堀正岳のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
iPhoneでたての頃の、ライフハックブロガーの文体とか思想とか大好きな私にとっては、本書は良書だった。堀さんはその潮流の中心にいらした方と認識している。
ノートをどう書き、どう思考するかがまとまってる。「夢かなえよう系ノート術 女著者」みたいな押し付けがましさはないので、老若男女問わずに読めるのが素晴らしい。ノートや手帳について語る本で、そういう思想的にフラットな本は少なくなってきたので、その意味でも貴重な一冊。
引用の多い本は比較的良書であることが多いが、この本もそう。さまざまな映画や小説、洋書の中にある「ノートやリストのエピソード」も引用してくるあたり、著者の教養深さを感じさせられる。(読み手にとっては嫌味と捉える人も居そうだけど、私は好きだった)
●なんでもリストにしていい、遊び心のあるリストを作ってもいい
→「なぜロサンゼルスが好きか」「なぜロサンゼルスが嫌いか」「今週私が子供に叫んでしまった5つのこと」のようなユーモアいるリストを作っていい。
★これはあまり自分がやってこなかったことだけど、書くハードルを下げるのにいいトレーニングにもなりそうだし、自分を知るのに良い問いを立てる練習にもなりそう。
●ブログや本も結局箇条書きの集合体
→事前情報などから、あらかじめ箇条書きで目次立てておく。すると、書く前から情報がどのような流れで書き出され、どんな印象を与えるか予測できる。結果的に、記事を素早く、イメージ通りで作成できることにつながる。
●一人の人間の中に複数の個性を認める「分人思想」by平野啓一郎
→固定の「私」という人格が存在するのではなく、仕事と向き合う時の自分、家族と向き合う時の自分、知らない人と向き合う時の自分…というように、「私」なるものは複数の「分人」のパッチワークであるとする考え方のこと
→「分人」同士で考え方に矛盾が生じる(仕事したい自分vs家庭を大事にしたい自分)なので結局はバランスである。自己内の分人の矛盾を可視化しておくことに価値がある
★セルフマップは作成してみたいし、やってみてよかったら、みんなに紹介してみて一緒にやってみたいと思った!
★平野啓一郎も読んでみたい! -
Posted by ブクログ
リストには必ずタイトルをつけること
「私は知っている」リスト
リスト用のノート ロディアのブロックメモ№11と16.
ロルバーンノート=リングノート5ミリ方眼
ロイトトゥルム/モレスキン 5ミリ方眼
リーガルパッド
コクヨ情報カードシカー10、30の裏面
測量手帳
週次レビュー=毎週見直す。
紙とデジタルを使い分ける。
Wordのアウトラインモード、
dynakist、woekflowy アウトラインプロセッサー。
電車の待ち時間専用のリストを作る=英語記事のリンクなど。
リストに書いたこと以外はやらない=6つを重要な順番にこなすだけ。
1-3-5リストでタスクを整理する=1は最重要、3は重要、5は雑用。5は、1や3に取り掛かりずらいときの逃げ道。雑用をこなして仕事をした気にならない。
タスクは細分化する。そのままで手を付けられればそのままでよい。
一枚の紙の左側に、やるべきリスト、右側には、突発的に入ってきた仕事、割り込み、思いついたこと、を書く。
デジタルの利点はリマインダー、通知機能。
Todoist、omnifocus
タスクは振りだす=大きなタスクから小さなタスクを振り出す=細分化する。
一年の抱負は、四半期に分ける。
ブレインダンプで頭の中を吐き出す。
人生のリストを個人、家庭、仕事、頭の中、などにわける。
行動を起こしたいもの、将来の希望、にわける。
時間方向に分類する。
すぐに行動がとれない場合の保管場所
トリガーリストでブレインダンプを定期的に行う。初回のブレインダンプを参考にして。
EvernoteやScrapboxで、webページをリスト化する。
markdownエディター
自己分析のための二つの質問=私は何が好きか、私は何を選ぶか。
自分だけのTOP10リストをつくる。本、音楽など。
YES/NOリストは、決断のためのツールではなく、すべての可能性を考えるためのリスト。
バケツリスト=生涯の夢を買いたリストのこと。いつか叶えたいことではなく、ちょっと頑張れば可能なこと
やらないことリストをつくる。自由を手放すのではなく、自分の決断を受け入れること。できない、ではなく、しない、という自分の意志の表れ。
自分の時間の使い道のためのルール。
フランクリンの13の徳目。
パーソナルクレドをつくる。
クレドとは、自分の信じる道、のこと。 -
Posted by ブクログ
感覚的には、頭の中をすべて書き出すGTDからもう一歩進んで、リストの中で生きていくための方法が書いてある。特に仕事と限定されているわけではなく、自分を深く理解するためにどのようにリストを活用すればいいか、道標のようなものだ。
どうしてもリストと言うとTODOリストを思い浮かべてしまうが、ただぼんやりとしたものを書くリストっていうのも必要だろうなと思っていたところにこの本がきて、腑に落ちた。
ブレインダンプ、バケツリスト、パーソナルクレド、といった、心を深く読み込んでいくためにも、文章で書くよりリストで書き出したほうがスッキリできそう。
落ち着いたら、ブレインダンプやってみるかな(という項目もバケツリストに加えるべきかw) -
Posted by ブクログ
●漠然と考えてることについて、頭の外に出して対峙しよう、不安なことも、夢もはっきりするよ
●箇条書きでいいよ、それが何についてなのかをはっきりさせよう
という主旨。
気になることをすべて書き出してみるGTDや、アウトライン、Evernoteの方法も豊富。
ここから個人的な◎ポイント↓
●仏教の十二縁起や、キリスト教の問答、万葉集もリストで表現されている
→この視点面白い。たしかにそう。わかりやすさにリストは有効
●各章トビラの、昔の人のリストが楽しい
ex) 歌手マドンナの私的なやることリスト、結婚前に読むべき本のリストなど
●ウンベルト=エコのキュレーションした、リストについての展覧会
→どんな展覧会だったか調べること
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Posted by ブクログ
知的生産とは、インプットを基に自分の考えで再構成したり新たなものを加えてアウトプットすることだという。仕事柄、アウトプットを日々することが求められているが、それに必要な心構え、インプットを適切に自分の引き出しにしまっておく方法などがよくわかる。本書の中でも挙げられていてよく分かった例は、読書・映画鑑賞は知的生産ではなく、演奏・文筆は知的生産であるという。梅棹氏の「知的生産の技術」で挙げられた京大ノート・小札による整理術をベースに、現代に利用できるEvernoteなどの使い方は参考になる。個人的にはEvernoteではなく、OneNoteを使っているが、同じような使い方を実践してみようと思った。
さらに、知的生産を通して、代替不可能な存在になることの大切さがふれられていた。本当にそうありたいと思った。「誰でもいい」「いなくなってもすぐに代わりがいる」ではなく、「いないと困る」存在になりたい。そのためには、アウトプットを日々積み重ねる努力が必要だと感じた。