三宅乱丈のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
繋がる
そうか。ミズキはそことも繋がるのか。
ちゃんと考えながら読めばわかるところでもあった。
しかしJの想いとは温度差がありようにも見えるけど気のせい?
「ロンロン」が元に戻るとしたら「おじさん」も戻らないと辛いが・・・ -
購入済み
ようやく
悟たちの視点から物語が。
相変わらず気は全く合っていないようだが
目的が一致しているので何とか・・・。
しかし二人を抱えて逃走なんてそもそも無理では? -
購入済み
大ボリューム
作者冲方丁の幅広い分野の作品の前端部分を集めた作品集である。とにかくSF ラノベ 時代物と対象分野が幅広く作品数も多いので大変なボリュームになっている。改めて読み返してみると、ばいばいアースから始まりマルドゥックスクランブルで頂点を迎えるSFものが私には一番しっくり来る。
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ネタバレまさか賢者が現れるとは。
そしてガラナダの部下たちも、自分の考えで動いている。
イムリだと告げられても同様しないタムニャドには
驚かされる。
賢者だと告げられ自らに問い続け、誠実に生きてきた結果だろうか。
「選択肢が与えられなければただの服従」。
賢者の言葉に選択肢を得て自分で考え行動するミーグラ。
トパロが決死の覚悟で嘘の名前を教え、
トパロが促迫される前にミーグラが撃ち。
ぎりぎりのところだがなんとか繋がっていく。
4千年前にカーマを追い出した方法。
既にカーマは負けていた。
何を信じていいかわからない気持ちになるが
時間も無く焦ってしまう。
誓いは愛する人とすることだと
少なくともイ -
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ネタバレ命令彩輪をミューバが作るというのは
ニコにとってうまい提案ではあったろうが
それで本当にデュルクの望む和平に進めるだろうか。
無理をして彩輪を作るミューバの姿が辛い。
カーマの腹黒さをよく理解し、罠かもしれぬと
常に考えてくれるガラナダが味方になってくれたのは頼もしい。
ミューバとデュルクを入れ替えているのではと思ったので
そこは期待どおりだったが
デュガロはは子供相手にも徹頭徹尾最悪だ。
なんて酷い目に遭わせるのか。
チムリもミューバも子供なのだ。
デュガロと話させてはいけなかった。
ガラナダが気付いてはくれたが、間に合うだろうか。 -
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ネタバレドネークが軍人として責任を感じるのは正しいが
自分がヘマをしたばかりに取引が行われたと考えるのは
自分にそこまでの価値があると思っている驕りだなと思う。
ミムリが薬漬けにされていたのは、再生で治るだろうか。
ガヴィドとの再会にほっとするも束の間、
酷い事になってしまった。
デュルクの本心が夢でミューバに伝わったのはせめてもの救いだ。
デュルクがそこまで覚悟していたとは。なんて辛いのだろう。
チムリは誓いにまだなれていないから、夢も見られない。
下から映像を見ただけで、次に会ったらこんな状態では本当に可哀想だ。
カーマはドネークのやったことを詫びこそすれ
更に交換条件を出せる立場では無いと思 -
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ネタバレ仲間を殺されたのに無抵抗で
殴られても耐えられるイマクと、それに従うイコル達。
敵だと確定した訳でもないのに、イムリ達はよく
彼らを攻撃できるものだ。
先制攻撃こそ防御になると思ったにしろ、
無抵抗の姿勢を示されて尚殴るのは野蛮が過ぎる。
イムリという民族がみんな善人、という話では
無いことが良くわかる。
リーダーとしてデュルクを持ち上げる癖に
なにか新しく事を起こそうという時に
相談も報告も指示を仰ぐこともしないで勝手ばかりだ。
軍隊ではないのだから仕方ないとは言え、
デュルクを持ち上げるのか勝手にやるのかどっちかにして欲しい。
前からの仲間は兎も角、最近仲間に加わった人たちは
デュルクに -
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ネタバレニコの必死さと不安定さが気になる。
デュルクが連れて行かれなかったことにはほっとした。
ミューバは許せないが、デュガロも許せない。
ガラナダは後悔しているかもしれないが
かと言って彼に他に何ができただろうか。
イマクのように一人反乱を起こすには
あまりに内に居すぎた。
ゴンガロを殺さないで済むように襲われないようにする。
武士道の考え方と同じだ。
伝説のイムリらしくしろとデュルクに言うニコ。
それも間違いではないのだが、それだけでイムリは救われない。
分かっているイムリもいるのは救いだが、
少なくともこの時点では少数派だろう。
チムリがお父さんと再会できたのは本当に良かった。
しかし不 -
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ネタバレイマクの決死の行動に気が付いてくれた人がいて、
信じてくれて良かった。
最初に出会えたのが彼で庇ってくれたことで
次へ繋がった。
それにしても急な展開なのに、一晩で一致団結して
行動できるところが凄い。
光のイコルという伝説があって信じるに足るものが
あったのだろうか。
だとしても実行に移せるところが全員凄い。
手にした銃で躊躇いなくカーマを殺していくのが
今までどんな目に遭ってきたのかとか
自分が助かるためには仕方ないとも思いつつ
