志村貴子のレビュー一覧

  • 放浪息子 15巻

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    ぎゃひぃ完結。
    あんなちゃんがぐうイケメン。
    ラストは胸がぎゅーってなった。にとりんが幸せでありますようにと願う。
    こういう心のいざこざはたぶん誰にでもある。私にもあなたにも、ある。
    そういういざこざを退治したり、いざこざと共生したり。人間って大変。生きるって大忙し。
    放浪息子という作品に出会えてよかった。とても大好きな作品になった。

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    2013年08月31日
  • 放浪息子 15巻

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    10年続いた男の娘漫画もついに完結。です。
    これまで色々辛い目に会いながらも女装を続けてきた二鳥君だけど、高校卒業も近づいて、いよいよ身体的に無理が出てきます。(実際、志村せんせーの画力のおかげで、あごとか肩のラインが絶妙に男っぽい。)
    いつかはこの問題にぶち当たることは前々から暗示されてた訳で、これに答えを出さずには終われんでしょう。
    で、彼は葛藤をぶつけるように、自分や身の回りの人を題材に私小説を書き始めます。これまで二鳥君の心理描写はふんわりしたもので、読者は二鳥くんを見守る親御さんみたいな目線だったのではと思うんですが、ここにきて彼の内心に、彼自身の手で深く切り込む訳です。この、今まで

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    2013年08月30日
  • 放浪息子 15巻

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    まいった! 想像していた以上に、ずっとずっと感動的で、そして悲しい結末。こんなに綺麗に終わるなんて!! 主人公はやっぱり、二鳥くんと、そして高槻さんだった。千葉さんが「わたし二鳥くんと高槻さんが恋人同士になるんだと思ってた」と号泣するシーンはもらい泣きしそうになった(千葉さんに過去で一番感情移入したかもしれない……)。胸が焼け焦げそうだ。どこで道が違ったんだろう? 3巻のあそこ? 6巻のあのへん? 沢山の分かれ道、曲がり角、あの時ああしていれば、ああ導けていれば。でも全ては戻らなくて、前に進む、進んでゆく。マコちゃん(最後まで可愛いかったよ!)も最後の最後に一歩踏み出せてよかった。未来に約束を

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    2013年08月30日
  • 放浪息子 15巻

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    ネタバレ

    ちょっと新世紀エヴァンゲリオン感あった。
    放浪息子のお陰で今まで生きてこられた。これからは自分の力で生きていきたい。

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    2013年08月29日
  • 青い花 1巻

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    女子校のお嬢様が演劇とかしながら百合する話。っていうとおバカっぽいんだけど、中身はすごく品が良くて優美な青春って感じです。だんだん筆致が勢いよくなって、迫力あります。連載中。

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    2013年07月16日
  • 青い花 1巻

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    ネタバレ

    2巻まで。

    めちゃくちゃいい、これは、大好き…!!
    吉田秋生の「櫻の園」をいろんな意味で思い出した。

    ていうか杉本先輩がかっこよすぎてだな…
    絵としてはショートのふつうの女の子だと思うんだけど。
    とりわけ男っぽいわけでもないんだけど。
    嵐が丘のヒースクリフ役とか想像しただけでときめく…

    ただそうやってときめきまくりながら読んでて、
    京子の「みんな本気じゃないから騒げるんだ」にどきっとする。
    よしながふみの「フラワー・オブ・ライフ」の誰だったか、男っぽいのがコンプレックスで、女子高でラブレターもらって「あたしは宝塚みたいになりたいわけじゃないのに」と言ってたのを思い出す。

    鎌倉が舞台って

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    2013年06月24日
  • 青い花 6巻

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    臆さないこと
    卑屈にならないこと
    きちんと気持ちを伝えること
    真っ直ぐだなぁ。
    実は、真っ直ぐだと思っている気持ちが、曲がっちゃってることもあるけれど。

    曲がっていると思っている気持ちが、真っ直ぐなこともある。
    かも。

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    2013年06月14日
  • 放浪息子 14巻

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    キャラが多くて大変になってきた。
    最初は小学生だった主人公達も気がつけば高校生だ。
    主人公はあまり悩まなくなってきた嗜好は特に変わらないし軋轢はあるがそれ自体受け入れてる感じ。
    高槻くんはむしろ嗜好が変わってきて、世間一般の普通に順応し始めたようで同じような悩みを持っていた主人公に少し負い目を感じている。
    マコちゃんはずうっと劣等感に苛んでいる。
    そりゃそうだ。マコちゃんの周辺ではずうっと美男美女がきゃっきゃうふふしているのだから。
    へこむわ。頑張れマコちゃん。

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    2013年05月22日
  • 放浪息子 14巻

