三宅乱丈のレビュー一覧

  • ペット リマスター・エディション 5

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    三宅乱丈が「ぶっせん」のあとに送り出したファンタジーサスペンスのリマスター版。
    当時はえらく作風が変わったことに驚いたものだった。
    この作品で三宅乱丈の才能が全て露わになったといえる。
    通常版も持ってはいるのだが、雑誌の連載の都合上中途半端に終わってしまっていたことが残念でならなかっただけに、今回のリマスターは大歓迎。
    物語は相変わらず続きを期待させるようなシーンのままで終わるのだが、余韻が全然違う。
    そして続きが気になる(笑)。
    本人は3部構成で考えていたようだが、それだけ壮大な物語。
    続き描いて欲しいなあ・・・。
    でも無理だろうな・・・。
    他人の記憶を操作できる通称ペット

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    2010年05月01日
  • イムリ 7巻

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    今いちばん続きが楽しみな漫画。
    三宅乱上が選ぶテーマは、ほんとにはずれがなく、がつーってくる。話の重厚さもさることながら、SFならではの、最初の頃にはぴんとこなかった世界の有り様が、話が進むにつれて馴染んでいく過程も至極堪能。

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    2010年04月29日
  • ペット リマスター・エディション 5

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    記憶や人格を操る超能力という設定は、小説の方が向いているかと思いきや、その人にとっての最高の思い出である「ヤマ」と最悪の「タニ」を見事な画力で描き出している。私にはとても想像出来ない、まるで天国と地獄のような情景。
    単なる超能力者同士のバトルと、彼らを操る組織の話で終わらせず、登場人物たちの激しい愛情や憎しみが物語をダイナミックに動かしている。気軽に手に取れないが、読み出したらページをめくる手が止まらない、畢生の大作。
    作者によれば、1〜5巻が3部作の第2部にあたるとのこと。第3部を楽しみに待ちたい。

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    2012年04月04日
  • イムリ 7巻

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    ハリウッドで映画化されても全く遜色のない、一大ファンタジー。この巻で第一章が終わったところなので、未読の方は是非まとめ読みを!ここまでで明らかになった布陣は以下の通り。
    先手(カーマ、呪師);攻撃は、ミューバ(双子対決!)、ルーンを凍結した力、地下に眠るイムリ兵、防御はミューバの夢、科学兵器、デュルクの関係者、不安要素は軍事系(三つ巴展開?)。
    後手(イムリ、デュルク);攻撃は、イムリ達の知識によるデュルクの成長、イムリの道具、防御はイムリ大陸の虫による科学力の無効化(カーマ対策中?)、不安要素はデュルクの足の獣奴化。

    非常に凝った世界観で、巻末と別紙で注釈がついているものの、それを参照せず

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    2010年04月12日
  • イムリ 7巻

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    巻を追うごとに面白い!!!!!

    これはもう、ここ最近で最高傑作のSFファンタジーコミック。
    隅々まで練られた世界観には喝采を贈るしかないのです。

    今回は悲しみの章。

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    2010年02月05日
  • イムリ 7巻

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    相変わらず怖いですが
    デュルクの表情がちょっと落ち着いてよかった。
    隣に並べてある六巻の彼の凶悪顔ときたら・・・。
    背表紙でわかる主人公の内面。

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    2010年06月28日
  • イムリ 7巻

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    ああもう続きどこおおおおお!?
    カーマひどい。前から思ってたけど今回から更にひどいと思った。
    ミューバ・・・

    気を抜けるところがどこにもないわ…
    またちょっと時間が経っているようだけど、この出会いでどうなるデュルク。

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    2010年01月29日
  • イムリ 6巻

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    『イコルはみんな…… あんな扱いを…!!』

    『ドープ!』
    『ぼくにかかわらせたばっかりに!! 彼にあるべきだった未来を失わせてしまった!!』 / 『俺がいつかカーマの国へ行ってイムリの為になることをするって夢を見たんだど!』

    『ドープだけじゃない!』
    『ああして すべてのイコルの未来も奪われ続けてきてたんだ!!』
    『そしてこの先もずっと…!! イコルだけでなくイムリまでをも!』

    『カーマは間違っている……』
    『絶対に間違っているのにっ!!』
    【心が感じていることに一体何の意味があるのです!?】
    『なんの意味もないじゃないか!!』
    『どれだけ感じても意味などなにもない! 僕はただ殺されたく

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    2010年01月29日
  • ユーレイ窓 1巻

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    めちゃくちゃおもしろい!短編集で、はじめはホラー、そしてどんどんギャグ。。。この絶妙のセンスと発想力に脱帽!

