山本直樹のレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
フィクションと現実を混同してはいけない。
が後半のキーワードだった。
スポーツは勝ち負けを楽しむゲームである。=フィクションであると言える。
かけっこも同様で、順位をつけることはあくまでもフィクションに該当する。
にも関わらず、フィクションであるはずの順位を、現実の人間の本来の価値であると勘違いしたり、勝ったら立派な人間、負けたらダメ人間という誤りをする人がいる。
これがフィクションと現実を混同しているいい例。
本来はフィクションとして楽しんで然るべきもので、それを周知する必要があるが、
現状はそれに蓋をし、"順位をつけない"と逃げ腰の対応に疑問を感じた。
エロ、とは -
-
Posted by ブクログ
山本直樹の『エロってなんだろう?』を読んだ。
発売された当初から気になっていたのだが、この世にはおもしろそうな本やそのほかコンテンツがたくさんあるため、やや後回し気味になっていた。
内容は山本直樹のエッセイに近いが、表現規制の歴史や、それが起こった時代の空気が押さえられていて、そのへんについてはぼんやりとしか理解していなかったので自分でも整理できてよかった
途中までは、ほほお、なるほどなあ。いや、このへんは全然知らなかったわーと思っていたのだが、第四章【隠すことにもルールがいる?】のラストのほうに”社会的な約束事をちゃんと理解していないと作品は作れないんですよね。エロはとくに。そこをちゃん -
-
無料版購入済み
良作
宗教に洗脳されている三人が主人公。最初はストイックに修行していたのにだんだんと心が本能に操られていく過程がおもしろいし、最初から最後まで夢中になって読んだ。
-
購入済み
青春の思い出
高校生の頃このマンガを買って以来、エロといえば山本直樹です。洗練されたタッチと、独特な世界観のめりこみます。山本直樹作品の中でも、堀田が一番好きです。
何回も何回も読んで物語をしっかり感じたいと思えるような作品です。
あーそれにしてもエロい。 -
ネタバレ
ありがとう(1)
父が単身赴任から帰ると、母はアルコール漬けで何事にも無関心。家のなかには不良が入り込んで好き放題に行動し、姉はクスリにおぼれて不良たちとセックスやり放題。そんな光景を見た父は不良たちに立ち向かい不良たちを家から追い出すが…。いろいろあって警察が介入するが不良のボスの父親は、所轄の警察署長に土下座し穏便に済ませてもらうなどやりきれないことが次々に起こって物語が進んでいく。
-
Posted by ブクログ
著者セレクトの短編集。
この細い無機質な線が何故あんなにもエロくなるのか。
眠りかけの時に見る夢のような、脈絡のない台詞と気怠い空気感は山本直樹にしか出せないと思います。
表題作の「明日また電話するよ」を初めて読んだのが中学生の頃だったのですが、当時はハートフルなお話と思っていたのが今読むと180度見え方が変わってしまって驚きました。
お互いに寄り添っているようでどこか噛み合わない会話。こうして少しずつすれ違って、人は離れていくのだろうなあ。なんちて。あと浜イモが実在しないことを後書きで知ってとても悔しかったです。
他の収録作品では「みはり塔」「肉彦くんとせんせい」がお気に入り。
どちら