山本直樹のレビュー一覧

  • レッド 1969~1972(8)

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    感想、書きにくいなー。

    「総括が足りない」というのと「非国民め」とどこが違うのか。顔の向きが違うだけで、まったく同じに見えるんだけど?

    ターゲットを選んだら、因縁を付けるかのようにつるし上げ、それを全体に波及させていく。目を背けるだけで自分も疑われるという、ものすごい全体主義。それを支える、根回しのようなロジック。

    8巻を見ている限りでは、指導者がクソだと集団は壊滅するということなのかなあと思いましたが、それだけではここからの先行きに説明が付けられない…。

    いよいよ始まりました、なのですが、それでもなかなかカウントは上がらない。

    それにしてもにおいでわかるんだな…。

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    2014年03月06日
  • 恋とセックスで幸せになる秘密

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    こころに空いた穴を埋めるために、歪んだ男女関係を持ってしまって、傷つく恋愛ジャンキーにお手当になります。

    男女関係に限らず、親に開けられた穴もしかり。

    優しい口調で、激しく斬る筆者さんも魅力的。職業柄ですかね。
    おともだちが恋愛で傷ついてたら、プレゼントします。それくらい信用できそうな意見。

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    2014年02月02日
  • 恋とセックスで幸せになる秘密

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    「自己肯定」できてないのに「ナルシシズム」が強いから辛い恋ばかりしてしまう。

    自分が好きだけど、嫌いっていう感情はこういうことだったのか。

    ありのままの自分を認めること、難しいのぅ

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    2013年09月27日
  • 恋とセックスで幸せになる秘密

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    恋愛がうまくいかないと悩んでいる方にオススメの本。
    心理学や精神世界系の本を読んだことのある方ならばおなじみの内容ですが、そういった本を読んだことのない方にも解りやすく書かれています。

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    2013年09月25日
  • レッド 1969~1972(7)

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    淡々と、集団が異常になっていく様子が描かれています。

    特にこれといった、事件があるわけではなく、少しずつ何かが狂い、空気が張りつめていく、あぁ、この物語は現実に合ったことなんだと読者に迫ってくる迫力がありました。

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    2013年05月10日
  • レッド 1969~1972(6)

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    いよいよ、場面は山岳へ移って緊張感が増しています。また、メンバーたちのリアルな生活が描かれています。

    (この巻を買い忘れたので7巻と続けて読んだのですがいいかんじです)

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    2013年05月05日
  • レッド 1969~1972(7)

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    まだ新たな死者は出ません。

    でも正直、こちら側の緊張感はもう限界に…。何かもう、全員が生きてるうちのほうが緊迫感があるんじゃないかという…。場面によっては妙にほのぼのしてしまっているところもあったりするので、こちら側の緊張感とのギャップに気付かされて、ますます緊張感が高まるという心憎い構成です。

    つくづく、原理主義と大義名分ってのはうまく使えないとね…。中心メンバーだったはずの人たちと距離ができつつあるのが伝わってくるので、ますます丸数字がストーリーに不気味な影を落とします。

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    2013年04月17日
  • 恋とセックスで幸せになる秘密

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    この本はわたしにとって、自分と向き合い、他人と向き合っていく上でのバイブル本!その先に恋愛も存在していく気がします。たっくさんの悩める人たちに読んで欲しいです!
    男の人にも女の人にもオススメ^^

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    2012年10月03日
  • 堀田(4)

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    最終巻だったー!
    この世界観エロ大好きだったんだよー
    SFエロ!
    バラバラだった話が壮大にまとめあがっていく
    って、すごかったわ。
    おまけの漫画もよかった。
    子供の頃の記憶、原風景は
    大人になっても忘れたくないものだよね。
    自分を作り上げてる根元だしね。

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    2012年02月27日
  • 恋とセックスで幸せになる秘密

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    ネタバレ

    三年前に出会いたかった本。
    論理的にいささか強引なところもあるけど、女が男を、男が女を愛することの一側面をすぱっと切り取った名著だと思う。
     
    そうなんだよね。自分が許せない人は他人も許せないんだよね。許せない人は愛せないんだ。

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    2012年02月22日
  • 学校

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    「そうですよ」「うそですよ」表題作をパラッと読んで大好きになってしまいました。

