あらすじ
「ルーン」と「マージ」、二つの星に暮らす、三つの異なる種族。
支配民族「カーマ」、奴隷民族「イコル」、そして原住民族「イムリ」。
四千年の時を超えた三種族を巻き込んだ戦争、世界の「明日」を決める戦いは、ついに最終局面へ。
血塗られた「賢者の宮殿」に、カーマ軍の新兵器が迫る。
窮地に立たされたイムリ達の眼前に現れたのは……?
感情タグBEST3
賢者よ!
賢者が本当に正しく澄んだ心を持っていて良かった!
カーマにその想いが伝わる、心はあるのだと。
ニコと大地の誓いをするところでこの巻は終わったけど、まだなにかしらある!
たまらんっっ!!!
Posted by ブクログ
最悪の敵役デュガロの賢者教育が最高だったとは!!
賢者のお言葉が尊い…。
理想論を語っても、ありがたく拝聴することができる崇高なお人柄です。
必勝の策略を大事に育てあげた賢者に壊されるという皮肉。
最高の展開だな〜。
4千年続いた戦争を本当に終わらせることができるのか?
まだ何かありそうで怖い。
真実に耐える器を信じること
これまでの伏線を全て回収して、終末へと向かう24巻、まさに圧巻でした。
作者の本領発揮と言うところなのでしょうか。読み終えて、隙のない完璧さに、清々しさすら覚えます。
Posted by ブクログ
まさか賢者が現れるとは。
そしてガラナダの部下たちも、自分の考えで動いている。
イムリだと告げられても同様しないタムニャドには
驚かされる。
賢者だと告げられ自らに問い続け、誠実に生きてきた結果だろうか。
「選択肢が与えられなければただの服従」。
賢者の言葉に選択肢を得て自分で考え行動するミーグラ。
トパロが決死の覚悟で嘘の名前を教え、
トパロが促迫される前にミーグラが撃ち。
ぎりぎりのところだがなんとか繋がっていく。
4千年前にカーマを追い出した方法。
既にカーマは負けていた。
何を信じていいかわからない気持ちになるが
時間も無く焦ってしまう。
誓いは愛する人とすることだと
少なくともイムリは思ってきたのに、
見ず知らずの実はイムリと言われてもカーマの人間と
ニコとで儀式をするのは正直抵抗がある。
男同士でも良いのではと思ってしまうが。