志村貴子のレビュー一覧

  • 君と星の話をしよう 降織天文館とオリオン座の少年

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    ひとこと。
    かっこいい。

    私の場合は涙するまではいかなかったけれども、
    話のスピード感や展開、キャラクターたちの
    どれもが魅力的に見えました。
    とても、とてもよかった。

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    2017年04月13日
  • 青い花 8巻

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    全巻ぶんまとめて。

    すっごくよかった。
    立場が重なるところがあるからっていうのもそうだけれど、高校生の微妙な心理がすごく繊細に表されていて読んでて胸がいっぱいになりました。
    絵もすごく綺麗で雰囲気が素敵。

    いろんな登場人物それぞれの人生、想いが丁寧に描写されていたところもなんかこう、ぐっとくるものが…

    とにかくいろいろな人に読んでもらえたら、と思う漫画。
    この本に出会えて本当に良かった。

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    2017年03月23日
  • 君と星の話をしよう 降織天文館とオリオン座の少年

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    不覚にも泣いてしまった。
    家族の在り方の答えはひとつじゃないし、誰かがとやかくいうものではない。
    空に星が光るように大事な人はただそこにいるだけで大きな光になるんだ。

    オリオン。英雄がいつもそばにいる。
    欠点を強みに変えて、星空を手に入れて、強く生きていくんだろうな。

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    2017年03月18日
  • こいいじ(1)

    購入済み

    こいいじ一巻

    絵がかわいい。魅入っちゃう。
    報われない片思い、切ないね・・・。人間関係が複雑に入り組んでいて、どんな風に展開するのか先が読めません。続きが気になる!

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    2017年03月05日
  • 放浪息子 2巻

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    冒頭のカラーページがすごくきれい。というかカラーがきれい。とても白が目立つのは、あとからホワイト的なものを重ねて入れているのかしら。
    水彩絵の具かしら。なんだろう。
    書いている最中を見られたらなあ。

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    2017年03月04日
  • 娘の家出 5

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    皆、色んな生きづらさを抱えて今日も生きてる。
    辛いことも少しずつ時間をかけて過去にしていけたら良い。
    最後のロキさんとPちゃんの話が個人的にすごく好きだな。

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    2016年09月18日
  • どうにかなる日々 新装版 みどり

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    ピンクと比べて女の子の話が多い印象。
    帯の「今日はあの子の好きな物ばっかり作ろう」、漫画内だとさり気ないのですが抜き出してみると優しさが滲んでいる台詞だと思います。志村先生が描く他人との距離感が好きです。

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    2016年08月04日
  • 放浪息子 10巻

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    3巻から10巻まで大人買いしてしまった……。
    1・2巻あたりでニトリくん、よしの、千葉さんの3人で仲良くやっていたころが懐かしく愛しく思い出されるくらい、
    ぎすぎすした雰囲気の中で、みんな生きづらさを感じながら生活している。
    ニトリくんはそして、いまから「成長」し始める兆候、声変わりが訪れつつある……、という、一番気になるところで最新刊が終わってしまった。

    以下、備忘録。

    ・ニトリくん……めそめしながらも滅茶苦茶行動派。実はかなりのリア充でもある。
    ・よしの……心理的には、一進一退。千葉さんと仲直りしたいけど、なぜかしらできない。ちーちゃんへの憧れから、自分が揺らぐ。
    ・千葉

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    2016年07月13日
  • 放浪息子 3巻

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    お姉ちゃん、「弟込み」でオーディションに合格。
    その夜、ニトリくんに精通。
    「やなやつ」に交換日記をとられ、保健室登校に。
    よしのは「女の子の服装」をして、ニトリくんと距離を置く。
    男の子の友達(マコちゃん)ができ、お姉ちゃんの手引きで瀬谷という人とデートしたり。
    よしのはユキさん宅に家出して、仲直りを決意。
    モデルの安奈、麻衣子ちゃんと会う。

    という話。
    ジェンダーの問題で周囲とトラブルを起こしつつ、
    同じ趣味の男の子と仲良くなったり、
    お姉ちゃんに連れられて女の子のモデルたちに囲まれたりと、結構大変な巻。
    よしのがユキさんと一緒に寝るところがいいかな。
    次からも楽

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    2016年07月13日
  • 放浪息子 2巻

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    ネタバレ

    みんなは進級。6年生に。
    女装癖がお姉ちゃんにばれちゃう。
    大人のお友達(ユキさんとしーちゃん)が、ニトリくんとよしののふたりを受け入れてくれる。
    交換日記の件で、千葉さおりや佐々ちゃんとややぎくしゃくするけど、仲直り。
    修学旅行で「下衆」な男の子に千葉さおり、怒りを爆発させる。

    という内容。
    ふたりの性癖が、周囲の受容もありながら、徐々に周りとの違和感を露にしていく。

    あいかわらず、千葉さおりは魅力的。
    そしてユキさんとその恋人の存在も結構面白い。

    ニトリくんが思い切ってロングヘアーのかつらを買ってきて、
    女装ニトリと男装よしのを、千葉さおりが写真を撮る、というシー

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    2016年07月13日
  • 放浪息子 1巻

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    ニトリくんが小学5年のころの話。
    ニトリくんの女装、よしのの男装、を、千葉さおりやお姉ちゃんがかき混ぜて、徐々に周りに知られていく。
    「服装の選択」というテーマが、みんなの関心の的であるところが、導入部として巧みだと思う。
    これから性に眼醒めて恋をして、という段階を前にした、手探りな友情の話。
    ニトリくんがヘアバンドにお姉ちゃんの服を着ているところが、うっかりさおりに知られてしまうところがハイライトか。
    よしのに嫉妬してしまう千葉さおりが可愛い。

