若木未生のレビュー一覧

  • ハイスクール・オーラバスター 天使はうまく踊れない

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    実は中学生の頃、大好きでオーラバシリーズを読み漁っていました。マンガも買っていたんですが、いつの間に辞めてしまいました。でも、小説は続編が出ていたんですね!ちょっと感動。

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    2009年10月04日
  • ハイスクール・オーラバスター 星を堕すもの 前編

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     意外と、シリーズ中1番心の支えになる一冊かもしれない。「信じて超えるしかない」っていうのがあまりにも日常生活に適応出来すぎてね。希沙良いいよね。

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    2009年10月04日
  • グラスハート (4) 楽園の涯

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    オーヴァークロームとの対決。周囲がいらぬ気を使ったから起きた気がしなくもない。いい音楽が世の中に供給されたから、結果オーライでしょう。と藤谷っぽいことを言いたくなる。いらぬ感情の摩擦とか消耗とか、音楽以外のしがらみまでくっついてきたらちょっとやるせない。初々しさがあって。このバンド始動したばっかだった。こちとら数十年のつきあいだから、うっかりすっかり忘れる。尚の高校時代のエピをくっつけることで、見え方が変わってくるから。新装版も悪くない。個人的にはトモタカ何してるのー、土岐くんは生きてるーって思う。

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    2025年12月14日
  • グラスハート (3) ムーン・シャイン

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    嵐が丘の間にムーンシャインがくるだけで、結構イメージ変わるんだって新鮮な驚きがある。ネトフリは結構嵐が丘のエピから構成されてるけれど、ビミョーに違うから、同じものとしてみると違和感あるけれど、別ものだったらあれはあれだ。西条の不屈の精神だったり、愚かでまっすぐなところとか。ドラム叩かせたら、ドラム屋さんになっちゃうところとか。全部ひっくるめて好きだ。藤谷センセーの困ったちゃんぶりも、高岡くんの面倒味のいい兄貴なところも、坂本くんの繊細でグラスハートなところも全部。やっぱり好きだ。

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    2025年11月25日
  • グラスハート (2) あたらしい朝

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    野音のステージが終わった後、CDデビューの準備に取り掛かるテン・ブランク。
    そんな中、朱音は外出先で見知らぬ女性から生卵をぶつけられ、罵倒される――。

    やたらキャラ立ちのいい、ひと癖もふた癖もある登場人物たちが生き生きと繰り広げる会話劇が心地良い!
    朱音の負けん気の強さが頼もしいし、坂本君の繊細さ、高岡さんのバランス感覚の良さ、それぞれ嚙み合わなさ過ぎて楽しい。
    藤谷さんが、天才アーティストならではの奇矯さと、シビアで真っ当な音楽ビジネス感覚を両立(?)させてるのが何だかアンバランスで可笑しい。

    朱音のドラムが「走る」音を言葉で表現していて、その迫力に圧倒されました。

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    2025年10月06日
  • GLASS HEART グラスハート

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    なんかつまらなかった。
    うちわ受けめたいな感じで。
    文字だけで音楽を表現するのは無理があるってことか。
    若者にはいいのかなぁ。
    描写や表現的には問題なし。

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    2025年08月27日
  • GLASS HEART グラスハート

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    Netflixでハマって活字で読みたくなった!
    藤谷直季が音楽以外がダメダメで佐藤健くんカッコよすぎって感じちゃって、あと坂本くんと桐哉が西条朱音を好きやなぁ〜もう青春!
    でも映像の方が断然いいなぁ〜音楽物小説家って曲がイメージしにくい
    Netflixで見たからなんとなく分かるけど、歌詞を並べても良さが伝わらないのが難点

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    2025年08月18日
  • GLASS HEART グラスハート

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    Netflixでドラマ化されるのでその前に読もうと
    置いたまま1年経った、、、
    慌てて読み始めたが、この会話ばかりの書き方?に
    ついていけない感じ。
    ドラマ化うんぬんがなければ
    読んで無いかな、、、、

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    2025年08月13日
  • いくつかの太陽

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    いくつかの太陽の後に収録されていた『AGE』
    これに高岡尚が出ていたことに初めて気がついた!
    コバルト文庫の大賞受賞作を集めた短編集があり、若木未生ファンだった私はそのデビュー作?である、AGEを読んだことがあったけれど…
    当時好きだったハイスクール・オーラバスターとかの作風とは違って、等身大の高校生の日常を描いた作品にそこまで惹かれず、読み流していたのだと思う

    いやー、びっくり


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    2024年06月01日
  • ハイスクール・オーラバスター オメガの空葬

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    ネタバレ

    正直に言えば十九郎周りの話は読んでいて苦しくなるばかりだ。
    彼の気持ちを思えばどれだけ辛いかとも思う反面
    いつかこういう日が来ることは分かっていたことであり
    道者四人衆からすれば贅沢な悩みとも言えると思ってしまう。
    周りからすれば術力があろうがなかろうが、十九郎の価値がそれで変わるわけではないのに
    信用されていないような気持ちにもなってしまう。
    「助けてくれ」ではなく「助けに行けない」と言われてしまう希沙良もまた
    気の毒だと思うのだ。
    西城敦が出てくると安心するし、彼といるなら大丈夫、と希沙良が信用しているのは
    なんだか心温まるところだった。

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    2024年05月31日
  • GLASS HEART グラスハート

