【感想・ネタバレ】日本の気配のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2020年02月15日

最初、読みにくいな、と感じたが、それは多分、ことば、表現の細部に至るまで、著者独特の考えがあり、それが文章に現れていると最後の方は思えるようになった。こうしたライターは今時珍しいと思う。著者の苛立ち、怒りなどが無骨な形で現れており、読み手はそれを丸ごとそのまま
受け止めることが必要ではないか。

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Posted by ブクログ 2018年09月16日

読んでいるとだんだん辛くなってくる箇所(日本の政治家について)もありましたが、後書きの「今、いちいちこんなことを言わなくてはいけないのだ」という一文に納得しました。

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Posted by ブクログ 2019年11月25日

日本の気配 武田砂鉄 晶文社

あまりにスラスラと流れる言葉にのまれて
まるでエッセイでも読むように軽く読み流していしまうけれど
内容に気づくと空恐ろしい環境にしてきた自分に愕然とする

〜「空気」が支配する国から「気配」で自爆する国へ〜
忖度という空気を大事にする利他的な国だった筈のかつての日...続きを読む本文化が
その高い教養と倫理観を自由勝手な競争原理と呼ばれる経済闘争主義に
むしり取られ
今や利己的に分断された個々が気配を先取りして自縛する時代に驀進する
本来ならば国民を忖度するボランティア精神であるべき公務員が
空気を悪用して開き直る政治家を筆頭とする公務員に成り下がり
そのメッセージの気配に依存するメディアを鵜呑みにする国民に陥る
こうした姿をあぶり出すフィールドワークがここに集約されている

暴力的でえげつないお笑いに落ち込んでいるテレビを見ない私のは
知らない名前や流行り言葉が沢山出てくるので浦島太郎気味になるが
この本が現状を垣間見るチャンスともなる

全てが建前社会で見え透いた本音が隠されていることを前提とする環境
建前とした民主主義を忘れて資本主義の自由勝手な競争が
民主主義の対等性から成る自在性だと思い込んでいる現状に唖然とする一方で
蜘蛛の巣のような依存心が蔓延してしる社会で
身動きが取れないことに悲鳴を上げるしかない恐ろしさ

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Posted by ブクログ 2018年11月02日

武田砂鉄さんのエッセイ。政治家の発言や、それを報じるメディアの姿勢、芸能人が使う言葉や、ファンとの距離感など、いまの日本に漂う「気配」の不気味さについて論じている。やはり世間に対して常に怒ってるくらいがちょうどよく自分を保てるのかもしれない。気配を感じとりすぎるとどうしても無理がでてくる。反骨精神を...続きを読む忘れないようにしたい。

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Posted by ブクログ 2018年10月23日

すっきり する!
「快刀乱麻を断つ」という言葉が
そのまんま 鮮やかに当てはまる

なんだ こいつ!
もおーっ ええ加減しろ!
あんたは 何様だ!

この国に存在する
魑魅魍魎のような輩を
ばった ばった と
なぎ倒していく感じが
たまらなく 快感である

ームカつくものに
 ムカつくというのを
 ...続きを読む忘れたくない

本当に その通りだ

ー個人が物申せば 
 社会の輪郭はボヤけない

「記憶は弱者にあり」
マルセ太郎さんがよく
おっしゃっていた言葉だ

この時代だからこそ
ますます 黙ってしまっては
いけない

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Posted by ブクログ 2018年10月18日

いろんなことにいちいち違和感や怒りを感じ、「ちょっとおかしいのではないか」といちいち言うことは、もしかしたらうるさがられるのかもしれない。
でも、日々違和感や怒りを感じるセンサーみたいなものを研ぎ澄ませておかなければ、この国で自分の生きたいように生きられなくなってしまうような気がする。
わたしはわた...続きを読むしの生きたいように生きたいし、わたしにとって大切な人たちにも生きたいように生きてほしい。

