武田砂鉄のレビュー一覧

  • ナンシー関の耳大全77 ザ・ベスト・オブ「小耳にはさもう」1993-2002

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    「武田鉄矢のどこが嫌なのかを歯をくいしばって考えてみよう。」
    ナンシー関さんの、テレビについてのコラム。この一文のとおり、ナンシー関さんの文章は、テレビを見て嫌だと感じる部分をなぜ嫌なのかを掘り下げることをメインとしている。そしてその指摘が鋭すぎて残酷だったりして面白い。谷亮子の出馬を予言したりしている。

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    2018年10月16日
  • 日本の気配

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    読んでいるとだんだん辛くなってくる箇所(日本の政治家について)もありましたが、後書きの「今、いちいちこんなことを言わなくてはいけないのだ」という一文に納得しました。

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    2018年09月16日
  • 紋切型社会――言葉で固まる現代を解きほぐす

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    「全米が泣いた」「そうは言っても男は」など、日常で何気なく聞いたり目にしたり使ったりする「紋切型」の言葉が持つ曖昧さや胡散臭さなどに正面から立ち向かっていく著者の圧倒的な知識量と構成力が凄い。政治からエンタメまで幅広い分野での例を挙げながら、時に皮肉を交えて展開する持論は説得力があるし、読んでいて痛快だった!

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    2016年10月29日
  • 紋切型社会――言葉で固まる現代を解きほぐす

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    おお、頑固おやじさんだ。いやいや、隣にいないというのはこれほどありがたく面白いか。おばさんとおじさんとは大いに違うんですねえと思うがそれはそれとして、なかなかいやはや。

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    2015年11月19日
  • べつに怒ってない

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    タイトルと帯の「だからなに?」「くすっと笑える」が気になって手に取った。一度、買わずに本屋を去ったけど、やっぱり気になって購入。

    1つの話題が2ページに収まっているので、サクサク読める。電車移動や待ち時間に読むのに向いている(ただし、声に出して笑ったり、思わずニヤッと笑える話もあるので要注意)。

    後半から「あーあるある」の共感の嵐。「そんな気がする」も読みたい。

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    2026年05月16日
  • 「いきり」の構造

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    武田砂鉄さんが書くものを好んで読むようになったのは、小田嶋隆さんとの共著『災間の唄』以降。ふたりは年齢も表現のスタイルも違うんだけれど、どこか似ている。「いきり」に対しては軽く流したり放置せず、記録しておくことが有効なのかも。忘れないで言い伝えたり、きちんと検証すること。「傾聴」の重要性も改めて実感。微力だけれど、これまで以上に実践していきたい。

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    2026年05月10日
  • 「いきり」の構造

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     いつも聴いているピーター・バラカンさんのpodcast番組に著者の武田砂鉄さんがゲスト出演した際に紹介していた本です。
     武田さんの本は今までにも「マチズモを削り取れ」「べつに怒ってない」等を読んでいます。
     本書は“いきり”をキーワードに、昨今の世相について武田さん一流の感性で縦横無尽に論じたものです。そこでの指摘は首肯するところが多く、私にとっても様々な気づきがありました。

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    2026年05月08日
  • テレビ磁石

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    政治家や 評論家などはその存在がある程度の継続性を持つため その揚げ足取りとか茶化し方は一種定型化されてしまい、 つまり あまり面白みがないことになってしまう。 対してテレビに出てくる芸能人をはじめ コメンテーターや評論家 さらには(テレビに出てくる)政治家 などの一言一句は揚げ足取りに持ってこい なので新聞の4コマ漫画を読むように楽しむことができた。

    でも 本文の中で何度も言及されてるようにナンシー関ってその揚げ足取りから人間の本質に突き刺すことができていたなあと改めて感心しきりであった。

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    2026年05月05日
  • そんな気がする

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    物事を表面の見た目でやり過ごすか、ふれた感触の違和感にこだわるか。そこ触ったらあかんよ、と言われると余計に触りたくなる衝動に信条をもつ武田砂鉄の言葉はこちらに妙な協働意識が芽生えてくる。でもこちらも一度立ち止まってみる。"簡単に流されないぞ " "読者が咀嚼するタイミングまで彼は知り尽くしてるかもしれない" そうやって親近感を持つことをはばかってみせる。ところがこれこそ砂鉄の思惑かも知れぬ。

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    2026年05月04日
  • 「いきり」の構造

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    全体を無視したり、考えるを否定してとにかく言い切ったもん勝ちみたいなものを痛快に否定していて、面白かったです
    (いつも通りくどかったです)

    いきっている人は熟考しない、はパワーワードですね

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    2026年05月01日
  • NHK「100分de名著」ブックスル・ボン 群衆心理 「みんな」には騙されない