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    ネタバレ

    中高生の時にハマっていたシリーズ

    少し前に完結をしたと噂で耳にし、今度、佐藤健君のプロデュースでドラマ化されるという話を聞いてびっくりした
    途中までは読んでいたけれど、どうせなら最初からと思って手に取る

    懐かしい~!
    昔はふわっとしか読めていなかった謎めいた言葉も
    今はこういうことを意味していたのだなと分かるところもあり

    30年くらい前の作品だけれど、今も十分楽しめるなと思った

    ちなみにドラマのキャスト
    西城朱音 オーディションっで選ばれた新人さん?
    藤谷直季 佐藤健 (佐藤健くんは好きだけど…。とらえどころのない雰囲気を持つ、この難しい役どころを、しかも実年齢よりも10歳くらい若く音

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    2024年04月12日
  • われ清盛にあらず 源平天涯抄

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    いつの世にも、ちょっと斜に構えて、世の中を冷めた目で見ていた人間がいたんだな、という感想だった。「めんどくさい」と言いながら、結局、時代の流れには逆らえないのが、現実だというのも、いつの世にも変わらない。

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    2023年10月22日
  • ゆめのつるぎ 少年源頼朝の巻

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    最近、小説を読んでいなくて分厚い本を読むのも難しいからとウォーミングアップ的に借りた本。作者も知っているし、少女小説だし、薄いし、と思ったのが間違い。

    まだお父さんたちが生きていて、清盛も健在な頃の若い頼朝の話。

    この間、「鎌倉殿の十三人」という大河を見たところだったので、頼朝については少しは知っていたが、それはこの後の話。
    梶原景時が出てきたのは何となく嬉しかったな。

    この話はどこへ進むんだろう?どこから面白くなるんだろう?と思っている間に終わってしまった…
    面白みが分からなかった…

    そういえば、「ハイスクールオーラバスター」にしろ、少年たちの心の機微といったものを理解するのは苦手だ

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    2023年07月31日
  • 永劫回帰ステルス 九十九号室にワトスンはいるのか?

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    「グラスハート」は好きだったんだよなあ、若木未生。
    今回は1冊かけたプロローグだったので、次作をちゃんと読みたい。

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    2023年02月26日
  • 永劫回帰ステルス 九十九号室にワトスンはいるのか?

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    キャラがキャラキャラしくて(?)割と最後の方までとっつきにくかったけど、最終的に少しはワクワクした。シリーズが続くのかな。

    哲学とか心理学とかも触れていけそうな話。

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    2023年01月09日
  • 戦をせんとや生まれけむ

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    源頼朝と義経の話なんですが、大体が義経よりの話が多い中これは頼朝側からの視点。家来13人衆といわれた中の梶原景時が語り部となって物語は進んでいきます。
    創作では義経がとにかく強くてかっこよくてでも兄に裏切られる悲劇のヒーローみたいなものがほとんどですが、これは兄に認められたい愚直な人物として描かれています。そして頼朝が洞察力にも優れた為政者と。
    そのあたりはとても興味深く読めましたが、それ以外はいまいち。史実を下敷きに「こういうことがあった」というくらいの印象。そもそも本作のように頼朝が洞察力とか人心掌握に長けていたのだとしても、結局義経の暴走を止められていないのは同じことなわけだし。
    結局、

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    2022年06月02日
  • 戦をせんとや生まれけむ

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    鎌倉源平大河ロマン!
    13人衆一の洞察力に優れた武士梶原景時が見つめた、
    峻烈の人頼朝×戦の申し子義経
    乱世の光と影、そして生と死。なぜ兄は弟を拒絶したのか? 武者たちの世が拓かれた時―
    天は晴れ、潮の匂いが濃かった。しかし濃密な潮風をもってしても拭い消せぬ異臭が、浜に置かれた黒漆の櫃からは溢れ漂っていた。義経の首級は美酒に浸され、櫃に封じこめられているのだった。(ぶざまではないか。みじめではないか)景時の胸にこみあげるものは、不思議な怒りであった。(あれほどの天賦の才を……)景時は、くやしかった。なぜ、九郎義経は、死ななければならなかったのか。(本文より)
    これまで義経を讒言した悪役とされて

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    2022年04月11日
  • ゆめのつるぎ 少年源頼朝の巻

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    平家が栄える頃の源頼朝のお話

    平治の乱前後のことを書いている

    詳しく知らないから
    ちょいと難しめだったなー

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    2020年04月25日
  • 永劫回帰ステルス 九十九号室にワトスンはいるのか?

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    哲学とかオカルトとかそこらへんの色々なものが混ざったミステリ風小説。本格系ではないんだけど好き嫌いで言えばわりと好きな話だった。結構登場人物のディティールも好みだし探偵役が卑屈すぎるというか自己評価が低すぎて面倒な性格になってるところもキャラとしてはあり。ただ謎の解決が机上の空論というか脳みその中だけで解決しちゃってるのがあくまでミステリ風という感じだった。続編が来るなら読みたいと思う。

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    2019年10月11日
  • ハイスクール・オーラバスター・リファインド 白月の挽歌 the confessor

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    ようやっと里見の物語が終わった。
    まさか『オメガの空葬』から11年も、前作の『天の聖痕』からも4年も待たされるなんて思ってませんでした。
    しかもこんなガッツリ続き物の話を(笑)。

    次作から斎伽忍の物語が始まるようですね。
    果たしてあと何年で終わるのか……。

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    2015年12月19日