三宅乱丈のレビュー一覧

  • イムリ 7巻

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    ネタバレ

    ミューバはあれほどデュルクを大事に思ってくれていたのに
    それでも信じるのはデュルクでは無いのだな。
    彼のせいで奴隷化されるところだったのは
    本当に恐ろしいことだが、そんな発想をする彼らでは無く
    デュルクを心から恨んでしまうのは辛い。

    カーマの色々なことが明らかになるが、ひとつも
    彼らにも事情があったのだなと同情できることがない。
    ただただ気持ちが悪い。

    予知の足が獣奴のようになっていた理由はこういうことだったか。

    イムリたちの描写の雰囲気がとても好きだ。
    広島弁や色々混ぜて使っているのだろうか。
    民族の暮らしとして読んでいたい。

    あれからどれくらいの時間が経ったのだろう。

    0
    2024年10月05日
  • イムリ 2巻

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    ネタバレ

    読んでいる間中ずっと不安がつきまとう。

    ラルドはどうやら味方と思って良さそうだ。
    度々デュルクのことを本気で心配したり微笑ましそうに
    見ていたりするのがほっとする。

    しかしやはり不穏な事件が起きてしまう。
    起きた状況にも、ひとりで逃げろと言われてもどうしたら
    という状況にも絶望してしまいそうになる。
    ラルドとイマクはどうなってしまうのか。

    ピアジェの『守る』とはそういう意味だったか。
    なんて悲しいのだろう。

    0
    2024年09月25日
  • fish - フィッシュ - 6

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     万人にはおすすめできない作品。特に絵。「会社」の社員たちはみな坊主なので最後の最後まで誰が誰だかしっかり確認しないと読めない。しかし、三宅乱丈独特の細部までしっかりと作り込まれた設定に惹きつけられる人は惹きつけられるだろう。

    1
    2024年06月20日
  • ペット リマスター・エディション 5

    購入済み

    一応

    悟のセリフで終わっていれば、未来を感じる終わりという
    ことも出来たように思うが、その後と、作者の後書きがあるため
    そうとはいかなくなってしまった。次作へ期待。

    0
    2023年10月22日
  • ペット リマスター・エディション 4

    購入済み

    伝書鳩

    林の仕掛けが紐解かれ、キーワードがつながる巻。
    しかしこれはどう見ても誰が実行犯か悟にはわかってしまう。
    悟がどうするか・・・。

    0
    2023年10月22日
  • ペット リマスター・エディション 1

    購入済み

    シンクロ

    他人の心象風景に入り込み、さらにそれを弄ることができる
    能力者達の話。描き方が独特。イムリの時も思ったが、
    猜疑心や嫉妬といった悪感情や、能力は低いのに自尊心だけ
    強いような人物を描くのが上手い。

    0
    2023年10月20日
  • fish - フィッシュ - 4

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    相変わらず面白い。でも、話が進まないな〜。絵の感じも変わった気がする。でも、三宅乱丈さんの作品はほんと好き。早く続きが読みたい

    0
    2023年01月16日
  • ペット リマスター・エディション 3

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    ネタバレ

    司がどんどん窮地に立たされていきます。3巻も面白かった。
    ヒロキが林を偶然見付けて、自分がペットと呼ばれていること、司のヤマ親が悟と同じ林だということ、司は自分のヤマ親なのに潰したことを知って悩む。それを告げると、司は悟を潰そうと言う。。
    つらすぎる。

    0
    2022年09月12日
  • ペット リマスター・エディション 2

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    ネタバレ

    司……『愛憎』が凄い。司、悟、ヒロキは全員同じ林のヤマなんだな。
    林に見付けられなければ命も無かった司にとっての林は悟より大きいんだろう、けどロンが言ってたように、そんな林を潰せる司はやっぱり怖いです。
    桂木の闇も深そう。ヒロキの能力高いな。

    0
    2022年09月08日
  • ペット リマスター・エディション 1

    匿名

    購入済み

    絵柄は好みを左右する

    ストーリーがとにかく面白い!
    面白いが故に、絵柄が正直残念です。それだけがマイナス点。この絵柄は、だいぶ好みを左右すると思うので…正直絵柄に関してはあまり好きじゃないです。線も雑だし。
    でもとにかく面白い!!

