若木未生のレビュー一覧
-
-
-
ネタバレ 購入済み
聞いてみたかった
オーヴァークロームの音楽を聞いてみたかった。昔からずっと。
関係性とか知ってるから、TB好きだけど多分音楽性としてはオーヴァークロームの方が好みだという感じがする。
それはともかく、先生は本当に才能の塊で一人で音楽ができるけれど、だからといって先生の理想とするバンドの音って一人では出せないんだろうな。
完成した音が頭の中に鳴っていてそれを産み出そうとして結局どこまで妥協できるかといったアーティストがいたけど、先生もそのパターンかな。と思ったのですが、結局妥協じゃなくて進化させるのがTBだと思います。
やっぱり聞いてみたかったかも。 -
-
Posted by ブクログ
梶原景時からの視点で描かれた、頼朝と義経の物語。有名な弁慶の立ち往生などの描写はなく、義経の自害はさらりと一行ほどで終わっている。
義経が頼朝からの寵愛をいかに渇望していたかを中心に描かれている。
義経は、戦略には長けても、政治的な知恵も策略もなく、故に他人に対する気遣いもない。傍若無人にも見えるし、無邪気で子供染みてもいる。
戦が無ければ役に立たないし、敵に回せばただ厄介な奴でしかない。
頼朝は初めから、義経を利用することしか考えていなかったのだろうと思わせる。
景時がそうなるように讒言した、とは歴史的な見解だけれど、それを外して景時が主役の視点から見た本作では、ただ、頼朝は人情をもた -
ネタバレ 購入済み
祝、完結!
小学生の頃に天使はうまく踊れないを読んでから32年。完結を見届けられて良かったです。あの頃読んでたコバルト文庫で完結していない話が多すぎるなか、忘れず完結させてくれたことにとても感謝したいです。途中せつなくなり、何回も泣きました。読後余韻にひたりながらも、諒がポケットに集めていた玉はどうなったのかな?とか残党狩りするにしても術力はいつまでもつのかな?進路は?とか冴子が将来子供を産む宣言した割に仲があまり進展しなかったなとか気になるところも色々ありました。ハイスクールじゃなくなった彼らの人生の続きを是非読みたいです。
-
懐かしい
希沙良好きさんが他にもいらっしゃるみたいで嬉しいです。
昔紙で読んでました。
希沙良の出生に纏わる家族の話、それ故の十九郎との関係は読んでて切なくなりました。
皆幸せになって欲しいと思える作品です。
十九郎の名前の由来はウケましたw