武田砂鉄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
彼女をフェミニストにしたものはなにか。
幼い頃に田舎の封建的な暮らしで経験した家父長制の抑圧であり、
「よのなか」から女の子の身体に向けられる視線であり、
それらによる個人的な傷つき体験の数々かもしれない。
あるいは不自由極まりない、
毎月の大量出血や痛みでままならない身体そのものかもしれない。
あるいはプリキュアであり、侍女の物語であり、
マッドマックス怒りのデス・ロードやアナと雪の女王であり、
レディー・ガガや(G)I-DLEかもしれない。
そしてもちろん、私かもしれない。
『あなたのフェミはどこから?』 / 平凡社
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あなたの"フェミ”はいつ、どこから始まり -
Posted by ブクログ
男性の方が、なかなか踏み込んだテーマだとそもそも思わされてしまうということ自体意味のないことで無駄なのかもと思った。
別にこの世に生まれたからと言って特に課せられた役割や責任なんてないし、正解もないし、ライフステージなんて呼ばれるものが自分にあってもなくても自分らしく思うがままに生きていけば一番なんだろうし、そうできてないなと思っても自分がこうだと思った通りにするのが一番なんだろうなと思った。
なぜだか他の人と同じであるということを正しいとか、安心だと感じてしまいがちで、逆に自分と違う人を見つけたら、自分と同じにその人もならないと見ていて不安になるというのはあるよなと思う。ただ、自分が心配だか -
Posted by ブクログ
当時の時事への(そしてその延長線上にある今の諸々の体たらくについての)怒りが鮮度高く呼び覚まされる、と同時に、そうしたいけしゃあしゃあとした権威主義的で差別主義的で卑怯でもある数々の話法に対して高速足払いを仕掛けて転がしにかかるような軽妙な言い換えや反論の例示をしてくれるところに、時事評論連載としてのこの文章の魅力がある。
武田砂鉄的な反撃の話法が多少なりとも心の中でトレースできたら、世の中の理不尽な牽強付会について、怯まずツッコミを入れられそうだと思うが、この切れ味で食べているだけに、素人がモノマネしようとしても一朝一夕には見につかなさそうだ。 -
Posted by ブクログ
武田砂鉄さんて、勝手に女性だと思ってたら男性だったんだ!
タイトルに惹かれて、思わず手にとった。
目次をざっと見る。
・子どもがいるのか問われない
・ほら、あの人、子どもがいるから
・変化がない
・「産む」への期待
などなど、気になるものばかり。
父親目線で、母親目線で語られる作品は多く存在するけれど、父ではない目線で、母ではない目線で描かれた作品て、ほとんどない。
武田さんの、結婚はしているけれど父ではない、という、親でも子持ちでもない第三者から捉える「親・子・家族」とは。
当事者「ではない」立場から武田さんが見ている社会には、なるほど!という、気づきが多くて、わたしもこの男性優位社会