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Posted by ブクログ
良書、平易で分かりやすかったと思います。
リスト=箇条書き まさに仕事の基本、思考の基本として、「リスト」の魔法といっています。リストをうまく活用できれば、それこそ、仕事と自分を変えると、著者はいっているのです。
気になったことは以下です
■リストにはいろんなリストがある
やることリスト
ブレインダンプのリスト
チェックリスト
構造化のリスト
バケツリスト
■頭の中を書き出すリスト
・気持ちがすっきりとする スッキリ化 頭の中の心配事をリストにすることで不安が和らぎ、心理的になれる効果
・考えごとをハッキリとさせる ハッキリ化 頭の中の思考をリストにすることで考えを具体的な言葉で整理し、記憶しきれないディティールを逃さないことで得られる効果
■リストの力を引き出せるシーン
① いまやるべきことを整理する
② いつかやるべきことを把握する
③ 読んだ本を忘れず、解像度の高い思考に手が届く
④ 自分の内面を分析して、自己表現に活かす
⑤ 夢や目標を具体的にイメージする
■リストを書く際に大事なのは、自分にとって気持ちよく書けて、見直しやすいパターンを作っておくこと
□ チェックボックス ⇒ ☑ ■
行間と文字の大きさでリストの雰囲気は変わる ⇒ 行間6mm B罫 7mm A罫
用紙は片面だけ使うこと、裏に続けてかかないこと
アウトライン 字下げで構造を表現する
リストにタイトルをつけること
■リストの内容の書き方
① すでに分かっていることを書く
② まだ意識していないことを引き出す
■やることリスト(=To Do List)
やるべきことをすべてはっきりと整理する
緊急なもの、そうでないものを区別する
チェックボックスを先頭につける
絶対やるものだけを集約させて少なくするほうが効果がある
■SMART
S Specific 具体的に
M Measurable 定量的な
A Attainable 実現可能な
R Relevant 意義がある
T Time-bound 時間が区切られている
■割り込み制御するためのリスト
①ペンディングリスト 懸案事項を一旦メモしておく
②それまでやっていた作業をいったんセーブするためのメモ
■やることリストを転記するときの注意
①そのタスクはいつまでに実行するのか
②タスクの終了条件は変化していないか、目標が高すぎないか
③そのタスクの実行を阻んでいる他のタスクは
④タスクの表現を変えるか、複数のタスクに分割したほうがいいのでは
■リストをデジタルで管理するメリット
①大量のタスクの管理がらく
②コンテキストや需要度で検索できる
③忘れないように通知できる
④情報を同期させて常に持ち歩ける
■より長期の目標やタスクを管理する
①緊急なものは重要でなく
②重要なものはけっして緊急ではない
■心配事から解放してくれるリスト
・エクスプレッシブ・ライティング 悲しい出来事、トラウマを少し時間を置いて紙に書きとる
・ストレスを下げるための2つのリスト
① ブレインダンプ 考えることがありすぎると疲れるので、頭のなかのタスクを書き出す
・ブレインダンプで問題を大まかにとらえる
・ゆるやかなグループを作る
・中規模なグループを作って目的を明らかにする
・具体的なアクションを定義する
トリガーリスト ブレインダンプを書く前のもやもやを引き出すためのきっかけ(トリガー)を書くリスト
② チェックリスト 取り返しのつかない間違いを防ぐためのもの
・急所を探す
・小さなミスが大きな影響を及ぼす場所を探す
・チェックリストをチェックするタイミングを確認する
・他人に見てもらって、漏れがないかを確認する
・チェックリストを試行し、さらに見直しをかけていく
■リストをつかった深い思考
・思考のためのリストとは、考えたことをあやふやな状態で放置するのでなく、具体的にどういう思考なのか、何と関係しているのかといった点をハッキリ化すること
① 構造化 本質的な骨子を抜き出し、その全体をとらえる
② 情報処理 情報を適切に分類して扱いやすいところまで切り分ける
③ 立体化 複数の情報を1つの方針のもとに構成しなおす
④ 解像度 表現を細分化して、ものごとをより正確にとらえる
■やらないことリスト
・なにをすべきかというリストに加えて、何をしないのかというリストを作る 「Not to do リスト」
目次
はじめに リストの中で生きよう
本書内容の「見取り図」
第1章 「スッキリスト」と「ハッキリスト」
第2章 基本リストの作り方
第3章 仕事をラクにするリストの使い方
第4章 心配事から解放してくれるリスト
第5章 思考と記憶を拡張するリスト
第6章 自分をより深く知るためのリスト
第7章 夢を叶えるためのリスト
おわりに
参考文献
ISBN:9784041087848
出版社:KADOKAWA
判型:A5変
ページ数:288ページ
定価:1500円(本体)
発売日:2020年01月24日初版発行
Posted by ブクログ
リストの作り方や使い方を説明するだけでなく、リストを使うことで得られることにも言及した本。後半は人生論的かなと思ったけど、そこを夢中で読みました。
Posted by ブクログ
リストの作り方。とってもわかりやすかった。リストを作ると「気持ちがスッキリする」「考え事をハッキリさせる」この2つ。実際に本を読みながら、今気になっていることを書き出してみた。自分がしないといけないことが明確になる。それをもとに、次に計画を詳細に決めていこうという気持ちにもなった。
トリガーリストもぜひ作っていきたい。トリガーリストは、他にすることはない?や5分でできるリストを作っている?など疑問系で作る。仕事、家庭、雑用など大きな分類ごとに作っておき、定期的に見直す。こうすることで、日々のリスト作りの際にも時短を目指せる。なるほど!