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    2009年12月25日
  • ユーレイ窓 1巻

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    雑誌を買ってまで応援していない、悪いファン待望の短編集。
    何と言うか、しょっぱなの作品からゾクリとさせられます。
    引き出しの広さ、多さ、そして勢いをまざまざと見せ付けられました。
    一人の人間のもつ多様性の限界に挑戦してるんじゃないかと
    妄想したくなる程度には多彩だと思います。
    もう、一生ついて行きたい。

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    2009年11月25日
  • 秘密の新撰組 1巻

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    才能が恐ろしいと言うか……その勇気に感服。
    発想が斜め上過ぎて、惚れ直す作品です。
    新撰組ってヤツに、思い入れがありすぎる人には
    全くオススメできない作品ですけど(ΦωΦ)

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    2009年10月04日
  • イムリ 1巻

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    絵は荒っぽい。話も多分荒っぽい。
    でも、この人の前にこの人はおらず、
    この人の後にこの人はいない……そんなオンリーワンな作家なのだと
    この作品で改めて知らされました。
    引き出しが広すぎる。
    そして、この「イムリ」の続きが楽しみすぎる!
    SFのような、ガチンコのファンタジーのような……
    不思議な色合い。

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    2009年10月04日
  • イムリ 6巻

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    切なすぎるわーーーーー!!!!!!

    超理不尽な世界だ…。
    ずどーんと落ちつつ…。

    続きがすごい気になる…。

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    2009年10月04日
  • イムリ 6巻

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    6巻でました! 一応あおり抜粋…。
    鬼才渾身、未曾有のSFファンタジー黙示録! 待望の6巻! 宿命が少年に授けた、恐るべき「力」―――。

    って確かにそうなんですけど、そうじゃなくって!
    やややややーっと、主人公(デュルク)が己の運命?というか宿命、というのか、置かれた状況を把握する
    緊迫の6巻!てな感じです(私論)

    ※ネタバレしますたぶん※


    異世界ファンタジー数あるなか、ここまで異世界なのは特筆すべき。
    植物違う虫違う動物違う。でもその構図と社会のなかで、
    ここまで宿命とやらに、振り回され巻き込まれ渦中に投げ出される少年がいるとは。
    しかも予言めいたカットで伏線がばんばん張られるもんで

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    2009年10月04日
  • イムリ 6巻

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    ドキドキハラハラが止まりません。
    デュルクの感情が伝わってくる迫力のある絵も良い。
    ますます面白くなってきた。
    読む前はあまりの壮大さに入り込みにくかったのですがもう病みつきのようです。
    私にしては珍しい。
    今回は…ドープがあああああ

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    2009年10月07日
  • 王様ランチ

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    三宅乱丈の漫画には、言葉で表現できないエロスが潜んでいる…乱丈さんの画って、やっぱ読み辛いと感じる人いるんだ…あの癖が色気なんだけども。『王様ランチ』なんて、あの絵あってこそのエロスだもんなぁ。従兄弟に食べ物を顔面に塗りたくって欲しい、なんて、SEXの代替行為に他ならない。キツネ目の従兄弟が女王様で、肉厚唇で鼻大きめの主人公が「いけないよ」とか言いながら「顔面出汁巻き」を欲するあの感じ…SとMの関係性に於いてのいやよやめてよ感が物凄くて。ケーキ屋の可愛い店員から買うシフォンケーキの「一人顔面シフォン」は自慰、ケーキ屋の店員の子が手作りしてくれた弁当で顔面○○に挑む二人はもはや合意の上でプレイし

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    2013年07月21日
  • 秘密の新撰組 4巻

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    三宅乱丈は天才だ。
    もし漫画好きと論戦を戦わせるのならば、三宅乱丈を好きか否か、それ以前に知ってるか否か、というところを踏み絵にしたいと思っているくらいで。
    この作品は世紀の大傑作「ぶっせん」以来の連載ギャグ漫画。
    新選組がとある秘薬でおっぱいが生えて、それに振り回されるという設定。
    昔牧瀬里穂主演で沖田総司が女だったという映画があったが(「幕末純情伝」という映画。二本立てのもう一本が「ぼくらの七日間戦争2」w)、それに似てるっちゃ似てる。
    基本的にはちゃんとみんなが知っている新選組のストーリーになっている。
    でも全ておっぱいを絡めてる。
    池田屋事件の陰におっぱい。
    土方が鬼の

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    2009年10月04日
  • イムリ 5巻

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    ほんの少しずつ核心に近づいてきたかな?の5巻。
    巻を重ねるごとに面白い…。面白くてたまらない…。
    早く続きを!!!!

    口をきくことが出来なくなったイマクの心のうちを知りたいなぁ。
    なんだか死亡フラグが立ってしまったような気が…。
    イマクラヴァーとしては今後の彼の行動が気になる所。

    何で好きになるキャラがみんな従者とか執事とかなんだろう???
    (昔からの好きキャラ傾向・笑)

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    2009年10月04日
  • イムリ 5巻

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    すばらしい!!!!!!!
    最近読んだ漫画のなかで、
    いままで読んだ漫画のなかでも、
    かなりトップクラスでぐっときた。
    こういう漫画をもっとたくさん読みたい。

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    2009年10月04日
  • イムリ 1巻

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    ぶっせんのイメージが強かったので、表紙を見てまず吃驚。
    中身を読んで、また吃驚。
    王道ファンタジーの匂いがむんむんします。
    あと、かなり長いお話になりそうな気がします。

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    2009年10月04日