あらすじ
カーマとイムリの戦争はエスカレートをつづけ、イコルたちも支配民族カーマへの反乱を始めた。崩壊をしていく世界で、それぞれの未来は、どうなる? 文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。NHK Eテレ「浦沢直樹の漫勉」で取り上げられ大きな話題を呼んでいる、大長編SFスペクタクル・ロマン!
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Posted by ブクログ
かなり佳境…。とても面白いので沢山の人に知ってもらいたい反面、うるさいネット民に知られるくらいならアングラで熱狂的な作品になって欲しいとか気持ち悪い自分がいる(笑)
Posted by ブクログ
ニコの必死さと不安定さが気になる。
デュルクが連れて行かれなかったことにはほっとした。
ミューバは許せないが、デュガロも許せない。
ガラナダは後悔しているかもしれないが
かと言って彼に他に何ができただろうか。
イマクのように一人反乱を起こすには
あまりに内に居すぎた。
ゴンガロを殺さないで済むように襲われないようにする。
武士道の考え方と同じだ。
伝説のイムリらしくしろとデュルクに言うニコ。
それも間違いではないのだが、それだけでイムリは救われない。
分かっているイムリもいるのは救いだが、
少なくともこの時点では少数派だろう。
チムリがお父さんと再会できたのは本当に良かった。
しかし不穏な空気は続く。
デュルクがチムリには素直な気持ちを話せるのが
少しだけ救いではあった。
折角逃げてきたイコルたちを、イムリ達が
身元の確認もせずに殺してしまうのを見て
暗澹たる気持ちになった。