NotTodoリストも大事。しなかったではなく、しないことを選んでいくという。やらないことを決めて人生に余裕を生み出す。しないことを決めるってほんと大事なのに、ついつい考えずにのんべんだらりとやらなくていいこともやっているなと思う。
Posted by ブクログ
GoogleのカレンダーとTODOリストを連動させてタスク管理してますが、忙しくなるほどリスト更新を怠ってしまうことに悩んでいたため購読。
テクニックというより、やはり『タスク管理を何より優先することが結果として効率(成果)に繋がる』という決意じみたことを再確認できました。
Posted by ブクログ
この本読んでインスパイアされて、仕事関係でいくつかのリストを作ってみた。なんか効率が上がったような気がする。
ブレインダンプに興味津々。関連書籍をいくつかポチった。
長い文章書く時も、リスト形式で短文をいくつも書いて組み合わせるという方法なら、書きやすいかなと思った。仕事で報告書や、放送大学の論文書く時にやってみよう。
てことで、この感想も箇条書きで書いてみました。
Posted by ブクログ
iPhoneでたての頃の、ライフハックブロガーの文体とか思想とか大好きな私にとっては、本書は良書だった。堀さんはその潮流の中心にいらした方と認識している。
ノートをどう書き、どう思考するかがまとまってる。「夢かなえよう系ノート術 女著者」みたいな押し付けがましさはないので、老若男女問わずに読めるのが素晴らしい。ノートや手帳について語る本で、そういう思想的にフラットな本は少なくなってきたので、その意味でも貴重な一冊。
引用の多い本は比較的良書であることが多いが、この本もそう。さまざまな映画や小説、洋書の中にある「ノートやリストのエピソード」も引用してくるあたり、著者の教養深さを感じさせられる。(読み手にとっては嫌味と捉える人も居そうだけど、私は好きだった)
●なんでもリストにしていい、遊び心のあるリストを作ってもいい
→「なぜロサンゼルスが好きか」「なぜロサンゼルスが嫌いか」「今週私が子供に叫んでしまった5つのこと」のようなユーモアいるリストを作っていい。
★これはあまり自分がやってこなかったことだけど、書くハードルを下げるのにいいトレーニングにもなりそうだし、自分を知るのに良い問いを立てる練習にもなりそう。
●ブログや本も結局箇条書きの集合体
→事前情報などから、あらかじめ箇条書きで目次立てておく。すると、書く前から情報がどのような流れで書き出され、どんな印象を与えるか予測できる。結果的に、記事を素早く、イメージ通りで作成できることにつながる。
●一人の人間の中に複数の個性を認める「分人思想」by平野啓一郎
→固定の「私」という人格が存在するのではなく、仕事と向き合う時の自分、家族と向き合う時の自分、知らない人と向き合う時の自分…というように、「私」なるものは複数の「分人」のパッチワークであるとする考え方のこと
→「分人」同士で考え方に矛盾が生じる(仕事したい自分vs家庭を大事にしたい自分)なので結局はバランスである。自己内の分人の矛盾を可視化しておくことに価値がある
★セルフマップは作成してみたいし、やってみてよかったら、みんなに紹介してみて一緒にやってみたいと思った!
★平野啓一郎も読んでみたい!
Posted by ブクログ
リストには必ずタイトルをつけること
「私は知っている」リスト
リスト用のノート ロディアのブロックメモ№11と16.