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    2016年07月13日
  • 娘の家出 4

    ネタバレ 購入済み

    群像劇

    ネタばれあり。
    相変わらず誰が主人公だかわからない群像劇です。
    先生でドルオタだといろいろ大変そうだなぁ。
    やっぱり会場で生徒と会ったら気まずいだろうしw

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    2020年10月16日
  • 起きて最初にすることは

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    圧巻の一言です。
    ある意味あきらめない兄 公崇にゆるゆると溺れていく義弟 真央。少しずつ少しずつ自分の本当に考えていた気持ちと向き合い、兄を受け止めていく真央の描写に、読んでいて気づけばハマっていました!読み始めはあまりに公崇が不憫でうわちゃぁて同情していたのに、中盤、風邪を引くあたりでアレもしかして小悪魔系なのかな?て真央くんが気になり、ラストまでに色々と公崇への気持ちをモノローグであったり言葉で直接言う姿に感情移入していました。
    とにかく丁寧に、時折かるくギャグっぽく、愛しさが伝わってくる作品でした。カバー下も面白かったです!あと何気に父ちゃんがカッコイイ面でした!

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    2015年11月18日
  • 起きて最初にすることは

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    BLは普段あまり読まないが、好きな作家が書くときには読む。
    本作は志村先生初のBLコミックとのことだけれども、これまで「どうにかなる日々」や同人誌でも確かBLは書いてたし、何よりこれまでいろんな性のあり方について書いていた方なので、まだ出てなかったんだ、意外、ぐらいの感想。

    お兄さんがほんとにいい人で、でもほんとにダメな人なのが萌える。なんだかんだで受け入れちゃう弟も。
    決してベタベタはしないけれども突き放せもしない、その微妙な生温い距離感がリアルな肌触りを感じさせる。
    そして血の繋がってない息子も実の息子と同様に可愛がって、心配して、大喜びするお母さんがかわいいです。

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    2015年10月22日
  • わがままちえちゃん

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    主人公のちえちゃんが、放浪息子の千葉さんにそっくりでまずそこにグッときてしまう。そうか、「わがままちえちゃん」だもんね。
    志村先生には珍しいミステリ仕立てで、最初に読んだときは混乱するかも。

    ちえとさほ、2人がボタンを掛け違えたまま物語が進むのは、同じ志村貴子まつりの「起きて最初にすることは」とも似ている。

    登場人物誰もが何かしら足りないものを抱えながら、ふらふらしつつも日常を生きていくのは、志村作品に共通するテーマなのかもしれない。
    一人一人のキャラクターは実際にいたら結構アクが強いかもしれないが、それでも憎めない絶妙な匙加減が、この人の作品を追わずにはいられない一つの要因でもある。

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    2015年10月22日
  • 女子BL

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    とてもとても良かったです。
    どのお話も女の子が本当に可愛くて、嬉しくなりました。
    元から女の子の出ているBLが好きなんだけど、その扱いには時折疑問を抱いていたので、こうしてフォーカスを当てて大切に描いてくださってありがとうございます…って気持ちです。

    普段から商業BLを読んでる人にも、あまり読まない人にも、ぜひ読んでみてほしい。
    女の子の出てくるBLが好きな人ほど読むの怖いと思うんだけど、というか私がそうだったんだけど、少なくとも私は解釈違いとか全然なかったです。
    むしろいろんな解釈や関係性があって、いろんな二人がいて、その二人を見る女の子もいて、そんな世界がとても良かった。

    読んだあとは

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    2015年10月21日
  • 娘の家出 3

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    ここ最近、ぐんぐん、ようやく、志村貴子さんにはまってます。
    オムニバスなんだけど、所々で少しずつ物語が、人間関係が繋がってゆく様子がかなり好み。
    面白いし、純粋に続きが楽しみだ。

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    2015年09月22日
  • 起きて最初にすることは

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    まずちんこ踏むシーンがあって幸せでした。踏むというか
    距離感やその人らしさがリアルで素敵でした。あくまでふつうじゃない兄ちゃんでも兄ちゃんでいたいという思いが可愛すぎました。
    兄弟ってこういう距離感だよなあうんうんという感じ。遠慮無い物言いと過去を知る者どうしというエッセンスがとてもよかった

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    2015年08月24日
  • 娘の家出 3

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    ・年頃の女の子にはいろんな悩みがあるんだなと思う。
    ・後になれば大したことの無い悩みだったりするけど、高校生って魔法のような時間ですし。
    ・見ているこちら(男性・20代後半)がドキドキしてくる。

    ・内容とは関係ありませんが、志村さんの描く垂れ目の男性キャラってすごい魅力的な人が多い気がします。

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    2015年08月23日
  • 娘の家出 2

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    主人公の友人サイドが主役になるオムニバスストーリー第二弾。
    これまた突拍子もない設定が日常で魅力的。

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    2015年08月21日