あらすじ
1971年、日本で革命を目指す赤色軍と革命者連盟は急接近し、『赤色連盟』を結成。銃を手にした彼らは、榛名ベースへ続々集結する。しかし、そこで展開されたのは革命への行動ではなく、『総括』と称した、立派な革命戦士になるための、各自の過去の言動に対する自己批判、相互批判の応酬だった。総括要求はエスカレートし暴力になり、大晦日にはついに伊吹が力尽きて死に至る。彼らは一体どこに向かおうとしているのか!?
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Posted by ブクログ
ひとまず『レッド』は完、しかし内容的には全く中途半端というか、まだまだこれからですね……。しかし、もし自分がこの場にいたとしてこの凶気に呑まれないという自信がない。
頑張れ!と叫びながら殴る光景に涙を流し見守る図のヤバさが本人たちには分からない。
Posted by ブクログ
感想、書きにくいなー。
「総括が足りない」というのと「非国民め」とどこが違うのか。顔の向きが違うだけで、まったく同じに見えるんだけど?
ターゲットを選んだら、因縁を付けるかのようにつるし上げ、それを全体に波及させていく。目を背けるだけで自分も疑われるという、ものすごい全体主義。それを支える、根回しのようなロジック。
8巻を見ている限りでは、指導者がクソだと集団は壊滅するということなのかなあと思いましたが、それだけではここからの先行きに説明が付けられない…。
いよいよ始まりました、なのですが、それでもなかなかカウントは上がらない。
それにしてもにおいでわかるんだな…。
続きを読みたい気持ちもあり、もうこれ以上読まなくてもいいんじゃないかという気持ちもあり…。先行きがわかっているほうがむしろ緊迫するんじゃないかと思わされる作品というのは、本当に初めての経験です。
Posted by ブクログ
年末はレッドの新刊を読むのが恒例になっています。
若松監督の映画「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」見ているのでわかってはいるけど、いよいよ酷いことになってきたなぁ。
とはいえ、ナンバリングの人が次々と消えていくのは次巻だろうけど。
Posted by ブクログ
〈完〉とあるものの、実に中途半端な所で終わるので、続く「最後の60日」「最終章」などを読まないと消化不良かも知れないが、個人的にはもうお腹いっぱい、という感じもする。序盤から中盤にかけて、実に若者らしい無計画さと正義感、恋愛を含む個人的な人間関係、そして大人社会への反発やそれと裏腹の組織的統制=軍隊への志向など、青春ドラマの要素が溢れていて、面白く読めたのだが、5巻辺りからはどうしても陰惨さが漂い、後は事件の詳細を改めて辿りなおすだけの作業と思えて気力が萎えてしまった。
永田洋子の『16の墓標』を読んでいてもこの感覚は同じで、当初の躍動感が山岳ベースの中で内向きにネジ曲がり、狂気としか思えない行動が正当化されていく。
キム氏の言うところの「正義(だからこそ)の暴走」はその通りとしても、その根底には暴走させる原因となった個人の中の悪意や性格があり、集団としてそれらが相互作用した部分が大きいと感じた。