あらすじ
ダヴィンチ「今月のプラチナ本」選出!2009年文化庁メディア芸術祭コミック部門優秀賞受賞!圧倒的なファンタジー世界を驚愕の創造力と構成力で描ききる、大ヒットSF巨編。対立するふたつの民族の危険な関係に、ついに「決壊」の刻が…ページをめくる手が止まらない、ファンタジー・サーガ、緊迫の第10巻!
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Posted by ブクログ
今、このSFコミックを読まないと損をする!的にすごい好き!!
益々悲壮感が増してるし、スリリングだし。
もう切なくて仕方ない…。
そして続きが気になり過ぎるのだよ…。
Posted by ブクログ
無茶苦茶面白い。
相変わらず巧妙に仕組まれた世界観と登場人物たちの実に人間味溢れるドラマがいい。いよいよ物語が大きく動き出しそうでますます目が話せない!
Posted by ブクログ
戦いたいイムリたちにハラハラするが
ニコがデュルクにあっさり頭領の座を譲るのには驚いた。
血の気も多く気も焦るのは分かるが
頭領の言うことには従って欲しい。
読者的にはチムリが的を射たことを言っているのに
聞き入れられなくてハラハラする。
ただこうやって失敗をしないことには
順番だということには辿り着けまい。
勝手に宿すなと言われたのを無視した癖に
逆ギレしてデュルクを責めるのにはうんざり。
チムリまで疑うなんてあり得ない。
ニコは流石頭領、冷静だし行動的で決断力もある。
ここで諦めたら可能性を失うのだ。
成功して良かった。
順番はあるが同じイムリでも部族によるということだろうか。
戦いを止めようとしているデュルクに対して
カーマが「戦いを始めた」と言うのは胸糞悪い。
ミューバの何も痛みを感じていないやり方も許せない。
Posted by ブクログ
新たな出会いが変化を生む。
二つの民族に挟まれた主人公はイムリ達に力を付けさせ一方的な搾取をやめさせようとしている。
かといって育ての親たるカーマ達を滅ぼされる訳にはいかないのでイムリの中ても好戦的な者と対立する。
カーマ達への対抗策になり得る「道具」は謎が多く、イムリの詩をヒントに少しずつ解き明かすも
「道具」の使い方を間違えたのか「異形化」の新たな犠牲者が出てしまう。
解き明かされる謎と「夢見」によって行き交う情報で事態の変化は常にダイナミックで次に何が起こるか分からない。