ街の殺人事件」、「マリ・ロジェエの迷宮事件」、「盗まれた手紙」はまさにシャーロックホームズそのもの。まさかパクったか?と思って調べてみると、ポオの方がコナン・ドイルよりも50年も前に生まれているのですね。。。。さて、コナン先生、ポオの作品から着想を得たのでしょうか?

    0
    2018年06月01日

    Posted by ブクログ

    これはなかなかに面白かったですねぇ…古い作品だのに色褪せていないというか、現代人にも通じる精神世界?を描いているように思いました…。

    作者もなんだか波乱万丈な人生を送られたようで…それは解説に書いてあるのですけれどもまあ、孤独な人生だったっぽいですねぇ…晩年にはすっかりアル中になってしまったようで…昔もこんな人が居たんですねぇ…という感じですかな。

    ヽ(・ω・)/ズコー

    ウィリアムウィルソン?とかいう短編が面白かったですかねぇ…単なるミステリではなく、人間の暗部やら深部やらに迫っている感じが良かったです。

    ヽ(・ω・)/ズコー

    他にも作品があるのなら読んでみたくなりましたねぇ…後はまあ、乱歩さんも影響を受けた作家さんであって、なんとなく乱歩が書きそうなお話だな、とも思いましたかねぇ…さようなら。

    ヽ(・ω・)/ズコー

    0
    2018年04月13日

黒猫・モルグ街の殺人事件 他五篇 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外文学
  • 出版社
    :
    岩波書店
  • 掲載誌・レーベル
    :
    岩波文庫
  • タイトル
    :
    黒猫・モルグ街の殺人事件 他五篇
  • タイトルID
    :
    172638
  • ページ数
    :
    309ページ
  • 電子版発売日
    :
    2012年04月27日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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