ロルバーンノート=リングノート5ミリ方眼
ロイトトゥルム/モレスキン 5ミリ方眼
リーガルパッド
コクヨ情報カードシカー10、30の裏面
測量手帳
週次レビュー=毎週見直す。
紙とデジタルを使い分ける。
Wordのアウトラインモード、
dynakist、woekflowy アウトラインプロセッサー。
電車の待ち時間専用のリストを作る=英語記事のリンクなど。
リストに書いたこと以外はやらない=6つを重要な順番にこなすだけ。
1-3-5リストでタスクを整理する=1は最重要、3は重要、5は雑用。5は、1や3に取り掛かりずらいときの逃げ道。雑用をこなして仕事をした気にならない。
タスクは細分化する。そのままで手を付けられればそのままでよい。
一枚の紙の左側に、やるべきリスト、右側には、突発的に入ってきた仕事、割り込み、思いついたこと、を書く。
デジタルの利点はリマインダー、通知機能。
Todoist、omnifocus
タスクは振りだす=大きなタスクから小さなタスクを振り出す=細分化する。
一年の抱負は、四半期に分ける。
ブレインダンプで頭の中を吐き出す。
人生のリストを個人、家庭、仕事、頭の中、などにわける。
行動を起こしたいもの、将来の希望、にわける。
時間方向に分類する。
すぐに行動がとれない場合の保管場所
トリガーリストでブレインダンプを定期的に行う。初回のブレインダンプを参考にして。
EvernoteやScrapboxで、webページをリスト化する。
markdownエディター
自己分析のための二つの質問=私は何が好きか、私は何を選ぶか。
自分だけのTOP10リストをつくる。本、音楽など。
YES/NOリストは、決断のためのツールではなく、すべての可能性を考えるためのリスト。
バケツリスト=生涯の夢を買いたリストのこと。いつか叶えたいことではなく、ちょっと頑張れば可能なこと
やらないことリストをつくる。自由を手放すのではなく、自分の決断を受け入れること。できない、ではなく、しない、という自分の意志の表れ。
自分の時間の使い道のためのルール。
フランクリンの13の徳目。
パーソナルクレドをつくる。
クレドとは、自分の信じる道、のこと。
Posted by ブクログ
題名に引かれて前々からチェックしていた一冊
実際書店でパラパラと覗いてみて面白そうだったので購読
中身は本当リスト化することの利点が書いてあり
すぐ実行に移しやすい
紙とペンがあれば誰にでもできる
ただのto doリストだけではなく
仕事面や精神面など多方面からのアプローチ
少し「メモの魔力」と似た内容だった
ただ、メモの魔力の方が熱く語られている感じがする
こちらはよりスマートで詳細にまとめられている
内容はとても満足
しかし、重要な点のマーキングが少なく感じた
字も小さめで少し読みにくかったので星4つ
Posted by ブクログ
感覚的には、頭の中をすべて書き出すGTDからもう一歩進んで、リストの中で生きていくための方法が書いてある。特に仕事と限定されているわけではなく、自分を深く理解するためにどのようにリストを活用すればいいか、道標のようなものだ。
どうしてもリストと言うとTODOリストを思い浮かべてしまうが、ただぼんやりとしたものを書くリストっていうのも必要だろうなと思っていたところにこの本がきて、腑に落ちた。
ブレインダンプ、バケツリスト、パーソナルクレド、といった、心を深く読み込んでいくためにも、文章で書くよりリストで書き出したほうがスッキリできそう。
落ち着いたら、ブレインダンプやってみるかな(という項目もバケツリストに加えるべきかw)
Posted by ブクログ
●漠然と考えてることについて、頭の外に出して対峙しよう、不安なことも、夢もはっきりするよ
●箇条書きでいいよ、それが何についてなのかをはっきりさせよう
という主旨。
気になることをすべて書き出してみるGTDや、アウトライン、Evernoteの方法も豊富。
ここから個人的な◎ポイント↓
●仏教の十二縁起や、キリスト教の問答、万葉集もリストで表現されている
→この視点面白い。たしかにそう。わかりやすさにリストは有効
●各章トビラの、昔の人のリストが楽しい
ex) 歌手マドンナの私的なやることリスト、結婚前に読むべき本のリストなど
●ウンベルト=エコのキュレーションした、リストについての展覧会
→どんな展覧会だったか調べること
Posted by ブクログ
Twitterで発売を知り、購入。
普段仕事等でTo doリストを作っているので、3章はストレートに特に伝わってきた。そのときの気分などによって書き具合は変わるというのは変じゃないと知れたのも個人的に大きかった。
他の章で紹介されていたリストにも、取り組んでみたい。
Posted by ブクログ
ブログ「Lifehacking.jp」主宰の著者によるリストの効用と活用法について書かれた本。
リストと一口に言っても、買い物リストから人生の目標リストまで幅広くあるが、いずれも俯瞰して見ることができると言うのが大きなポイントであると言える。
本書でもさまざまなリストの種類や作り方、タスク管理の手法であるGTDについて言及しているが、著者の過去作品に比べるとどこか物足りない感じがする。
これまでにリストを作ったことがない、リスト作りが得意でないという人には一読の価値はあると思う。個人的には長年GTDの手法を使ってきたせいか、あまり目新しさを感じなかった。