志村貴子のレビュー一覧

  • 青い花 6巻
    臆さないこと
    卑屈にならないこと
    きちんと気持ちを伝えること
    真っ直ぐだなぁ。
    実は、真っ直ぐだと思っている気持ちが、曲がっちゃってることもあるけれど。

    曲がっていると思っている気持ちが、真っ直ぐなこともある。
    かも。
  • 放浪息子 14巻
    キャラが多くて大変になってきた。
    最初は小学生だった主人公達も気がつけば高校生だ。
    主人公はあまり悩まなくなってきた嗜好は特に変わらないし軋轢はあるがそれ自体受け入れてる感じ。
    高槻くんはむしろ嗜好が変わってきて、世間一般の普通に順応し始めたようで同じような悩みを持っていた主人公に少し負い目を感じて...続きを読む
  • 放浪息子 14巻
    二鳥くんはもうほとんどふっきれちゃったから、自然体。代わりに周りのみんなのもやもやが出るわ出るわ。

    マコちゃんの悩みはかなり深刻だけど、母ちゃんの優しさが染みる。誰にディスられた!?って母親の台詞格好いい。

    安那ちゃんといる二鳥君はもう男の子にしか見えないし、女装で4人並んだときの二鳥君はでかい...続きを読む
  • 青い花 5巻
    1巻からの登場人物たち同士の関係が再構築されつつある巻。4巻から登場した人びととの接触を通じて、ふみと京子それぞれが自分の気持ちに悩みながら模索している感じ。そういう意味ですごく中途半端なかたちではじまりそして終わる巻なのだけれど、まあなくてはならないものでもあり・・・。
    あと巻末のおまけまんがで出...続きを読む
  • 放浪息子 14巻
    表紙のニトリくんがもう完全なる男の子で、高1かぁそうだよなぁって寂しくなった。
    そんでもうあんなちゃん。
    可愛すぎる。
    まこちゃんがんばれ!!
  • 放浪息子 14巻
    高槻くんはこのまま女の子になってしまうのかな。男の人になりたかった高槻くんは本当にもう居ないのかな。
    二鳥くんはどうなのかな。あんなちゃんとキスまでして、あんなちゃんで何回も抜いて、心はやっぱり男の子。だけど女装家。
    一番心がハッキリしてるのは、うじうじしてるけどマコちゃんだ。マコちゃんは可愛いよ。...続きを読む
  • 放浪息子 14巻
    みんな大きくなりましたなあ。
    かなりマコちゃんが行動したと思う。マコちゃんは化粧したらきれいになる気がする。

    あとあんなちゃんがかわいい
  • 青い花 4巻
    新しい登場人物2名が藤が谷と松岡女子の登場人物グループ同士を再度さらに強力に結びつける存在として現れる巻。
    ふみとあきら、それぞれの整理の付かない気持ちの画的表現がうまいなぁと思う。とくにこの巻からはあきらがふみのサポート役のお友だちという立場でなくなってくることもあって、2人の心象描写が多くなって...続きを読む
  • 青い花 3巻
    1巻・2巻で描かれてきたふみと先輩それぞれの周囲の登場人物たちが一同に会して、人間関係が再構成される巻。そうしてみると人の冠婚葬祭というのが、このマンガのなかでも現実世界と同様の機能を果たしているのがおもしろい。
    画の方では1巻で試行錯誤、2巻でスタイルが確立しだして、この巻ではすっかり安定して馴染...続きを読む
  • 放浪息子 14巻
    成長したよねぇ、みんな……(しみじみ)。
    モデルになってスカートを穿くことへの抵抗が薄れてきた高槻くんと、相変わらずブレない二鳥くん。
    千葉さんは『中』に入るまでが難所で、入ってしまえば母猫のように『中』を守ろうとするんだね。

    いけめんは正義というコンプレックスを抱えたマコちゃんもなんかかわいそう...続きを読む
  • 青い花 2巻
    全体として「先輩」の屈折が描かれる巻。そしてこの作家さん独特のペン使い──グラデーション表現や太さの変化で柔らかさや立体感を生む表現が、確立されつつある巻。
  • 放浪息子 14巻
    初登場した頃はキツイ物言いでイヤなキャラかと思いきや、ドンドンかわいくなっていく末広安那ちゃん。
    安那ちゃんかわいい。
    かわいい。

    まこちゃんの「憧れるけど、時々イライラする」とか良い、良い、感じです。
  • 放浪息子 14巻
    みんな昔と少し変わっていって、それは悪いことじゃないんだなあと。自分ではどうしようもない変化に、にとりんがどうするのかを見守りたいです。

    弟と親友を気遣い、彼氏にわがまま言ってしまう自分をどうにかしたいとうだうだするにまでなった、真穂ちゃんがかわいい。
  • 放浪息子 14巻
    あっという間に夢中になって読み終えてしまって悶絶する、一大サーガ。
    マコちゃんは!!かわいい!!!よ!!!!
  • 青い花 1巻
    物語の主要な登場人物がそろって、重要な伏線も引かれる第1巻。
    志村貴子は画面をたっぷり使って人物を描いたり、数コマに渡ってその人物の微妙に異なる表情を見せたり、反対に人物や背景を一切描かないでモノローグを読ませたりという演出がうまい。
    第1巻は、登場人物の描き方について連載開始期の不慣れとか試行錯誤...続きを読む
  • 放浪息子 14巻
    中学生までは、悲惨な末路しか見えなかった主人公でしたが、成長するにつれ、むしろ心身共にいい男になっていっている感じがします。
    多分あんなちゃんの影響が大きいのではと思うんですが、その二人の関係が後半で一歩進みます。
    ええ、そりゃあもう悶絶&ニヤニヤ展開です。
  • 青い花 7巻
    「好きだから必死なんだ 昔から」。
    いやぁ、何でこう、欲しい言葉を欲しいときにくれるかね、康ちゃん!!
    くぅー、男の中の男だね。
    京子ちゃんが杉本先輩に執着した愛を向けたのも、康ちゃんを遠ざけていたのも、『幼なじみと結婚して捨てられた母親』と同じになるのが怖かったからなのかな。
    とりあえず落ち着くと...続きを読む
  • 青い花 6巻
    「つきあってみようか あたしたち」。
    ふみの気持ちがあーちゃんに届き、ついにカップルになった二人。
    今まで年上の女性と「大人の恋愛」をしてきたふみに対し、男女共付き合うのは初めてのあーちゃん。
    経験値が高いのは当然ふみのほうなのに、主導権を握るのはあーちゃんで、そのちぐはぐな二人の関係がたまらなく可...続きを読む
  • 青い花 4巻
    恭己先輩の卒業。
    ふみとあーちゃんは2年生に。
    春花ちゃんと良子ちゃんが仲間に加わり、「鹿鳴館」の稽古が始まる。

    男とか女とか関係なく、登場人物たちが真正面から恋と向き合ってる姿には、毎回胸が締め付けられる思いです。
    ふみの気持ちに気付いてしまったあーちゃんの結論はいかに?
    5巻へ続く。
    焦らすな...続きを読む
  • 放浪息子 8巻
    高槻さんは少し髪が伸びてさらにかっこよくなりました。二鳥くんはあんなちゃんと良好にお付き合いしていますが、それがちゃんとした恋愛なのかどうか、自分でよく分かっていない様子。一方で昔二鳥くんの秘密を暴露した土居くんに接触されます。高槻さんがついに男子の制服で登校し始めたことと、土居くんの提案をきっかけ...続きを読む