三宅乱丈のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ自分たちが誇りを持てる民なのか、
それをこの先の行いによって証明していく。
それこそが我々の本当の戦い。
枯れた木は生き返らないが、
そこに新たな種を撒くしか無い。
勝者だから好きにしない、より良い未来を作っていく責任を負ったんだ。
自由という責任を全うする為に学ばなければならない。
どの言葉も涙なしに読めない。
誇りや歴史を考えない人間たちには理解できないだろうが
結局は人の生きる理由などそこに戻っていくのだ。
そこでそんな発言をしては暴行されるのでは
とヒヤヒヤしてしまうが、そこで思わず言ってしまうのが
ヴィテジの長所でもあるだろう。
彼は彼の信じる道を進み、結果トパロからガラナダに繋がって
16人のイコルを救うことになった。
ウーゾの言う通り、イムリはみんな違う暮らしをしていたのだ。
急に取りまとめるリーダーが現れただけでも不満は募るはず。
ウーゾがニコについていれくれて良かった。
デュガロはどうしても好きにはなれないが、
頭を下げて回って結果和平に貢献はしてくれたと思う。
ミューバはチムリとの交流で心から悔いて
自分のしでかしたことに向き合って、
誰にでもできることではない。
虫が仮死状態になる話を聞いてもしかしてと期待したが
なるほどそこでお話が終わるか。
きっと虫に光彩をもらって、デュルクは目を覚ますだろう。
もう手遅れな人もいるかもしれないが、
それでもそれをきっかけに、他にも助かる人はいるだろう。
もしもドープがまだ生きていて戻れたら、
今の世界を見てどんなにか驚くだろう。
素敵な終わりだった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレチムリの気持ちはわかるが、お父さんの気持ちを考えると辛い。
どうしたって互いに信用できる状況では無いのだ。
双方その場で大事なことを決め過ぎる。
これではただでさえある不満がどんどん噴出しても仕方ない。
チムリがミューバとうまくやっているのには安堵した。
賢者の奥さんもしっかりした人だ。
なのに人の愚かさといったら。
ミューバが気付いてくれていなかったら大変なことになっていた。
賢者の行為は本当に素晴らしいとは思うが、あまりの瀬戸際の綱渡りだ。
ガヴィドの生き物についての知識がきっかけになるシーンは素敵だった。
ヴィテジも大変ではあるが無事に生きていた。
確かに、知る前はできていたことが
知ったからといってできなくなるのは可笑しい。
ラルドの行いが、みんなを支えてくれている。 -
ネタバレ 購入済み
最後駆け足感がありましたが
遂に終わりましたね。
三宅乱丈先生、素晴らしい作品をありがとうございました。
最後は期待していた通りになり、大満足です。
途中、頭の中があっちゃこっちゃに飛び回り、おそらく一読しただけでは10分の1も理解出来ていないと思うので、また読み返します。
この作品は、人の意識の中心部が舞台で、色々残酷な描写もありましたが、生きる上で1番大切なものが何か、三宅先生が貫いてこられたものが凝縮された作品だなぁとしみじみ思います。
petから合わせて何度でも読み返して、味わいたいと思います。
ちなみに、三宅先生の描く女性はいつも、イマイチ笑 な女性が多かったのですが、今作は力強く美しい芯のある女性がたくさん登場して、すごく嬉しかったです。読み応えがありました。 -
購入済み
徹夜してしまった
なんと全巻99円という破格なキャンペーンやってたので、全巻一気に購入。petも無料で読ませてくれたけど、そんな大盤振る舞いしていいんかいな…
促迫とか初めて聞く言葉に最初は馴染めなかったけど、どんどん引き込まれてほぼ徹夜で読んでしまいました。
途中はミューバのあまりの闇堕ちぶりに辛くなり、20巻超えたあたりでデュルクがまさかの事になり、ニコも痛々しくて、、デュガロ大師はしぶとすぎてびっくしました。和平に向けての話し合いでも、お前はどの面下げてるんだと思っちゃったけど。
ラストの少し希望がさしてるのはいいね。チムニが幸せでありますように。 -
購入済み
おもしろい!
正直絵は好みでなく、本作独自の言葉や概念がたくさん出てきて読み始めたときどうかなと思ったが、そんなことはあっという間に気にならなくなり物語に引き込まれていった。地球ではない星を舞台にしたファンタジーではあるが、語られていることは非常に普遍的。今ある問題から目を背けるなとほほをたたかれたような気持になった。