武田砂鉄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ母として、父として、出産や育児を語る本はたくさんあるけど、これは父ではない立場から結婚や出産についていろんな角度から考えた本。
第一印象としてはフェミニスト視点の本(でだいすき)だ!と思ったんだけど、勝手に型にはめたくもないな、とよくよく考えると「男尊女卑なヘルジャパンに警鐘を鳴らす人」「社会の中で当然のように居座る"普通"を、本当に"普通"なのか?って考えられる人」という印象を受けたからだったんだと思う。
結婚や子どもを持つことが普通っていうこの社会で生きてると、結婚しないこと・子どもを持たないことには理由がいるからめんどくさい....
正直「子ども -
Posted by ブクログ
マジョリティから見えづらい立場にいる人びとにも必ず意見はあり、その声をぞんざいな対応でかき消すと多様性は失われ、民主的な社会から遠ざかり全体主義が跋扈する。”~でない” “~しない” という一見消極性を帯びているようでも “そうでない” ひとつの選択肢であり、それをなかなか認めようとしない世情は、優位を絶対的価値として置いてしまう競争社会に通底する。なぜ比べるのか、無いものをなぜ足りないと拙速にジャッジするのか、現在見ている角度をほんの少し変えるだけでその答えは見つかるかもしれない。筆者武田砂鉄の文章にそのヒントがある。分からなかったことをほんの少し分かるのは好奇心の賜物であり、その “少し”
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砂鉄さんは好きなコメンテーターで、
この本で彼が言うことはよくわかる。
「普通」ってなんだ、
子育てするのが普通の夫婦なのか!
普通なんてないんだ。
といいたいのだと。
確かに、結婚「できない」男女が増え、
子供を持たない夫婦も増えている。
夫婦子供二人が標準家族、
何てのは昔の話。
独り世帯が多数、という現実はある。
普通なんてないのだ。
ただ、、、子供のことになると、
素直にそうだそうだと言い切れない自分がいる。
自分に子がいるから?孫がいるから?
そうかもしれない。
しかし、それ以前に、
どこかしら、
人は何のために生きているのか、
というところで、
次の世代につなぐため
とい -
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父ではない
産んだことも、育てたこともない。ということ。それに付随するいろいろ。
とにかく、「普通」の価値観を押し付けないでほしいし、「普通」であることが万人にとって幸せであるわけではない。「普通」から外れても幸せなことを、「普通」の人は想像しないんだろうか。
砂鉄さんの本も何冊か読んで、ラジオも時々聴いていたら、あれ、この本読んだことあるっけ??というどこかで聞いたことのある話が出てくる。それぐらい、同じことばっかり言っている。繰り返し言うことの大切さ。一度じゃ忘れることもあるし、その時々によって響き方も違う。考えてみれば当たり前のことが一向に当たり前にならないので、何度も同じことを繰り返 -
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武田砂鉄さんがラジオでお話しされているのは聴いたことがあったけど著者を読むのは初めて。頭をぐるぐる回転させながら読んだ。
・当事者じゃなくても、「第三者という当事者」の視点から考えることが必要じゃないか。
・子どもがいる人、いない人、欲しいと思ってる人、思っていない人、みんなそれぞれ立場が違うのだからそれぞれの立場で考えればいい。子どもがいる人を基準にするのはおかしい。
・「子どもがいない人には分からない」という言葉の暴力性
共感したり、反省したり、自分を肯定してもらった気持ちになったり、読んでよかった一冊でした。
改めて、自分が一番世間でいう「普通」にとらわれてしまっているんだなぁと思う。
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Posted by ブクログ
多数派であるから正解だと思っている人や、属性で決めつけられることが何より嫌いである。
それなのに、当事者であるだけでその意見は重要視されるはずだとか、「普通は」を隠れ蓑にして多数派の正義を振りかざしていたかもと、あれこれの言動を思い返して落ち込む。
そして、あとがきに書かれている担当者とのやり取り、「互いに『確かにそう思います』『いや、そうは思いませんけど』を繰り返しながら、この本がここまでたどり着きました。」
なんて健全なのだろう。いろんなコメントを見るたびに、あるテーマとか人物とか特定のものに対して、全否定か全肯定のどちらかが圧倒的に多くて息苦しさを感じていた。自分で考えることを放棄してい -
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ライター武田砂鉄さんの著書を初めて読んだ。
武田砂鉄さんを知ったのはラジオだった。言葉を選んで、しっかり話す方だなあと好印象を持ったものだった。
父ではない立場の、父ではない主張がしっかり届いた。私は母ではなく、子供もおらず、結婚もしていないので、世の中の普通に焦ることもあるのだが、武田さんほどは感じ考えることなく生きてきた。もしかしたら、私は世の中の普通ではないくせに、人に普通を押し付けた言動をとったことがあったかもしれないなと思った。
読み進めていくと、武田さんのことをこの人めんどくさいな、こんなに敏感に感じていたら、考えていたら、生きづらいだろうにと思った。このように日々感じた「んっ -
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ある友人から子育てについて相談を受けた時の事。私はこう思うよ、と伝えた後、思い切って聞いてみた。
「私は子供がいてないから、私が言った事、子供もいて無いのに何が分かるん?っていう気持ちにならへんかなっていつも気になるねん。」
すると友人は
「全然思わへん。子供がいる人は、自分の子育ての経験を持ち出したり、自分と比べたりするから、寧ろ子供のいないmukumiの意見の方が冷静な感じがしていいねん。」
そう言われて、ちょっと嬉しくて、いい友人を持ったな、と思った。
私の事も公平にみてくれてるんだなと。
私は子供がいない事、結婚してない事にいつも負い目を感じて生きて来た。
時折、結婚していない芸能人