堀正岳のレビュー一覧
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"この本は、「モレスキン」というノートの活用術を紹介したもの。この本のユニークな点は、モレスキンというノートがあるから、これを活用して何をしようか?を考えたもの。まさに、モレスキン好きの人のために書いた本。
ノートは道具・文房具である。どんなものを使おうが、どうでもいい話。ノートはノートである。
モレスキンの価格もノートにしては高額だろう。
とはいえ、モレスキンには使ってみたくなる不思議な魅力がある。私もメモ帳として活用している。この本に紹介されたように美しく使えたらいいなぁとも思う。
モレスキンを使って何を実現するかは、人それぞれ。
人生応援の書?(大げさかなぁ)ともいえる本。&q -
Posted by ブクログ
梅棹忠夫先生の「知的生産の技術」をインターネット時代でどう活用するかを紹介した一冊。
「知的生産」とは梅棹先生が生み出した言葉で、「誰もが新しい情報を生み出し、体系化し、新しい価値を生み出すこと」と定義されている。
現代では、インターネットを使って情報を誰でも発信できるようになっているが、「知的生産」のためには、どんな情報をどのように探し、選び、自分の琴線に触れたものをどう表現していくのか?が重要。
それを本書では“センス”と表現しているが、
「一人称」の情報を繰り返し自分自身にフィードバックさせてゆくうちに、情報に対する感度は研ぎ澄まされていきます。(P179)
日々繰り返し意識して実行する -
Posted by ブクログ
モレスキンは、フランスで愛用されてきた黒革のノートをもとに、現在はイタリアのMOLESKIN社が復刻し作っているノート。
携帯性に優れ、丈夫、使うほどに手に馴染む黒革、余計な装飾のないノート。ファンも多く、オイラも愛用しています。だがしかし、Ruled Notebookソフトカバー、ポケットサイズが1冊2000円(税抜)と高い。高い分だけ活用しなければ。
そういうわけで、そのモレスキンノートの使い方、活用術が載っているこの本。
読み始めて、徐々に、あっ、オイラには無理だという気持ちになりました。ユビキタス・キャプチャー、毎日レビュー、週次レビュー。活用するため、1日15分、週末時間 -
Posted by ブクログ
前作「モレスキン『伝説のノート』活用術」が出たあと、モレスキンを愛用している多くの人から使い方についての意見があったそうです。
それらの個性的な多様なモレスキンの活用法を紹介する目的でこの本が作られています。
前作の仕事術をテーマにしたサイト「Lifehacking.jp」の堀さん、モレスキンファンサイト「Moleskenery.jp」の中牟田さんに加えモレスキンを通し生き方・哲学・思想を語るブログ「blanq_text」の高谷さんで様々なモレスキンユーザーからモレスキンの使い方をインタビューして書かれた本。
61人のモレスキンノートが紹介されていましたが、それぞれ個性的でした。
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Posted by ブクログ
ネタバレモレスキンにかぎらず、持ち歩き手帳ならどれでも活用出来るテクニックが詰まった一冊。
とくに、タグとかアナログメモの「検索性」向上のためのテクニックに関してが、一番基本的なことがわかりやすくまとまっていたので、雑多に情報が詰まっている状態のノートをなんとかしたい人には、まずこれをみて手法の索引をするといいかと。
私がこの本を一言で表現するなら、スケジュール帳の呪縛から解き放たれる記録法。
学生としては、スケジュール帳があると助かった…逆に、スケジュール帳だけでなんとかなったのだけども、研究だとかなんとか、少しずつ社会人生活に近づくにつれ、スケジュール以外にも記録すべき情報が増える増える…(だ -
Posted by ブクログ
名著として名高い故・梅田忠夫氏が約50年前に著した「知的生産の技術」を現在のデジタル環境を踏まえて再解釈した一冊。
原著は目を通したことがある程度だが、本著を読めばそのエッセンスを感じることができる。
「知的生産」というと随分敷居が高いことのように感じてしまうが、まずは既存のコンテンツの模倣でもよく、そこに自分なりの解釈を加えながら、少しでも新しいものになってくれば良いという、本書での言葉には励まされる。
その「自分なりの解釈」という点が、本書のタイトルにもある「センス」。
「センス」は何らかのアウトプットをして、世間からのフィードバックを受けながら(インプット)培われるものだという。 -
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