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    ネタバレ

    二鳥くんはもうほとんどふっきれちゃったから、自然体。代わりに周りのみんなのもやもやが出るわ出るわ。

    マコちゃんの悩みはかなり深刻だけど、母ちゃんの優しさが染みる。誰にディスられた!?って母親の台詞格好いい。

    安那ちゃんといる二鳥君はもう男の子にしか見えないし、女装で4人並んだときの二鳥君はでかいし。それがこの物語の方向性なのか?どうなるんだ?やはり敷居の住人みたいに高校卒業で終わるのか?あー続き読みたい。

    あ、安那ちゃんかわいいです。

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    2013年03月23日
  • 青い花 5巻

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    1巻からの登場人物たち同士の関係が再構築されつつある巻。4巻から登場した人びととの接触を通じて、ふみと京子それぞれが自分の気持ちに悩みながら模索している感じ。そういう意味ですごく中途半端なかたちではじまりそして終わる巻なのだけれど、まあなくてはならないものでもあり・・・。
    あと巻末のおまけまんがで出てくるペンのお話はたしかにびっくり・・・。読み返してみるとなるほどだけれど。

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    2013年03月19日
  • 放浪息子 14巻

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    表紙のニトリくんがもう完全なる男の子で、高1かぁそうだよなぁって寂しくなった。
    そんでもうあんなちゃん。
    可愛すぎる。
    まこちゃんがんばれ!!

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    2013年03月14日
  • 放浪息子 14巻

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    高槻くんはこのまま女の子になってしまうのかな。男の人になりたかった高槻くんは本当にもう居ないのかな。
    二鳥くんはどうなのかな。あんなちゃんとキスまでして、あんなちゃんで何回も抜いて、心はやっぱり男の子。だけど女装家。
    一番心がハッキリしてるのは、うじうじしてるけどマコちゃんだ。マコちゃんは可愛いよ。可愛いんだよ。マコちゃん。

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    2013年03月10日
  • 放浪息子 14巻

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    みんな大きくなりましたなあ。
    かなりマコちゃんが行動したと思う。マコちゃんは化粧したらきれいになる気がする。

    あとあんなちゃんがかわいい

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    2013年03月07日
  • 青い花 4巻

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    新しい登場人物2名が藤が谷と松岡女子の登場人物グループ同士を再度さらに強力に結びつける存在として現れる巻。
    ふみとあきら、それぞれの整理の付かない気持ちの画的表現がうまいなぁと思う。とくにこの巻からはあきらがふみのサポート役のお友だちという立場でなくなってくることもあって、2人の心象描写が多くなっている。

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    2013年03月05日
  • 青い花 3巻

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    1巻・2巻で描かれてきたふみと先輩それぞれの周囲の登場人物たちが一同に会して、人間関係が再構成される巻。そうしてみると人の冠婚葬祭というのが、このマンガのなかでも現実世界と同様の機能を果たしているのがおもしろい。
    画の方では1巻で試行錯誤、2巻でスタイルが確立しだして、この巻ではすっかり安定して馴染んできている。それにしても3巻の舞台世界の時間の速度は恐ろしく速い・・・。

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    2013年03月03日
  • 放浪息子 14巻

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    成長したよねぇ、みんな……(しみじみ)。
    モデルになってスカートを穿くことへの抵抗が薄れてきた高槻くんと、相変わらずブレない二鳥くん。
    千葉さんは『中』に入るまでが難所で、入ってしまえば母猫のように『中』を守ろうとするんだね。

    いけめんは正義というコンプレックスを抱えたマコちゃんもなんかかわいそうで…でも、だよねぇ。

    今回一番かわいかったのはあんなちゃんだった。断絶あんな派。

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    2013年03月02日
  • 青い花 2巻

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    全体として「先輩」の屈折が描かれる巻。そしてこの作家さん独特のペン使い──グラデーション表現や太さの変化で柔らかさや立体感を生む表現が、確立されつつある巻。

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    2013年03月02日
  • 放浪息子 14巻

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    ネタバレ

    初登場した頃はキツイ物言いでイヤなキャラかと思いきや、ドンドンかわいくなっていく末広安那ちゃん。
    安那ちゃんかわいい。
    かわいい。

    まこちゃんの「憧れるけど、時々イライラする」とか良い、良い、感じです。

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    2013年08月31日
  • 放浪息子 14巻

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    あっという間に夢中になって読み終えてしまって悶絶する、一大サーガ。
    マコちゃんは!!かわいい!!!よ!!!!

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    2013年03月16日
  • 放浪息子 14巻

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    みんな昔と少し変わっていって、それは悪いことじゃないんだなあと。自分ではどうしようもない変化に、にとりんがどうするのかを見守りたいです。

    弟と親友を気遣い、彼氏にわがまま言ってしまう自分をどうにかしたいとうだうだするにまでなった、真穂ちゃんがかわいい。

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    2013年02月27日