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    子供の頃から、群れるのが苦手だった。人の手を踏んでも謝らない大人たちが集まる餅投げも、わっしょいしか言えず、長時間拘束されるお神輿も、人気ゲームソフトの発売日に行列に並ぶのも。そういう自分が自分でなくなってしまいそうな環境が苦手だったのだな、とこの本を読んでいて思いました。なんにせよ、煽動者にはやりやすい世の中になってしまいましたね。

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    2026年05月01日
  • そんな気がする

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    標題作の「そんな気がする」が特に名作。
    観察からの小さな発見と妄想、それが時間経過とともに淡々と移ろう。年末特有の日常のなかに入り込んだ非日常感は楽しい。そこから突如、日常を破る天災の発生。固有名詞は一切出さない。

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    2026年04月30日
  • べつに怒ってない

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    私もそこそこ変だねって言われることあるけど、砂鉄さんのヘン度には脱帽、めちゃくちゃ楽しませてもらいました。人生なんかつまんないって言ってる友達に貸してあげよう、想像は人間がもてる無料の遊び道具だよって( ˶'ᵕ'˶)⸝‪‪‎♡

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    2026年04月26日
  • NHK「100分de名著」ブックスル・ボン 群衆心理 「みんな」には騙されない

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    群衆と連帯の違いが分かりにくかった。ハタから見ていたら群衆に見えるものも、中にいる人たちは連帯だと思っているだろうし、最初に理想があるかどうか、世の中をよく変えたいと思っているかどうかが分かれ目なら、暴走したトランプ支持者たちも、理想があり、世の中を彼らなりに良く変えたかった末の行動だったのでは?
    そういうことも含めて、考えることを止めない、誰かの意見を自分の意見としないことを肝に銘じていきたいと思わせてくれる、良い本でした。

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    2026年04月12日
  • そんな気がする

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    やはり時事批評コラムにこそ、氏の真骨頂を見てしまうんだけど、こういうちょっとしたエッセイも面白い。なるほど、そういう着眼点で見てるんだ、っていう。

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    2026年04月10日
  • わかりやすさの罪

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    わかる!その通り!と思うこともあれば、納得のいかないこともあった(他人の意見なので当たり前)
    無理に結論を出したりせず、立ち止まって考えるべし。
    与えられた選択肢に疑問を持つことから始めてみようと思う。

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    2026年04月03日
  • 父ではありませんが 第三者として考える

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    武田氏の本は好きでよく読むが、「第三者」という立場からの様々な発言は、マイクロ・アグレッションのように読めてしまった。確かに私自身「普通」とみなすことがあまりに当たり前すぎて、その前提のもとに発言したり行動したりすることがある。そこから外れていると自覚する人達から見れば、想像力が欠如した繊細さに欠ける言動のように思えるのかもしれない。そういう気づきを与えてくれることに一定の評価をしても、やはりモヤモヤした気持ちはぬぐえない。
     コスパやタイパなどと言い始めたら、絶対子供を産み育てる気にはなれないだろう。失敗を恐れていたら、子供を育てる予測不能の事態に対する恐怖を払拭できないだろう。それでも子供

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    2026年03月13日
  • 「いきり」の構造

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    考える、議論する、ということが減っている。考えなくても、検索すれば答えらしきものが出てくるから。なんでだろうね、と一緒に考える前に、スマホを開く目の前の相手。検索欄に、chat GPTに、私が相手に投げかけた質問を打ち込む。
    そんな社会で、何か話をしていると、それってあなたの感想ですよねとか、切り抜きですよね、とか言われて疲弊する。考えることをやめたくなる。諦めたくなる。話したくなくなる。だけど、それこそ相手の思うツボだと。自分で考えることが抵抗になるのならば、それをやめずにいたい。

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    2026年03月09日
  • 現代用語の基礎知識 2026

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    例年のごとく、数か月をかけて通読。読んだ傍から忘れていっているのはまあご愛嬌として、多方面的に情報を吸収できる機会は貴重。

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    2026年03月05日
  • 「いきり」の構造

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     メディアやネットの言い分を聞いていると、自分の方がおかしいのかと思わざるを得ないような感覚に陥っていたところなので、著者の言っていることを読んで、まさにこれを聞きたかったのだ、とモヤモヤがちょっとだけ晴れてきたような気がした。それにしても大変な時代になったものだ。不正を行なったり嘘をついたり節度のないことに対して野党が批判すると、「悪口」を言っているとみなされるんだから。そういう態度は権力者・強者を利するだけで、結局弱者・持たざる者が虐げられる。24年に書かれたこの本は、26年の今起きていることともぴったり符合する。
     「いきり」というのが文脈上どうにも収まりが悪いところもあったが、意見の中

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    2026年02月18日