    0
    2022年06月18日
  • 秘密の新撰組 4巻

    購入済み

    怪作完結

    凄いページで終了。
    新撰組の内部抗争、攻撃性といったものが、ホールモーンの
    バランスが崩れたせいだ、という描き方が面白かった。
    別の長編でもそうだったが、三宅先生は猜疑心とか嫉妬心とか
    を描写するのが上手な方だと思った。

    0
    2021年10月28日
  • 秘密の新撰組 1巻

    購入済み

    怪作?傑作!?

    新撰組が密偵のために密かに使っていた薬の使い方を誤って、
    乳房が生えてしまった、というとんでもない設定のお話。
    これが史実に沿って進行するのだから凄い。
    生えただけでほぼ男性のままのキャラと、性格までいかにも
    女性っぽくなってしまうキャラがいて、そのさじ加減が絶妙。

    0
    2021年10月28日
  • 秘密の新撰組 3巻

    ネタバレ 購入済み

    果たして薬は

    生えたものを治す薬があると聞いて、高価ながらそれを求めようと
    なんとか秘密裏に資金を工面しようとして起こるひと騒動。
    どんどん焼けとその中での新撰組の動きが描かれている。

    0
    2021年10月28日
  • イムリ 24

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    選択肢が与えられなければそれはだたの服従だからです。うむ、賢者いいね。ジジイの動きは引き続き怪しい。

    0
    2019年02月16日
  • イムリ 23

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    ネタバレ

    チムリが覚醒者になった⁈
    デュガロが抗体を持ちながら命令したから、チムリが抗体とでろでろしたことになっちゃったのかな?
    チムリは何度も凄惨な体験している。
    カーマとイムリの過去を知ってお互い様だとカーマを許すことができるのか、共存・和平の道は彼女に託されたということか?

    0
    2018年08月17日
  • イムリ 22【電子特典つき】

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    ネタバレ

    まさかこのタイミングで⁈
    いよいよクライマックスのその前にデュルクが奴隷化。
    主人公が退場してしまった…。
    ミューバが立派な覚醒者になって、デュガロがしぶとく復活して、この一巻でいろいろありすぎた。
    どう決着をつけるのか全く予想できない。

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    2018年01月06日
  • イムリ 20巻

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    ネタバレ

    イムリ対カーマ、双方とも臨戦態勢。
    デュルクの和解への道を探したい気持ちはわかるけど…。
    犠牲が多過ぎた。恨みが深過ぎた。手に入れた力は強力だった。
    どちらかが圧勝するか、どちらも消耗して皆が厭戦気分になるまで、戦闘は続くことになるのだろう。
    イムリは本当に昔から平和的な民族だったのか?
    4000年前の戦争以前は術を使えるイムリが使えないカーマを迫害してたんじゃないかなぁ?

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    2017年02月10日
  • イムリ 19巻

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    イコルたちの反乱が始まった。侵犯術を覚え、武器を手にし、自由を求めてカーマ兵を駆逐していく。いままで虐げられていた恨みは深い。
    カーマ社会が内部から崩壊し始めました。劣勢だったイムリたちの侵攻もこれから始まるのでしょう。まさしく内憂外患。自業自得とはいえ、カーマ人が虐殺されていくのは見たくないですね…。デュルクもそれは望んでいないと思うけど。この暴虐と混沌をどう決着つけるのか…?

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    2016年08月20日
  • イムリ 16巻

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    ラルドと従者イマクの絵面に泣く。『ペット』でも描かれていたが、精神を崩壊させた者を見守る物の圧倒的な絶望と悲しみと言う図式は作者にとって永遠に尊いと考えられる関係性なのかもしれない。

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    2016年05月26日
  • 光圀伝 二

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    光圀の青年期。青臭くグレた光圀が宮本武蔵と出会い、更生します。わかりやすい展開ですが、面白かったです。おぞましいものをしっかり描けると説得力が増しますね。
    天下泰平の世。戦場を求め、武士が武士である意味を求め、力を持て余す若武者たち。しかし、憧れの戦国の世は主君も親兄弟もなく、互いに喰らい合うおぞましい時代だったのだ。天下泰平って有り難い…。

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    2015年08月10日