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Posted by ブクログ 2018年10月02日

いま、最も勢いのあるライターさんではないでしょうか。
3年前、「紋切型社会 言葉で固まる現代を解きほぐす」を読んで、結構打ちのめされました。
本作も楽しく読みました。
山本七平の「空気の研究」は有名ですが、空気以前の「気配」を読むというのですから尋常ではありません。
切れ味鋭い文章で、常人ならスルー...続きを読むする諸問題に突っ込みを入れていくのが痛快。
政治家や著名人、それにコミュニケーション至上主義に、独自の切り口で「それは違うぞ」と異議を唱えます。
たとえば、トランプの数々の女性蔑視を放置してきたイヴァンカの講演を聴いた後、安倍首相は「世界中の女性たちが立ち上がれば、世界のさまざまな課題はきっと解決できる」と述べた件。
「この方々の女性活躍のイメージが、引き続きドリーミングであることがわかる」とは、何という皮肉でしょう。
既に忘れ去られた存在になってしまいましたが、ショーンKについては、こんなふうに述べています。
「私たちが日頃眺めているものは、常に『ショーンK』状態であると認識する必要がある。流行りの『マスゴミ』批判をいくつか覗くと、そこで規定されている正しいマスコミ像があまりにもピュアで、その理解のほうが危ういのではないか、という気にもさせられる。ショーンKは異分子ではなく、分子が可視化されただけなのである」
卓見と思います。
個人的なことですが、自分は、いつ、どこで、道を踏み外すか分からないといつも考えています。
だって、世に数多ある小説を読めば、いつ自分が道を踏み外すか分かったものじゃありません。
どんなに自分が気をつけていても、環境によっては容易に転落します。
ですから、SNSなどで「自分こそ正義」みたいな投稿を読むと、ひやひやしてしまいます。
武田さんは、通信傍受の拡大が盛り込まれた刑事司法改革関連法について、こんなふうに言います。
「なぜ『あ、どうぞどうぞ、監視してください』と体を差し出すのか。自分は絶対に正義の側に居続けるという自覚を捨てるべきである。そんなものは些細なきっかけで反転する。『どうぞ監視してくれ』は誰にとっても稚拙な態度である。」
我が意を得たりです。
このたび、ノーベル医学生理学賞を受賞した本庶佑さんではありませんが、「簡単には信じない」ということを、今一度、肝に銘じたいと、本書を読んで思ったのでした。

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Posted by ブクログ 2018年06月17日

空気を読むということの怖さや周りに合わせる風潮を風刺している1冊。この本を読んで思ったのが、自分の考え方が世間の空気に左右されている感が強いこと。自分で考えたつもりでもどこかで誰かが発したコメントが軸になっていたり。何かを判断するときは自分の軸をしっかり考えていこうと思う。

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Posted by ブクログ 2018年05月02日

とりあえず考えてみること安易に決めつけないこと
誰かに自分の主語を渡さないこと
違和感と自分の感情を大切にして見過ごさないこと
とりあえず言葉にすること

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Posted by ブクログ 2019年07月13日

日々ニュースを見ていて思う、嫌な・ムカつく感じに、なぜそう感じるのかという過程を書いている。かなり共感できる。
全体として政治に関するものが多い。ここ数年でどれだけのめちゃくちゃが通ってきたか(そしてそれを忘れてきたか)を再認識することになるので、読んでいてムカムカしてくるが、ちゃんとムカつくこと、...続きを読むおかしいと言い続けることは大切だと思う。

僕はこの人のもっどどうでもいいことに関する文章の方がすきかもしれない。

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Posted by ブクログ 2019年05月30日

誰しも、うっすらと感づいている日本のおかしさ。こうやってひとまとめになっていると、とんでもない人達によって日本は「経営」されているのが分かる。目をそらさずに意見し続けることを諦めないのが大事だとおもうが、その声は確実に消去されるんだろう。

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Posted by ブクログ 2019年03月24日

主張的に私の思うところにかなり沿っている……んだけど、なかなか読みにくい文調だった。 あとがきによれば武田氏は「ズルい」って言葉をよく使うといわれるとか。「うまいことやってる奴」が嫌いだとか。やっぱり自分とよく似てる。そして屁理屈こねるところも。そんな私の近親憎悪(?)というか自分を見ているような恥...続きを読むずかしさが読みにくくさせていたのかなあ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年12月21日

さまざまなことについての評論。
一見、読み易そうなテーマ…と思いきや読むのにけっこう頑張らないとだめだった。
でも、ほとんど理解できなかったかも…。
著者が秋元康が嫌いってのはわかったけど。

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