しかしどこか恐ろしくも感じてしまう。
イコルたちがここから脱出するのはまず目の前の目標ではあるが
そうすることでどこまで辿り着けるのか
どこを目指せば良いのか悩 -
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ネタバレミューバの怒りがデュガロに向かうのはわかるが
なぜラルドをこんなに目に合わせるのだろう。
デュルクとの決定的な決裂の為の展開なのだろうか。
お別れなんて納得できないのに
お見送りだけで済ませられる訳はないが
イマクが戻ってこないとなると
ヴィテジのことも心配になってくる。
機転を利かせたつもりでも、促迫されたら意味がない。
トパロもどうなるのか。
運命を担うのがデュルクだけでなく、
イマクもまたその道へ踏み出すのかと思うと
怖いが期待もしてしまう。
なんでも無意味に恋愛要素を入れられると興醒めするが、
アンゾとニコが仲を深めていく様子はとても温かく素敵な光景だ。
誓いをして幸せそうでほっと -
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ネタバレでろでろしているニコとチムリが可愛らしい。
こういう顔だけ見ていたいのに。
カーマのやり方とイムリのやり方の違いを見ていると、
やはり無理矢理やるのと結果が大違いなのだなと思う。
デュルクの気持ちもわかるが、命あっての物種だ。
ニコが言いたいこともよく分かるし
結局言葉を継がないところが大人に感じる。
イムリたちのでろでろを見た後のミューバの
問答無用の促迫はもはや悲しく見えてくる。
促迫で話したことだからこそ、トパロの言葉は
信じざるを得ないのでは。
謝ることはしても良いと個人的には思うが
チムリに優しく諭してくれるニコが恰好良いし
そんなニコが涙を見せられる相手がいることに安堵する。 -
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ネタバレ虫がカメラなのを気が付いてくれて良かった。
一度みんなと合流して体勢を立て直して欲しいが
ニコは勇ましいし本当に行動力があるなと思う。
もう再生を宿せないという話なので、
防具を手に入れられたのは一安心ではある。
デュルクがミューバを心配している様子が辛いし
ミューバはどうしてももう好きにはなれないが
ガラナダからも引き離されたらどうなるのだろう。
そこは不憫には思ってしまう。
音が聞ける虫がこういう展開に繋がるとは。
ガラナダを引き離されたとは気づけても、
黒幕がデュガロだとはやはり気付けないだろう。
ガヴィドが巻き込まれることが心配で仕方ない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ双子は最期の時夢を見るというのは辛い。
知らないよりは良いのかもしれないが。
デュルクは出来ることをしているだけなのに
戦うイムリ様と持ち上げられては
背負わされるものがあまりに重過ぎる。
ニコは本当にしっかりした人だし
順番を間違えず宿せたのは良かったものの
夢が無くても道具を使い始めたことがカーマにばれてしまうのは
状況が悪くなるのではないかと不安だ。
ヴィテジは好きなキャラではなかったが
他のカーマに比べれば根っからの悪ではないように感じる。
ラルドとのことも心に残っているのだろう。
正しい行いなのかと問うシーンが印象的。
自らミムリの髪を泣きながら染める姿が悲しい。
対してデュガ -
Posted by ブクログ
ネタバレデュルクが夢に見られていないのか気になっていたので
そこは少し安心したが
ミムリが片割れだとバレてしまったのはキツ過ぎる。
ぶら下がるなら新木、とは面白い言い草。
この人でも味方になってくれることはないだろうか。
ミューバが完全な悪役になっているのは辛い。
本当のことを知る時はくるのだろうか。
デュルクをイムリたちが信じてくれるのは嬉しいが、
救世主として扱われるのもキツい。
イムリたちが名前を秘しているのが正解かと思っていたが
本当に呼び合う方が身を守れるのだろうか。
戦いを止めるという重荷を背負っているデュルク。
誰か味方になってくれるものはいないのだろうか。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ戦いたいイムリたちにハラハラするが
ニコがデュルクにあっさり頭領の座を譲るのには驚いた。
血の気も多く気も焦るのは分かるが
頭領の言うことには従って欲しい。
読者的にはチムリが的を射たことを言っているのに
聞き入れられなくてハラハラする。
ただこうやって失敗をしないことには
順番だということには辿り着けまい。
勝手に宿すなと言われたのを無視した癖に
逆ギレしてデュルクを責めるのにはうんざり。
チムリまで疑うなんてあり得ない。
ニコは流石頭領、冷静だし行動的で決断力もある。
ここで諦めたら可能性を失うのだ。
成功して良かった。
順番はあるが同じイムリでも部族によるということだろうか。
戦いを -
Posted by ブクログ
ネタバレこの漫画を読んできて初めて、
期待が良い方に叶った気がする。
デュルクが助けに来てくれて良かった。
名前を知られる=結婚なのか。
ドープがしきたりに従うと名前を教えてくれた時も
照れていた感じがあって
相当大きいことなのだろうとは思っていたが。
ドネークはなんの疑問も持たずにここまで育ってきたのだろうか。
ある意味幸せな人かもしれない。
デュルクが助けてくれてヒーロー、では終わらせてくれないのが
流石に三宅先生だ。辛い。
デュルクも自分のことで手一杯だろうし、
たまたま来てつい助けてしまっただけ。
しかし、どうせ見殺しにするなら何故助けた
という問いは確かにその通りなのだ。
ただ、デュル