三宅乱丈のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
三宅乱丈が「ぶっせん」のあとに送り出したファンタジーサスペンスのリマスター版。
当時はえらく作風が変わったことに驚いたものだった。
この作品で三宅乱丈の才能が全て露わになったといえる。
通常版も持ってはいるのだが、雑誌の連載の都合上中途半端に終わってしまっていたことが残念でならなかっただけに、今回のリマスターは大歓迎。
物語は相変わらず続きを期待させるようなシーンのままで終わるのだが、余韻が全然違う。
そして続きが気になる(笑)。
本人は3部構成で考えていたようだが、それだけ壮大な物語。
続き描いて欲しいなあ・・・。
でも無理だろうな・・・。
他人の記憶を操作できる通称ペット -
Posted by ブクログ
ハリウッドで映画化されても全く遜色のない、一大ファンタジー。この巻で第一章が終わったところなので、未読の方は是非まとめ読みを!ここまでで明らかになった布陣は以下の通り。
先手(カーマ、呪師);攻撃は、ミューバ(双子対決!)、ルーンを凍結した力、地下に眠るイムリ兵、防御はミューバの夢、科学兵器、デュルクの関係者、不安要素は軍事系(三つ巴展開?)。
後手(イムリ、デュルク);攻撃は、イムリ達の知識によるデュルクの成長、イムリの道具、防御はイムリ大陸の虫による科学力の無効化(カーマ対策中?)、不安要素はデュルクの足の獣奴化。
非常に凝った世界観で、巻末と別紙で注釈がついているものの、それを参照せず -
Posted by ブクログ
『イコルはみんな…… あんな扱いを…!!』
『ドープ!』
『ぼくにかかわらせたばっかりに!! 彼にあるべきだった未来を失わせてしまった!!』 / 『俺がいつかカーマの国へ行ってイムリの為になることをするって夢を見たんだど!』
『ドープだけじゃない!』
『ああして すべてのイコルの未来も奪われ続けてきてたんだ!!』
『そしてこの先もずっと…!! イコルだけでなくイムリまでをも!』
『カーマは間違っている……』
『絶対に間違っているのにっ!!』
【心が感じていることに一体何の意味があるのです!?】
『なんの意味もないじゃないか!!』
『どれだけ感じても意味などなにもない! 僕はただ殺されたく -
Posted by ブクログ
6巻でました! 一応あおり抜粋…。
鬼才渾身、未曾有のSFファンタジー黙示録! 待望の6巻! 宿命が少年に授けた、恐るべき「力」―――。
って確かにそうなんですけど、そうじゃなくって!
やややややーっと、主人公(デュルク)が己の運命?というか宿命、というのか、置かれた状況を把握する
緊迫の6巻!てな感じです(私論)
※ネタバレしますたぶん※
異世界ファンタジー数あるなか、ここまで異世界なのは特筆すべき。
植物違う虫違う動物違う。でもその構図と社会のなかで、
ここまで宿命とやらに、振り回され巻き込まれ渦中に投げ出される少年がいるとは。
しかも予言めいたカットで伏線がばんばん張られるもんで -
Posted by ブクログ
三宅乱丈の漫画には、言葉で表現できないエロスが潜んでいる…乱丈さんの画って、やっぱ読み辛いと感じる人いるんだ…あの癖が色気なんだけども。『王様ランチ』なんて、あの絵あってこそのエロスだもんなぁ。従兄弟に食べ物を顔面に塗りたくって欲しい、なんて、SEXの代替行為に他ならない。キツネ目の従兄弟が女王様で、肉厚唇で鼻大きめの主人公が「いけないよ」とか言いながら「顔面出汁巻き」を欲するあの感じ…SとMの関係性に於いてのいやよやめてよ感が物凄くて。ケーキ屋の可愛い店員から買うシフォンケーキの「一人顔面シフォン」は自慰、ケーキ屋の店員の子が手作りしてくれた弁当で顔面○○に挑む二人はもはや合意の上でプレイし
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Posted by ブクログ
三宅乱丈は天才だ。
もし漫画好きと論戦を戦わせるのならば、三宅乱丈を好きか否か、それ以前に知ってるか否か、というところを踏み絵にしたいと思っているくらいで。
この作品は世紀の大傑作「ぶっせん」以来の連載ギャグ漫画。
新選組がとある秘薬でおっぱいが生えて、それに振り回されるという設定。
昔牧瀬里穂主演で沖田総司が女だったという映画があったが(「幕末純情伝」という映画。二本立てのもう一本が「ぼくらの七日間戦争2」w)、それに似てるっちゃ似てる。
基本的にはちゃんとみんなが知っている新選組のストーリーになっている。
でも全ておっぱいを絡めてる。
池田屋事件の陰におっぱい。
土方が鬼の