    学生時代わたしにとって校舎は息づく大きな生き物であり、教室はその臓腑であり、雨が降ると閉鎖空間になって、中で出所もわからない噂だの茶番だの足音だのが出口を見つけられずに響きさ迷っているような。全部気のせいなんですけど
    そんな空間がはてもなく広がっていそうな錯覚を楽しんでいたもので
    そこに
    「おおいみんな出てこいよお」
    「もっと大きなここよ」
    で与えられるメタ的視線。きもちいいなあ。

    他には「渚にて」「ファンシー」「鶏男」「素晴らしき新婚旅行」など、大好きです。でも説明できない。力がない。

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    2012年01月19日
  • フラグメンツ 2

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    山本直樹の作品には毒がある。
    それも人間なら誰しもが秘めている毒なのではないか。
    世界の終わり———もしそんな日が本当に来たら。
    作者は人間の深層心理を探っている。作中の登場人物が非道な行動に取り付かれる精神異常者に見えるだろうか。そうだとは断定できないのではないか。
    どうせ世界が終わるならと考えたとき、心の奥深くにある狂気はいつ誰の身に目覚めても不思議ではないのかもしれない。
    自分にも心当たりがある……そう気づいてしまったとき、驚愕する。

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    2011年11月12日
  • レッド 1969~1972(1)

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    重い…
    ひたすら重い…

    この物語には
    どのくらい凄まじく悲しい結末が待ちうけてるんだろう…

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    2011年11月02日
  • レッド 1969~1972(1)

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    東京都に目をつけられた作者が文化庁に認められました。
    赤軍の話ですが当時に生きていなくても面白い。
    実話に忠実で次に何がくるのかわかってしまうのですがが先が読みたくなってしまうそんな漫画です。
    多分本人の最高傑作になるであろう漫画です。
    生臭さがすごい。

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    2011年09月06日
  • 学校

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    表題作はやっぱり素晴らしい。
    何度読んでも素晴らしい。
    詩的で何だかわからないけど素晴らしいのです。

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    2011年09月06日
  • レッド 1969~1972(1)

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    今一番好きな漫画。
    しかし、少しは学生運動やマルクスの予備知識がないと、理解出来ないかもしれない。
    肌が焼け付くような緊張感のある傑作。

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    2011年03月14日
  • レッド 1969~1972(1)

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    日本赤軍、70年安保、学生闘争など言葉だけしか知らなかった昭和の歴史についてよく理解できた。生々しい表現もあるが、わかりやすいと思った。

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    2011年03月06日
  • フラグメンツ 2

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    山本直樹のマンガに出てくる人物たちは
    いつも閉塞された空間の中でセックスしている。
    家、車の中、学校、漁師小屋、田舎という閉じられた世界・・・。

    彼らはどこにも行くことができず、逃げることもできない。
    淫靡で悲哀に満ちたセックスを繰り返しては別れていく。
    ただただそれだけだ。

    それは少し情けなくもあり、やるせなくもある。
    けれど、結局のところ世界とはそういうものなのかもしれない。

    「この先、死ぬまでほかの誰かと、こんなふうに過ごし、
    こんなふうな気分になることは、もう二度とはないのだろう。
    そんなことを考えると、なんだか悲しくなってしまって、気持ち良いほど涙が出た。」
    (「肉彦くんとせん

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    2010年11月12日
  • BLUE

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    山本直樹のマンガからはいつも
    「死」の匂いがする。

    エロスとタナトス。
    生と死の欲動。

    ここではないどこかではなく
    どこでもないその場所。

    「どうせなんやかんややったって、人間は死んじゃうんだから、っていうのが自分の根底にあるんですね。(中略) 基本的に人間はしょうもないもんだし、別に何が悲しいっていうわけじゃなくても、根本的に悲しいからしょうがないよね、っていうことなんです。
    それが、僕がマンガを描く理由の、わりと中心にあるのかなっていう気がします。」
    (WIRED VISION 1999年6月 8日)

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    2010年10月21日
  • 夢で逢いましょう

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    眠り姫が天才すぎる。このひとの漫画を読むと、人の顔がのっぺらぼうにみえるくらい、精神におかしなダメージをうけるのだ

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    2010年04月26日